Pixia

Pixia の概要や使い方を紹介しています

Pixia を紹介しているページです

珍しいフィルタもあるペイントソフト「Pixia」。

Pixia
3.56 / 555 票)
制作者 丸岡 勇夫
対応 10/11
バージョン 6.62b
更新日時 2024-10-07
ファイルサイズ 45.1 MB

Pixia

MDI 型の高機能ペイントソフト。
濃度や密度を調整することができるブラシ、補完ブラシ、フィルタブラシ、クローンブラシ、フリーハンドなベジェ曲線、スプライン曲線、レイヤー、指定した領域への描画を禁止する “ マスク ” 、近似した色領域を半自動で選択していける “ ワイヤー ” 、選択領域のベジェ化、マジックワンド、テクスチャ塗り、色調補正、明るさ補正、プラグインにより追加可能なフィルタ効果、画像の回転 / 反転... 等々の機能が付いています。

Pixiaは、多機能なペイントソフトです。
国内だけに留まらず、海外でも高い評価を受けている高機能グラフィックツールで、非常に多くの

  • 描画機能
  • 領域選択機能
  • フィルタ機能
を搭載しているところが最大の特徴。
インターフェースが少々独特なため、パッと見はややとっつきにくいような印象もありますが、実際に使ってみると操作性は中々よいです。
対応しているフォーマットは、BMP / GIF / JPG / PNG / TIF / DIB / ICO / PICT / PSD / PXA / RGB / TGA / MPO。
(ファイルを出力する際は、これに eps も加わる)

この「Pixia」では、以下のようなツールを使って絵を描いていくことができます。

  • フリーハンド(補完) - 補完ブラシ
    なめらかで綺麗な線を描くことができる。
  • フリーハンド - ブラシ
  • 範囲選択(矩形) - 領域選択(矩形)
  • 範囲選択(直線) - 領域選択(直線)
  • 範囲選択(円) - 領域選択(円)
  • 範囲選択(多角形) - 領域選択(多角形)
  • 範囲選択(連続直線) - 領域選択(連続直線)
  • 範囲選択(スプライン曲線) - 領域選択(スプライン曲線)
  • ベジェ曲線 - 領域選択(ベジェ曲線)
  • フリーベジェ曲線 - 領域選択(フリーベジェ曲線)
    ベジェ曲線を、フリーハンドで描画していくことができるツール。
  • ワイヤー - 領域選択(ワイヤー)
    クリックした地点と近似している色領域を、マウスオーバーのみで選択していけるようにするツール。
  • 閉領域 - 閉領域
    クリックした地点の色と同系色の色領域を、一発で選択状態にしてくれるツール。
  • 中塗り矩形 - 中塗り矩形
  • 中塗り楕円 - 中塗り楕円
  • 中塗り多角形 - 中塗り多角形
  • 中塗り閉領域 - 中塗り閉領域
  • 矩形描画 - 矩形描画
  • 直線描画 - 直線描画
  • 楕円描画 - 楕円描画
  • 多角形描画 - 多角形描画
  • 連続直線描画 - 連続直線描画
  • スプライン曲線描画 - スプライン曲線描画
  • ワイヤー描画 - ワイヤー描画
  • 範囲選択解除 - 領域選択解除
  • 領域外の表示 - 領域外の表示方法指定
    範囲指定した領域 “ 以外 ” の部分を、どのように表示するのかを選択(切り替え)することができる。
  • 塗りつぶし - 塗りつぶし
  • 線描画 - 選択領域の枠を塗る
  • テキスト描画 - テキスト描画
    影付き、中抜き(エッジのみ)の文字 にすることも可。
    テキスト描画
  • ルーペ - ルーペ
    画像の一部を、拡大して編集できるようにするツール。
  • トーンフィルタ - トーンフィルタ
    塗りつぶしの際に、グラデーションをかけて塗れるようにする機能。
    トーンフィルタ
  • 色調補正 - 色調補正
  • スムーズズーム - スムーズズーム
    画像内の特定領域を、一時的に拡大表示して描画できるようにする機能。
    ボタンをクリックしたら拡大率を指定し、それから拡大する領域を指定 → 右クリックして「実行」を選択する。
    編集が終わったら、もう一度スムーズズームボタンを押す。
  • 拡大率プラス - 拡大
  • 拡大率マイナス - 縮小

また、アンドゥ / リドゥ、トリミング、レイヤー※10、マスク※11、テクスチャ塗り※12、画像の回転 / 反転、画像の 3D 文字化、選択した領域のコピー&ペースト、選択した領域の反転 / レイヤー化 / ベジェ化※13、選択領域の外側 / 内側 をぼかす といった機能や、細かい画像を保存しておくことができる “ 部品庫 ” 、普段よく使う色を登録しておくことができる “ パレット ” 、明るさ / コントラスト / カラーバランス※14 / トーンバランス の調整... 等々の機能も付いています。
10 それぞれのレイヤーは、濃度を調整することができる。
レイヤー
また、10 種類の合成モードが用意されている。

11 指定した領域内 or 指定した色の上 にしか、描画できないようにする機能。
領域をマスク(保護)する時は、最初にマスクしない領域を指定 → 「補助パレット」を開き、「ペイント」内の「領域外をマスク」にチェックを入れる。
補助パレット
色をマスクする時は、「補助パレット」内の「色マスク」 → マスクしない色を選択する。
マスクしない色を選択する
 ミニチュートリアル

12 右上のカラーパネル内にある ▼ をクリック →「画像ファイル」を選択 → 表示されたパネルの下部にある「テクスチャ」ボタンをクリックし、使用するテクスチャを選択する。
「画像ファイル」を選択
使用するテクスチャを選択する
テクスチャは、自作のもの(bmp 画像)を利用することも可能。
(テクスチャ画像を、「Pixia」のインストールフォルダ内にある「texture」フォルダに入れておく)

13 それぞれの支点を、マウスドラッグで動かせるようにする。
14 赤 / 緑 / 青 / 鮮やかさ を調整することができる。

尚、描画するにあたり、アクティブカラーの濃度や密度は自由に調整することができるほか※15、ブラシに関しても、大きさや形状を変更することが可能となっています。
15 濃度は t 欄で、密度は d 欄で調整する。
ちなみに、描画する部分を ぼかす / 指でこするようにして伸ばす / かき混ぜる / グラデーションで塗る / 指定したフィルタで塗る / 透明にする /(色は変えずに)明るくする /(色は変えずに)暗くする... という特殊な描画モードも付いています※16
16

  •  - 通常
  •  - グラデーション塗り
  •  - ぼかし1
  •  - ぼかし2
  •  - こする
  •  - かき混ぜる
  •  - フィルタ塗り
  •  - 消しゴム(透明にする)
  •  - 覆い焼き(明るくする)
  •  - 焼きこみ(暗くする)
(その他、クローン / ノイズ / 雅効果 / 色温度 などの描画モードもある)

さらに、多様なフィルタ機能により、画像の全体、あるいは一部分に

  • 輪郭線抽出
  • ぼかし
  • ネガ反転
  • レリーフ
  • シャープ
  • 陰影
  • アーティスティック・ディザ
  • ランダムディザ
  • ボタンタイル
  • ボタン化
  • 円ボタン化
  • 円ボタンタイル
  • ハーフトーン
  • かきまぜ
  • メッシュ
  • モノクロ
  • 2 値化
  • モザイク
  • スフィアモザイク
  • セピア
  • ソフトフォーカス
  • でこぼこ
  • セルモザイク
  • 霧吹き
  • 網点
  • 点描
  • 切り絵
  • 水彩
  • ガラス
  • パステル
  • 素焼きタイル
  • カレンダー化
  • 枠線付加
  • 方眼紙
  • ノイズ付加
  • ノイズ除去
等々のエフェクト効果を加えることもできたりします。
(エフェクトによっては、パラメータを手動で設定できるものもある)
フィルタ

そのほか、ルーラー表示、グリッド線表示、画像の複製... などの機能もあり、とにかく多機能。

余談ですが、ツールバー上に表示させるメニューアイコンはカスタマイズすることができるほか、なぜかミニゲーム「ブロック崩し」も付いていたりします。
(「表示」→「フィルタ」→「その他」から)

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