UUP dump

UUP dump の概要や使い方を紹介しています

UUP dump を紹介しているページです

イメージファイルとしては配布されていないバージョン&ビルド番号 の Windows 10 / 11 を入手可能にする!「UUP dump」。

UUP dump
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制作者 whatever127
対応 -
バージョン -
更新日時 -
ファイルサイズ -

UUP dump

普通には配布されていないビルド番号の Windows 10 / Windows 11 を入手可能にするウェブサービス。
ISO イメージファイルとしては配布されていないバージョン&ビルド番号 の Windows 10 / Windows 11 イメージを、簡単な操作で入手できるようにしてくれます。
入手する Windows 10 / Windows 11 の言語やエディションを選択する機能も付いています。

「UUP dump」は、Windows 10 / Windows 11 のインストールイメージ入手支援サービスです。
指定した

  • バージョン&ビルド番号
  • 言語
  • エディション
の Windows 10 / Windows 11 イメージを入手可能にするウェブサービスで、公式 には配布されていないバージョン&ビルド番号 のインストールイメージも入手できるところが最大の特徴。
一般的な Windows イメージダウンロードツールとは異なり、Windows Update で配信されているデータ(UUP)を元に ISO イメージファイルを作成する仕組みになっているため※1、日々のアップデートで配信されている細かい刻みの Insider Preview / Version Next 等のインストールイメージをダウンロード(= 公式の Windows Update サーバーからアップデートファイルをダウンロード → ISO イメージファイルに変換)することが可能となっています。
1 「UUP dump」で入手することができるのは、
  • Windows Update で配信されているデータ(UUP)をダウンロードするためのスクリプト
  • UUP を元に ISO イメージファイルを作成するスクリプト
なので、Windows 10 / 11 のインストールイメージが直接ダウンロードされるわけではない。
(そのため、ダウンロードそのものはすぐに終わる)

もちろん、安定版となるバージョンの Windows 10 をダウンロードすることもできるので、テスト的な意味合いを超えて使うこともできると思います※2
2 とは言え、安定板をダウンロードする目的であれば、「Microsoft Windows and Office ISO Download Tool」「Rufus」「Windows インストールメディア作成ツール」などを使った方が良い。
その他、作成するイメージに更新プログラムを統合する機能や、作成するイメージを ESD 形式で圧縮したりする機能も付いています。

使い方は以下の通り。

ダウンロードする Windows 10 / Windows 11 を選択する
  1. UUP dump」のサイトを開きます。
    UUP dump
  2. 画面右上にある「English (United States)」をクリックします。
    「English (United States)」をクリックする
  3. 「Please select your language」というダイアログが表示されるので、「日本語」を選択します。
    Please select your language
  4. インターフェースが日本語表示になりました。
    インターフェースが日本語表示になった
    「UUP dump」では、Windows 10 / 11 のダウンロードパッケージを、下記三つの方法で入手することができます。
    一つ目は、画面上部の検索フォームにキーワードを入力 → 目的のバージョン&ビルド番号 を探す方法。
    検索フォームにキーワードを入力する
    検索結果
    この方法でファイルをダウンロードする時は、検索結果の中から入手したいバージョン&ビルド番号をクリックすれば OK です。
    ( amd64(64bit 版)と arm64(ARM64 版)を見間違えやすいので注意)
    同一のビルドで「Cumulative Update」と「Feature update」の二つがある場合、通常は「Feature update」の方をダウンロードします※3
    3 「Feature update」には基本的な更新と追加の更新が含まれていて、「Cumulative Update」には基本的な更新のみが含まれている。
    二つ目は、検索フォームの下部にある「クイックオプション」欄で
    • 最新の公開ビルド
    • 最新のリリースプレビューチャネル
    • 最新のベータチャネル
    • 最新のDev チャネル
    のいずれかのアーキテクチャを選択する方法。
    ビルドを選択する
    この方法を利用する場合、各チャネルの右側にある
    • x64 - 64bit 版
    • x86 - 32bit 版
    • arm64 - ARM64 版
    のいずれかをクリック → 「サーバレスポンス結果」という画面が表示されるので、ダウンロードしたいバージョン&ビルド番号 をクリックします。
    ダウンロードしたいバージョン&ビルド番号 をクリックする
    三つめは、画面下部にある「最近追加されたビルド」欄で、直近に追加されたバージョン&ビルド番号 を直接選択する方法です。
    バージョン&ビルド番号 を直接選択する
    この方法を利用する場合は、ファイル名のほかに「アーキテクチャ」「追加された日付」を参考にするとよいでしょう。
    ( amd64(64bit 版)と arm64(ARM64 版)を見間違えやすいので注意)
  5. ダウンロードするバージョン&ビルド番号 を選択すると、使用する言語の選択画面が表示されます。
    言語選択画面
    ここでは、左上の「言語を選択」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、利用したい言語を選択します。
    利用したい言語を選択する
  6. 言語を選択したら、すぐ下にある「次へ」ボタンをクリックします。
    「次へ」ボタンをクリックする
  7. 続いて「エディションを選択」という画面が表示されるので、イメージに含めるエディションにチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックします。
    (複数のエディションを含めると、その分ファイルサイズが大きくなるので注意)
    ダウンロードするエディションにチェックを入れる
    「Education」「Enterprise」などのエディションを含めたい場合は、この画面で「Windows Pro」にチェックを入れておきます。
    (最後の画面で、追加エディションを個別に指定する)
  8. 最後に、ダウンロードオプション画面が表示されます。
    ダウンロードオプション
    ここでは、
    • ダウンロード方法
      • UUP セットをダウンロード - ISO イメージファイルへの変換は行われない
      • ダウンロードして ISO に変換
      • ダウンロード、エディションの追加、ISO への変換
    • 変換オプション - ISO イメージファイルに変換する場合のみ選択可能
      • 可能な場合は更新プログラムを ISO に統合する(Windows コンバータのみ)
      • 更新プログラムの統合後にクリーンアップを実行する(Windows コンバータのみ)
      • NET Framework 3.5 を ISO に統合する(Windowsコンバータのみ)
      • install.wim の代わりに install.esd を使用して ISO を作成する
    • 追加エディションの選択 - エディションの追加を行う場合のみ選択可能
      • Windows Home Single Language
      • Windows Pro for Workstations
      • Windows Pro Education
      • Windows Education
      • Windows Enterprise
      • Windows Enterprise for Virtual Desktops
      • ...
    といったオプションの ON / OFF を切り替えてから「ダウンロードパッケージを作成」ボタンをクリックします。
    尚、ISO イメージファイルに更新プログラムを統合すると、イメージファイルへの変換作業に時間がかかるようになります。
    また、出力されるイメージファイルのサイズも大きくなりますが、「更新プログラムの統合後にクリーンアップを実行する」にチェックを入れておくと、出力イメージのファイルサイズを軽減することができます。
    加えて、「install.wim の代わりに install.esd を使用して ISO を作成する」にチェックを入れておくと、出力されるイメージファイルのサイズをいくらか圧縮することができます。
  9. ファイル保存ダイアログが表示されます。
    ファイル保存ダイアログ
    このファイルをダウンロードし、解凍 しておきます。
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UUP のダウンロード& ISO イメージファイルの作成
  1. ダウンロードしたファイルを解凍し、中から出てきた「uup_download_windows.cmd」を実行します。
    「uup_download_windows.cmd」を実行する
  2. コマンドプロンプトが立ち上がり、必要なファイルのダウンロード& ISO イメージファイルへの変換処理 が開始されます。
    (ISO イメージファイルへの変換は、「UUP dump」で指定していた場合のみ)
    必要なファイルのダウンロードが開始される
    ISO イメージファイルへの変換処理が開始される
    ISO イメージファイルへの変換処理が開始される
    環境にもよりますが、すべての処理が完了するまでに 2 ~ 3 時間かかることもあるので、放置しておくよいでしょう。
  3. しばらく待ち、「Press 0 to exit」と表示されたら処理完了です※4
    「Press 0 to exit」と表示されたら処理完了
    0 キーを押してコマンドプロンプトを閉じます。
    4 ISO イメージファイルを作成するようにしていなかった場合、UUP のダウンロードのみで処理は完了する。
    ISO イメージファイルを作成するようにしていなかった場合、UUP のダウンロードのみで処理は完了する
  4. ISO イメージファイルを作成するようにしていた場合は、「uup_download_windows.cmd」と同じフォルダ内に、イメージファイルが作成されています。
    ( UUP は、「UUPs」フォルダ内に保存されている)
    ISO イメージファイルが作成された

次のページでは、作成された ISO イメージファイルを元に Windows 11 をインストールする方法を紹介します。

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