任意の OS を実行可能な “ 仮想 PC ” を作成することができる!「Oracle VM VirtualBox」。
Oracle VM VirtualBox
Oracle VM VirtualBox
仮想マシンの解像度上限を上げる
- おそらく、標準では仮想 PC 上で設定できる解像度が限られていると思います。
仮想 PC のディスプレイ解像度を上げたい時は、仮想 PC を起動させた状態で、VirtualBox のメニュー「デバイス」から「Guest Addsinions CD イメージの挿入」を選択します。 - 「"VBox_GAs" には自動的に起動するソフトウェアが含まれています。実行しますか?」というダイアログが表示されるので、「実行」ボタンをクリックします。
仮想マシン上で Windows を使用している場合、「PC」フォルダを開くと光学ドライブ内に「VirtualBox Guest Additions」が挿入されているので、これをダブルクリックします。
中に入っている「VBoxGuestAdditions」を実行し、「Oracle VM VirtualBox Guest Additions」をインストールします。
- Ubuntu の場合、途中で「Do you wish to continue ?」という問いが表示されるので、
yesと入力して Enter キーを押します。
- Guest Additions のインストールが完了したら、仮想 PC を再起動させます。
- 再起動後、ディスプレイの解像度を上げられるようになっています。
共有フォルダ機能
- 「Guest Addsinions」をインストールしていない場合は、上記手順 に従って「Guest Addsinions」をインストールします。
- 仮想 PC が起動中である場合は、一旦終了させます。
- メイン画面左のリスト上で、共有フォルダの設定を行いたい仮想マシンを選択 → ツールバー上の「設定」ボタンをクリックします。
- 設定画面が表示されます。 そのまま、左メニュー内の「共有フォルダー」を開き、画面右上にある ボタンをクリックします。
- 「共有フォルダーの追加」という画面が表示されます。
- フォルダーのパス※5
- フォルダー名
- マウントポイント※6
- 読み込み専用
- 自動マウント
5 右端にある V をクリック → 「その他」を選択し、仮想 PC と共有する(ホスト OS 側の)フォルダを選択する。
6 共有フォルダをマウンドするパスを指定する。
(ここで指定したパスから、共有フォルダにアクセスできるようになる) - 以後、選択しておいたフォルダが、仮想 PC 内でも共有フォルダとして使えるようになっています。
- 仮想 PC 上で Linux を使っている場合、さらに “ ユーザーを、「vboxsf」グループに追加する ” という作業を行う必要があるようです。
その手順は下記のとおり。- 仮想 PC 上で、Linux ディストリビューションを起動させます。
- 「端末(Terminal)」アプリを起動し、
sudo gpasswd -a ユーザー名 vboxsfと入力 → 「Enter」キーを押します。
- パスワードの入力を求められるので、ログオンパスワードを入力して「Enter」キーを押します。
- vboxsf グループへの追加が行われたら、Linux を再起動させます。
- 以後、共有フォルダにアクセスできるようになります
スナップショット機能を利用する
- “ スナップショット ” とは、ある時点での仮想 PC の内容を保存しておき、後から復元できるようにする機能です。
(「システムの復元」的な機能)
これを利用するには、任意の時点でスナップショットを作成しておく必要があります。
スナップショットは、仮想 PC が起動中であれば、VirtualBox のメニュー「仮想マシン」→「スナップショット作成」から作成することができます。 - 仮想 PC の状態を、スナップショット作成時点の内容に戻す時は、一旦仮想 PC を終了させます。
- あとは、メイン画面上で復元対象のスナップショットを選択 → ツールバー上の「復元」ボタンをクリックすれば OK です。
仮想マシンの設定内容を、変更する
- 仮想 PC が起動中である場合は、一旦終了させておきます。
- メイン画面左のリスト上で、設定内容の変更を行いたい仮想マシンを選択 → ツールバー上の「設定」ボタンをクリックします。
- 設定画面が表示されます。
この設定画面上では、主に下記のようなオプションの変更を行うことができます。
一般 - 「基本」タブ- 仮想 PC の名前、タイプ、バージョン
一般 - 「高度」タブ- スナップショットの保存先フォルダ※7
- クリップボード共有の ON / OFF、あるいは共有の方向
- 仮想 PC とホスト PC の間で、ドラッグ&ドロップを有効化するかどうか
(スナップショットは、新しいものから順に削除していく)
システム - 「マザーボード」タブ- 仮想 PC に割り当てるメモリのサイズ
- 起動順序
- EFI を有効化
- 仮想 PC に割り当てるプロセッサの数(実際にはコア数の模様)
- CPU の最大使用率
- PAE/NX の有効化 ON / OFF※8
- 仮想 PC に割り当てるビデオメモリー
- 仮想 PC に割り当てるディスプレイ数
- Scale Factor(表示倍率)
- 3D アクセラレーションを有効化
- 選択中の仮想マシン上で使用する仮想ハードディスクや光学ディスク(ISO イメージファイル)を指定することができます。
( ボタンをクリックして指定する) - ここでは、使用する USB のバージョンを選択することができます。
システム - 「プロセッサー」タブ
ディスプレイ - 「スクリーン」タブ
ストレージ
USB
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