TAK

TAK の概要や使い方を紹介しています

TAK を紹介しているページです

高速で高圧縮な可逆圧縮オーディオエンコーダー!「TAK」。

TAK
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制作者 Thomas Becker
対応 -
バージョン 2.3.3
更新日時 2022-06-30
ファイルサイズ 1.77 MB
公式

TAK

“ 高速&高圧縮 ” な 可逆圧縮 オーディオエンコーダー。
指定したWAVE ファイルを、音質の劣化なしに小さく圧縮することができます。
圧縮されたTAK ファイルをWAVE にデコードする機能や、「Exact Audio Copy」 と連携し、音楽CD を圧縮コピーする機能 などが付いています。

「TAK」は、可逆圧縮型のオーディオコーデックです。
Monkey's Audio」「FLAC」「WavPack」「True Audio」 といったコーデックと同じく、WAVE ファイルを無劣化で圧縮することができるという “ ロスレス ” なエンコーダーで、高い圧縮率を誇るにも関わらず、エンコード / デコード の処理が非常に速い... という特徴を持っています。
(特にデコード)
ファイルサイズを「Monkey's Audio」並みに圧縮できるにも関わらず、再生時の負荷は「FLAC」並み... ということで、現在注目されています。
圧縮したTAK ファイルは、「foobar2000」 「WINAMP」 「XMPlay」 などのプレイヤーで再生することができます※1
1 「foobar2000」→ 「TAK Decoder」 をダウンロード → メニューバー上の「File」から「Preferences」を開き、右下の「Install」ボタンをクリック → ダウンロードした「foo_input_tak.fb2k-component」を選択して「Apply」ボタンをクリック → foobar2000 を再起動させる。
「Winamp」→「in_tak.dll」を、「Winamp」のインストールフォルダ内にある「Plugins」フォルダにコピー。
(「in_tak.dll」は、「TAK」のインストールフォルダ内にある「Winamp」フォルダに入っている)
「XMPlay」→「in_tak.dll」を「xmplay.exe」と同じフォルダ内にコピー。

使い方は以下の通り。

    基本 [ WAVE → TAK ]
  1. 「Applications」フォルダ内に入っている「Tak.exe」を実行します。
  2. 左下の「Compress」ボタンをクリック。
  3. 「Compress」という画面 が立ち上がります。
    左下の「Add Files」ボタンをクリックし、TAK に変換したいWAVE ファイルを選択します。
    (複数選択可)
  4. 他にも圧縮したいファイルがある場合は、同じ手順で登録処理を行います。
  5. 右下の「Options」ボタンをクリック。
  6. 設定画面 が表示されます。
    まず、「Encoder」タブでファイルの圧縮率を調整します。
    圧縮率は下にいくほど高くなりますが、その分エンコード - デコード に時間がかかるようになります。
    (逆に、上にいくほど圧縮率は低くなるが、その分処理速度が速くなる)
    基本的にはデフォルトの「-p2」でOK ですが、任意のものに変更してもOK。
  7. 続いて 「Output」タブ を開きます。
    ここの「Destination」欄で、変換されたTAK ファイルの出力先フォルダを指定します。
    デフォルトの「Same as source」は、“ 元のWAVE ファイルと同じフォルダ内に出力 ” を意味しています。
    任意のフォルダ内に出力したい場合は、「User specified」を選択し、「Browse」ボタンをクリック → 出力フォルダを指定します。
  8. 通常、出力先に同名のTAK ファイルがあった場合、変換は行われません。
    これを無視して、(同名のTAK ファイルがあった場合に) そのTAK ファイルを上書きしたい場合は「Overwrite existing TAK files」にチェックを入れておきます。
  9. 画面下部の「OK」ボタンを押し、設定画面を閉じます。
  10. あとは、左下の「Compress」ボタンを押せばOK。
    ファイルの変換が実行されます。
    基本 [ TAK → WAVE ]
  1. 「Tak.exe」を実行します。
  2. 画面下部の「Decompress」ボタンをクリック。
  3. 「Decompress」というウインドウ が立ち上がります。
    最初に左下の「Add Files」ボタンをクリックし、WAVE に変換したいTAK ファイルを選択します。
    (複数選択可)
  4. 他にも変換したいファイルがある場合は、同じ手順で登録処理を行います。
  5. 右下の「Options」ボタンをクリック。
  6. 設定画面 が表示されます。
    ここの「Destination」欄で、変換されたWAVE ファイルの出力先フォルダを指定します。
    Same as source」にすると、変換元のTAK ファイルと同じフォルダ内に出力することができ、「User specified」にすると、任意のフォルダ内に出力することができます。
  7. 画面下部の「OK」ボタンを押し、設定画面を閉じます。
  8. あとは、左下にある「Decompress」ボタンを押せばOK。
    ファイルの変換が実行されます。
    EAC で使う [ CD → TAK ]
  1. Exact Audio Copy」 をインストールしておきます。
  2. Case's Wapet」 というツールをダウンロードし、任意のフォルダに 解凍 しておきます。
  3. 「EAC.exe」を実行します。
    メニューバー上の「EAC」から、「エンコードオプション」を選択します。
  4. 「外部エンコーダ」タブを開きます。
  5. エンコードに外部プログラムを使用する」にチェック。
  6. 「エンコーダ別パラメータ」欄で、「ユーザー定義のエンコーダ」を選択。
  7. 「使用する拡張子」欄に、 .tak と入力。
  8. 「エンコードに使用するプログラムをパスを含めて指定」欄の右にある「参照」ボタンをクリックし、「wapet.exe」を指定します。
    (「Tak.exe」ではない!)
  9. 追加のコマンドラインオプション」欄に、以下のようなコマンドラインオプションを入力しておきます(例)。

    %dest% -t "Artist=%artist%" -t "Album=%albumtitle%" -t "Track=%tracknr%" -t "Totaltracks=%numtracks%" -t "Title=%title%" -t "Year=%year%" -t "Genre=%genre%" -t "FREEDB=%cddbid%" -t "CRC=%trackcrc%" -t "Comment=%comment%" "D:\download\media\TAK\Applications\Takc.exe" -e -p2e -md5 -v -overwrite %source% %dest%
    メモ帳版

    「Takc.exe」までのパスは、各自置き換えて下さい
    (「Tak.exe」ではない!)
    また、圧縮率を変更したい場合は -p2 の部分を変更します。
    オプションは、ここここ が参考になります。
    設定例のスクリーンショット
  10. 右下の「OK」ボタンを押し、設定画面を閉じます。
  11. あとは、普通に使うだけです。
    任意のトラックを右クリック →「選択したトラックをコピー」→「圧縮」を選択するか、メニューバー上の「アクション」から「CD イメージをコピーしCUE シートを作成」→「圧縮」を選択します。
    (必要に応じて、メニューバー上の「アクション」から事前にギャップ検出を行っておく)

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