注釈描画機能が付いた動画キャプチャーツール!「VSDC Free Screen Recorder」。
VSDC Free Screen Recorder
VSDC Free Screen Recorder
注釈描画機能が付いたデスクトップキャプチャーツール。
デスクトップ内の任意の領域を、AVI 形式の動画ファイルとして録画してくれるデスクトップレコーダーです。
動画や音声を任意の
コーデック
で圧縮保存する機能や、マウスクリックを可視化させる機能、ホットキー、キャプチャ領域内に、フリーハンド線 / 直線 / 矢印付きの直線 / 矩形 / 楕円 を描画したりする機能 などが付いています。
「VSDC Free Screen Recorder」は、注釈描画機能付きのデスクトップキャプチャーツールです。
マウスドラッグで指定した領域内の動作風景を、AVI 形式の動画ファイルとして記録することができる... という動画キャプチャーツールで、キャプチャ領域内に
- フリーハンド線
- 直線 / 矢印付きの直線 (一端 or 両端)
- 矩形
- 楕円
ハイクオリティな注釈を付けられる感じではありませんが、描画する線 / 図形 の太さや色 は一応自由に設定できるようになっています。
加えて、マウスの左クリック / 右クリック を可視化させる機能も付いてたりするため※1、そこそこそれっぽい動画を作ることができると思います。
1 クリックした時に、マウス位置にサークルエフェクトが合成されるようにすることができる。
(大きくなるサークル / 小さくなるサークル)
デスクトップの音声を録音する際には、マウスのクリック音やキータイプ音を合成することも可能。
尚、録画した動画は任意のビデオコーデック / オーディオコーデック で圧縮することができ、また映像や音声の品質もある程度設定できるようになっています。
(フレームレート、サンプルレート、音声のチャンネル数など)
“ ただ動作内容を録画するだけではなく、わかりやすい説明も入れたい ” と感じている人におすすめです。
使い方は以下のとおり。
- 「ScreenRecorder.exe」を実行します。
(「ScreenRecorder」フォルダ内に入っています) - 設定画面
が表示されます。
最初に、上部の「Result video format」欄で、動画を圧縮する際に使用するコーデックの設定を行います。
「Native」にチェックを入れると、動画を無圧縮で記録することができます。
(動画サイズが巨大になるので注意)
システムにインストールされているコーデックを使用したい場合は、「Custom」にチェックを入れて右側の「Settings」ボタンをクリック → 「Video and audio format's settings」というパネル が表示されるので、適宜動画品質の設定を行います。
「Video and audio format's settings」パネルでは、- Video codec - ビデオコーデック
- Resolution※2 - 動画の解像度
- Width x Height - 横 x 縦 サイズ
- Framerate - フレームレート
- Audio codec - オーディオコーデック
- Audio format - 音声品質
2 解像度を特に固定せず、キャプチャ枠のサイズにしたい場合は、「Native resolution」を選択する。
(「Width x Height」欄は設定しなくてよい)
コーデックの設定は、「Video codec」「Audio codec」欄の隣にある「Settings」ボタンから行えるようになっています。 - コーデックの設定等が終わったら、画面中段の「Destination path」欄でキャプチャされた動画の出力先フォルダを設定します。
(「Browse」ボタンを押して指定する) - 一番下の「Hotkeys」欄で、
- Pause / Resume - 一時停止 / 再開
- End recording - 録画停止
(それぞれの欄をクリックし、実際にホットキーを押してみる) - 画面上部のタブを、「Video and audio sources」に切り替えます。
- まず、上部の「Video settings」欄で
- Monitor number - 録画対象とするモニタ
- Screen recording with cursor - マウスカーソルも録画する
- Use overlays - マウスクリックを可視化する
マウスクリックの可視化に関しては、隣の「Settings」ボタンを押すことで- Type of click drawing - 左クリック時に合成するエフェクト
- Circle in - 外側から内側へ小さくなるサークル
- Filled circle in - 外側から内側へ小さくなるサークル(中塗り)
- Circle out - 内側から外側へ大きくなるサークル
- Filled circle out - 内側から外側へ大きくなるサークル(中塗り)
- Drawing color - サークルの色
- Left mouse button - 左クリック
- Right mouse button - 右クリック
(サークルの色や、サークルが消えるまでの時間 も設定可)
ついでに、- Record mouse clicks sounds - マウスクリックの音を合成する
- Record keystrokes sounds - キータイプの音を合成する
3 マイク音声などを録音する時は、これらオプションのチェックを外しても音は記録される。 - 音声も録音したい場合は、下の「Audio settings」欄で
- Audio capture device - 録音対象のデバイス
- Audio input - 入力音
- Audio input level - 音声の入力レベル
- Audio input balance - バランス
録音を行わない場合は、「Audio capture device」欄で「Do not record audio」を選択します。
動画 / 音声 の品質等を設定
マウスクリックや音声デバイスの設定
-
録画の実行
- 設定画面の右下にある「Start recording」ボタンをクリック。
- キャプチャ枠
が表示されます。
これの中央にある をドラッグし、キャプチャしたい部分に枠を移動させます。
デスクトップ全体を録画する時は、 ボタンをクリックします※4。
4 録画実行時には、操作パネル が表示される。
デスクトップ全体をキャプチャする場合で、この操作パネルを表示させたくない時は、「Show panel at full screen」のチェックを外しておく。
ただし、チェックを外すと、ホットキーか タスクトレイアイコンの右クリックメニュー からでしか録画を停止できなくなるので注意。 - キャプチャ枠の枠部分をドラッグし、枠のサイズを調整しておきます。
- 準備が整ったら、キャプチャ枠の左上にある ボタンをクリックします。
- キャプチャが開始されます。
キャプチャを一時停止する時は、操作パネル の左側にある「Pause」ボタンを押します。
(再開する時は、「Resume」ボタンをクリック)
キャプチャを終了する時は、「Stop」ボタンをクリックします。
ホットキーを設定しておいた場合は、もちろんホットキーで操作を行ってもOK。
タスクトレイアイコンの右クリックメニュー からも、各種操作を行えるようになっています。 - 注釈を描画したい時は、操作パネル の右端にある「Start drawing」ボタンをクリックします。
- 操作パネル下部のボタンが押せるようになります。
ここでは、- Pencil - フリーハンド線
- Line - 直線
- Simple line 直線
- Line with arrow - 矢印付き直線
- Line with double arrow - 両端に矢印が付いた直線
- Rectangle - 矩形
- Ellipse - 楕円
- ○ pixels - 線の太さ
- Color - 線の色
- Clear - 描画内容の消去 といったツールを使い、キャプチャ領域内に線や図形を書き込むことができます。
- 録画を停止する時は、操作パネルの左にある「Stop」ボタンをクリックします。
- 「Recording is completed!」というダイアログが表示されたら作業完了です。
録画された動画が、設定しておいたフォルダ内に保存されています。
注釈の描画
ちなみに、「Finish drawing」ボタンを押すと、描画モードが終了して描画内容がクリアされます。
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