フォルダ間の差分ファイルを、特定のフォルダ内にコピー or 移動!「Saboon!」。
Saboon!
指定したフォルダ間の差分ファイルを、特定のフォルダ内にコピー or 移動 してくれるソフト。
二つのフォルダ内にあるデータを比較し、内容が異なるものを特定フォルダ内に “ 階層構造を保ったまま ” コピー or 移動 できるようにしてくれます。
“ 更新日時が異なる同名のファイル ” のみをコピー or 移動 させる機能や、処理するファイルの拡張子を限定する機能、処理の内容をシミュレートする機能... などが付いています。
「Saboon!」は、フォルダ間の差分ファイル取得ツールです。
「A」というフォルダと「B」というフォルダを比較し※1、内容が異なるものを「C」フォルダ内※2 にコピー or 移動 させるという差分抽出ツールで、差分のファイルを「A」「B」以外のフォルダ内にも送れるところが最大の特徴。
(差分のファイルは、 “ 階層構造を保ったまま ” コピー or 移動 される)
1
ファイル名 / ファイルサイズ / 更新日時 を比較する。
2
「B」フォルダ内に、差分ファイルをコピー or 移動 させることもできる。
処理の際には、特定の拡張子をもつファイルだけをコピー or 移動 させることもできるようになっていて、また “ 更新日時が異なる同名ファイル ” のみをコピー or 移動 させる動作モードも付いていたりします※3。
3
「逆Saboon !」という動作モード。
フォルダ間の差分を取得する際にはもちろん、バックアップツールとしても使えるかと思います。
使い方は以下のとおり。
このソフトを利用するには、「.NET Framework 3.5」
をインストールしている必要があります。
- 「Saboon.exe」を実行します。
- 一番上の「参照元」欄で、 “ 比較元 ” のフォルダを指定します。
(「参照元」ボタンを押すと、「フォルダの参照」ダイアログが表示される)
ここのフォームに、フォルダを直接ドラッグ&ドロップしてもOK です。
(フォームに、フォルダパスを貼り付けてもOK ) - すぐ下の「参照先」欄で、 “ 比較対象 ” のフォルダを設定します。
- フォルダ間の差分ファイルを、別のフォルダ内にコピー or 移動 させたい場合は、少し下の方にある「保存先を参照先と同じ場所にする」オプションのチェックを外し、「保存先」欄で差分ファイルの出力先フォルダを指定しておきます※4。
4 「保存先」フォルダ内にコピー or 移動 されるのは、「参照元」欄で指定したフォルダ内のファイル。
(「参照先」フォルダは、比較対象のために用いられるフォルダ)
差分分のファイルを「参照先」フォルダ内にそのままコピー or 移動 させたい場合は、「保存先を参照先と同じ場所にする」にチェックを入れておきます。 - その他、
- ログを保存先に保存する
- 一致したファイルだけを処理する(逆Saboon ! )
- フォルダだけをコピーする
- 処理する拡張子を限定する※5
5 ワイルドカードなどは使わず、拡張子のみ(ドットも含めない)を入力する。
ついでに、右側の欄で “ 保存先に、同名のファイルがあった場合の対処方法 ” も指定しておくとよいでしょう。 - 設定が終わったら、画面左上にある「コピー」「移動」のどちらかにチェックを入れておきます。
- あとは、中段にある「実行」ボタンを押せばOK※6。
差分ファイルの検出&コピー or 移動 処理が開始されます。
6 処理内容を、事前にシミュレーションすることもできる。
「シミュレーション」ボタンを押すと、コピー or 移動 されるファイルが、下部のログウィンドウに表示される。
(実際には、コピー or 移動 されていない)
尚、ログウィンドウ上でダブルクリックすると、ログの内容をコピーすることができます。
その他、設定内容をエクスポート(ファイルとして保存)/ インポート(読み込み)する機能も付いています.
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