DVD データを、DivX / Xvid 圧縮のAVI に変換!「avi.NET」。
avi.NET
DVD 内の特定タイトルを、DivX
/
Xvid
圧縮の AVI 動画に変換してくれるソフト。
DVD 内のVOB、およびMPG / TS 形式の動画ファイルを、AVI に変換して保存できるようにしてくれます。
動画に合成する音声 / 字幕トラック を指定する機能や、出力動画の品質 / 解像度 を設定する機能、インターレース解除、自動シャットダウン 等の機能が付いています。
出力動画の品質は、目標サイズ / 平均ビットレート / 12 段階の数値 で設定できるようになっています。
「avi.NET」は、 DVD をDivX / Xvid※1 圧縮のAVI 動画に変換してくれるソフトです。
(DVD のプロテクトを解除する機能は付いていません)
1 12 / 05 / 22 現在、Xvid はバージョン1.2.2 しか使えない模様...
(「avi.NET」に同梱されている)
DVD 内の特定タイトル、あるいは TS / VOB / MPG 形式の動画ファイルを、DivX やXvid で圧縮されたAVI 動画に変換できるようにしてくれます。
(音声は、MP3 or AC3 になる)
変換の際には、品質 / 出力音声 / 合成する字幕 / 解像度 を設定することができ、またデインターレース、クロッピング といったフィルタ処理を行うこともできるようになっています。
各種設定項目にはプリセットのようなものが付いているため、割りと簡単に使うことができると思います。
その他、複数のDVD タイトルをまとめて変換することもできたりします。
(複数のDVD タイトルを結合し、一つのAVI にする... ということ)
使い方は以下のとおり
-
準備 ~ 動画の読み込み
- 「avi.NET」のインストーラーに同梱されている Xvid、Avisynth、VobSub をインストールします。
(それぞれがインストール済みの場合は、インストールしなくてよい)
動画に字幕を合成しない場合、VobSub は不要です。
DVD をDivX で圧縮したい場合は、別途 DivX をインストールしておきます※2。
2 DivX だと正常に変換できないこともあるようなので、Xvid を推奨。
OS がXP の場合は、「.NET Framework 2.0」 のインストールも必要になります。 - 「avi.NET.exe」を実行します。
- 左上の「IN」ボタンをクリックし、AVI に変換したい VOB / MPG / TS ファイルを選択します。
(ファイルの容量によっては、読み込みに結構時間がかかります) ちなみに、DVD 内のタイトルを変換する場合で、一つのタイトルが-
VTS_01_1.VOB VTS_01_2.VOB VTS_01_3.VOB VTS_01_4.VOB
そのため、上記のように分割されているタイトルを変換する場合、最初のVOB を読み込むだけでOK です※3。
3 最初のVOB を読み込んだ後、プレビュー画面下部にあるシークバーを使い、全てのVOB が読み込まれているか一応確認しておくとよい。
尚、上の例で言うと、「IN」ボタンをクリック → VTS_01_3.VOB を読み込むと、VTS_01_4.VOB も一緒に読み込まれる。
VTS_01_1.VOB T2.VOB T3.VOB VTS_01_4.VOB ← のような場合、VTS_01_1.VOB を読み込んでも、VTS_01_1.VOB しか読み込まれない。
(VTS_01_4.VOB は読み込まれない)
逆に、分割されたタイトルをまとめて変換したくない場合は※4、ファイルをあらかじめ適当な名前にリネームしてから読み込むとよいでしょう。
(例 → 「VTS_01_1.VOB」を「Title1.VOB」にリネームする)
4 分割されたVOB を、 “ 一つのAVI ” に変換したくない場合。 - ファイルの読み込みが終わると、画面が自動的に「av.OPTIONS」タブに切り替わります※5。
5
自動的に動画の再生が始まるので、プレビュー画面上で右クリック →「Pause」や「Advanced」→「Mute Preview Volume」を選択するとよい。
以降、解像度の変更、フィルタの設定 等を行った時も、動画再生が自動で開始されるので注意。
ここで、出力動画に関する設定を行います。
まず、左上にある三つのプルダウンメニューを使い、出力動画の品質を設定します。
(いずれか一つのプルダウンメニューをクリック → サイズ / 品質 等を選択すればよい)
品質は、- Convert to Size (MB) - 目標サイズを指定 ( 2 パスエンコード)
- Bitrate Mode (Kbps) - 平均ビットレートを指定 ( 2 パスエンコード)
- Constant Quality (CQ) - 12 段階の数値で指定※6 ( 1 パスエンコード)
6 数値が少ないほど、高画質&大容量になる。
(数値が大きいほど、低品質&小容量) - 上から四番目にあるプルダウンメニューをクリックし、出力する音声トラックを選択します。
- その下の「Audio to MP3 (128K) 」というプルダウンメニューをクリックし、出力音声の品質を設定します。
「AC3 kept as original」を選択すると、音声をオリジナルのまま出力することができます。
(元の音声がWAVE やMP2 である場合、このようなオプションはない) - 字幕トラックがある場合は、下の「No Subtitles Selected」をクリックし、動画に合成する字幕を選択しておきます。
(字幕を合成させたくない場合は、「No Subtitles Selected」のままでよい)
字幕言語を選択した後、すぐ下のプルダウンメニューをクリック →「External (to idx|sub files)」を選択することで、該当の字幕を単独のファイルとして取り出せるようにもなっています。
(「External」を選択した場合、字幕は AVI に合成されない) - 続いて、その下にある「screen SIZE」欄で、出力動画のフレーム幅を設定します。
(高さは自動的に決定されるので、そのままで良い) - 必要であれば、下の「screen.CUT」欄にある 4 つのプルダウンメニューを使い、クロッピングの設定を行っておきます。
... が、通常は自動でクロップされるため、そのままでOK。
(もちろん、手動でクロップしてもOK です) - その下の「avs.FILTERS」欄で、動画にかけるエフェクトを設定します。
(ここも必要な場合のみ)
ここでは、- Deinterlace Movie - インターレース解除
- Autocrop Threshold - 自動クロップの度合い※7
7 スライダーを右にドラッグするほど、完全なクロップが実行される。
黒ベタを残しておきたい( = クロップしない)場合は、左の方へドラッグするとよい。 - 左下の「avi.CODEC」欄で、圧縮の際に使用するコーデックを選択します。
ここで「Higher Quality Slower Encode」にチェックを入れると、動画をより綺麗に仕上げることができます。
(その分、変換に時間がかかる) - 変換終了後にPC をシャットダウンさせたい場合は、最下部の「Shutdown PC after Conversion」にチェックを入れておきます。
- 変換設定はこれにて終了。
画面左上の「input.FILE」タブを開きます。 - 上部の「OUT」ボタンをクリック。
- 「名前を付けて保存」ダイアログが立ち上がるので、動画の出力先フォルダ&ファイル名 を設定します。
- すぐ下にある「ADD」ボタンをクリックし、動画を下部のリストに追加します。
- 他にも変換したいタイトルがある場合は、左上の「IN」ボタンをクリック → 動画の出力設定を行い、「OUT」ボタンを押して出力先を設定 →「ADD」ボタンを押します。
- 全ての設定が終わったら、上部の「START」ボタンを押せばOK。
動画の変換が開始されます。 - しばらく待ち、「Conversion Complete」というダイアログが表示されたら変換完了です。
出力動画の設定
フィルタ / コーデック の設定
出力先の設定
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