DVD2WMV

DVD2WMV の概要や使い方を紹介しています

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DVD を、AVI / WMV に変換!「DVD2WMV」。

DVD2WMV
制作者 NOVO
対応 98/Me/2000/XP/Vista
バージョン 6.01
更新日時 2008-11-02
ファイルサイズ 3.3 MB
ミラー

DVD のプロテクトを解除する機能は付いていません。

DVD2WMV

MPEG2 形式の動画ファイルを、AVI / WMV に変換してくれるソフト。
DVD データ / VOB / mpg 形式の動画ファイルを、AVI / WMV に変換して出力することができます。
複数のファイル(タイトル)を一つに連結して出力する機能や、変換を連続で行う “ バッチ処理機能 ”、映像&音声 を、システムにインストールされている コーデック で圧縮する機能 等々も付いています。

「DVD2WMV」は、MPEG2 動画をAVI / WMV に変換してくれるソフトです。
DVD 内の全データ or 指定したタイトル、または任意のVOB / mpg 動画を、汎用的なAVI / WMV 動画に変換してくれるというDVD コンバーターです※1
1 AVI に変換する場合、システムにインストールされている コーデック で映像や音声を圧縮することもできる。
一方、WMV に変換する場合は、ファイルを WMV V4 / V7 / V8 / V9 で圧縮することができる。
( WMV9 で圧縮する場合、あらかじめ PRX ファイルを作成しておく 必要がある)
字幕を合成する機能はないので注意。

非常にシンプルなインターフェースが特徴的なソフトで、実際の操作も見た目どおりとにかく簡単。
(コーデックの設定は別として...)
ファイルの変換を連続して行う “ バッチ処理機能 ” も付いていたりします。

基本的な使い方は以下の通り。
このソフトを使用するには、「VC8 ランタイム」がインストールされている必要があります。

  1. 「DVD2WMV.exe」を実行します。
  2. 「MPEG2 ソース (VOB)」欄の右側にある ...(I) ボタンをクリックします。
    DVD2WMV
  3. 「分割 VOB ファイルをリストに入れてください」というウインドウが表示されます。
    分割 VOB ファイルをリストに入れてください
    DVD データを丸ごと変換する場合は、左下にある「フォルダ指定」ボタンをクリック → DVD フォルダ内にある「VIDEO_TS」フォルダを指定します※2
    2 すると、「VIDEO_TS」フォルダ内にある全VOB ファイルが読み込まれる。
    タイトルメニューを削除したい場合は「VIDEO_TS.VOB」を、ルートメニューを削除したい場合は「VTS_01_0.VOB」を選択し、「ファイル削除」ボタンをクリックする。
    (同じ要領で、特定のタイトルを削除することも可能)

    DVD 内の特定タイトル、もしくは単体のMPEG ファイルを変換したい場合は、左下にある「ファイル追加」ボタンをクリック → 目的とするタイトルやMPEG ファイルを選択します。
    (複数選択可)
    変換したいタイトルがどのVOB なのか分からない場合は、あらかじめ メディアプレイヤー を使ってVOB ファイルの内容を確かめておくとよいでしょう。
    尚、DVD データを丸ごと変換する場合、あるいは、複数のVOB / MPEG ファイルを変換する場合、データは一つに連結して出力されます。
  4. ファイルを登録し終えたら、下部の「OK」ボタンをクリックし、VOB 追加ウインドウを閉じます。
  5. 変換するDVD の音声がマルチトラックである場合、右の「音声トラック」欄で出力する音声のトラックナンバーを指定しておきます。
    DVD2WMV
  6. 次に、中段の「出力先 (WMV・AVI)」欄の右にある ...(V) ボタンをクリックし、変換したファイルの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
    ( WMV に変換する場合は、拡張子を「.wmv」に、AVI に変換する場合は「.avi」にしておく)
  7. 画面右下の「開始」ボタンをクリックします。
  8. コーデック設定ウインドウが表示されます。
    ここで、映像を圧縮する際に使用するコーデック&映像品質 を設定します。
    AVI に変換する場合は「圧縮プログラム」欄のプルダウンメニューをクリック → 任意のコーデックを選択 → 右下の「設定」ボタンをクリックし、コーデックの設定を行います。
    WMV に変換する場合は「バージョン指定」欄のプルダウンをクリック → WMV のバージョンを選択 → 下部の欄で、映像品質を設定します。
  9. 次に、音声コーデックに関する設定ウインドウが表示されます※3
    3 WMV に変換する場合は、表示されない。
    (音声はWMA になる)

    ここで、音声を圧縮する際に使用するコーデック&音質 を設定しておきます。
  10. 設定が終了すると、変換が始まります。
    ソースやパソコンのスペックにもよりますが、大抵は時間がかかるのでひたすら待ちます。
  11. 「進捗状況」欄のメーターがいっぱいになり、「以下のファイルに保存しました」というダイアログが表示されたら変換完了!

このような処理を連続して行いたい場合、バッチ処理機能※4 を使うと非常に楽です。
4 ファイルの変換処理を、連続して自動実行させる機能のこと。
ちなみに、「DVD2WMV」のバッチ処理は、“ 単一ファイル to 単一ファイル ” の処理にしか対応していない。
(つまり、「複数のタイトルを、一つのファイルに連結して出力」という作業を行うことはできない)

バッチ処理を行いたい場合、まず同梱の「ProjectCreate.exe」を起動し、プロジェクトファイル※5 を作成します。
5 処理の内容が記述された設定ファイル(バッチファイル)。
このファイルを「DVD2WMV」に読み込ませることで、変換処理を一括実行させることができる。

プロジェクトファイルは、ウィザード形式で簡単に作成することができます。

  1. (1/6)
    (1/6)
    最初の画面は「次へ」をクリックします。
  2. (2/6)
    (2/6)
    変換したいファイルを、中央のリストにドラッグ&ドロップします※6
    6 左下の「ファイル追加」ボタンをクリックし、ファイルを追加しても同じ。
    ここでドロップしたファイルの数だけ、プロジェクトファイルが作成されます。
    たとえば、ファイルを 10 個ドロップした場合、10 個のプロジェクトファイルが作成されます。
  3. (3/6)
    変換したファイルの出力先フォルダを指定します。
  4. (4/6)
    (4/6)
    AVI、WMV のどちらで出力するのかを選択します。
  5. (5/6)
    作成する “ プロジェクトファイル ” の出力先フォルダを指定します。
  6. コーデック設定ウインドウが表示されるので、ファイルを圧縮する際に使用するコーデックを選択します。
  7. (6/6)
    プロジェクトファイルが完成しました!
プロジェクトファイルは、ウィザードで指定したフォルダ内に
  • 処理番号_変換元のファイル名.ini
という名前で出力されます。

あとは、「DVD2WMV」を実行し、メニューバー上の「バッチ処理」から「バッチエンコード」を選択 → 作成したプロジェクトファイルを、リストにドラッグ&ドロップ※6 → 下部の「バッチ開始」ボタンを押せばOK。
必要であれば、バッチ処理終了後にWindows をシャットダウンさせることもできたりします※7
7 そのほか、「何もしない」「サスペンドにする」「休止状態にする」「本アプリ終了」といった動作を指定することもできる。



 プロジェクトファイルの作成方法
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