Video Container Changer

Video Container Changer の概要や使い方を紹介しています

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動画のコンテナフォーマットを、ロスレスで変換!「Video Container Changer」。

Video Container Changer
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制作者 PHPerera
対応 -
バージョン 1.3
更新日時 2020-03-26
ファイルサイズ 1.4 MB
公式
ミラー

Video Container Changer

動画ファイルのコンテナフォーマットを、再エンコードなしで変換してくれるソフト。
MKV / MP4 / TS / MOV / FLV / H264 / AVI / WEBM / MPG / VOB / RM / WMV / 3G / ASF / RAW / YUV ファイルのコンテナ形式を、ロスレスで MKV / MP4 / TS / PSP / MOV / FLV / SWF / MPEGTS / AVI / RM / WEBM / WMV / MPEG / VOB / RAW に変換することができます。
H.264 のレベルを調整する機能や、フレームレート / アスペクト比 を変更する機能 等が付いています。

「Video Container Changer」は、シンプルなビデオコンテナチェンジャーです。
ドラッグ&ドロップで放り込んだ MKV / MP4 / TS / MOV / FLV / H264 / AVI / WEBM / MPG / VOB / RM / WMV / 3G / ASF / RAW / YUV ファイルのコンテナ形式を、MKV / MP4 / TS / PSP / MOV / FLV / SWF / MPEGTS / AVI / RM / WEBM / WMV / MPEG / VOB / RAW に一発変換してくれる... というメディアトランスコーダーで、映像&音声 を再エンコードすることなく処理してくれるところが最大の特徴。
変換が再エンコードなしに行われるということで、処理は高速&画質劣化なし に行うことができます。
(ファイルによっては、実質的に “ 拡張子を変えただけ ” のような感じにもなるが)
また、H.264 のレベルを変更できたり、(可能であれば)アスペクト比やフレームレートも変更できるようになっていたりします。
あるフォーマットのファイルを、“ 特定のデバイス向けに最適化したい ” 時などに便利。
ちなみに、出力ファイルの上限サイズ / 切り出す場面 を設定する機能 なども付いています。

使い方は以下のとおり。
このソフトを使用するには、「.NET Framework 4.0」 をインストールしている必要があります。

初期設定(必要な場合のみ)
  1. 「Video Container Changer」を実行します。
  2. メイン画面が表示されます。
    Video Container Changer
    そのまま、メニューバー上の「Options」から「Settings」を選択します。
  3. 設定画面が表示されます。
    設定画面
    標準では、出力先のフォルダ内に同名のファイルがあった時に、ファイルを自動で上書き保存するようになっています。
    これを避けたい場合は、右下の「If Output File Exist」欄で
    • Auto Rename - 自動的にリネームする
    • Skip to Next - 処理をスキップする
    のどちらかを選択しておきます。
    (上書きでよければ、「Ovewrite Files」のままでよい)
    上書き設定
  4. H.264 のレベルを変更したい場合は※1、画面中央の「H264 Level Change to」欄でその値を指定しておきます。
    H.264 のレベルを変更することもできる
    1 レベル変更の有無は、処理の際に毎回設定することができる。
    (変更先のレベルは、この設定画面上でしか指定できない)
  5. ファイル内の特定場面のみを切り出したり、出力ファイルの上限再生時間を指定したりしたい時は、画面上部の「Size Limit」欄にある「Edit」ボタンをクリック → 「All Files Settings」という画面が表示されるので、下部の「Apply to All Files」にチェック → 適宜設定を行っておきます。
    All Files Settings
    (ここで設定を行った場合でも、後からファイルごとの設定を行うことができる)
    ここでは、次のようなオプション設定を行うことができます。
    • Size Limit - 出力ファイルの上限サイズ※2
    • Disable All Audio - 音声を無効化する
    • Duration Limit - 切り出す場面を指定する
    • Duration - 実際に切り出す場面
    2 相対比率で指定する。
    たとえば「200%」にすると、元のファイルの 2 倍が上限サイズになる。
    (元のファイルが 100MB なら、200MB が上限サイズになる)

    切り出す場面を指定する時は、画面中央のスライダーを切り出し開始地点までドラッグし、 ▼ ボタンをクリックします。
    続いて、スライダーを切り出し終了地点までドラッグ → ▲ ボタンをクリックします。
    下部の「Start」or「End」欄に、時間を直接入力しても OK です。
    (時間を直接入力した場合、入力後に「Start」ボタンや「End」ボタンを押す)
  6. その他の設定は、そのままでも OK です。
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実際に使う
  1. 変換したい動画ファイルを、画面上部のリストにドラッグ&ドロップします。
    Video Container Changer
  2. ファイルを間違えて追加してしまった時は、該当のファイルを選択 → 右側の「Remove」ボタンをクリックします。
    ファイルのプロパティを確認したい時は、ファイルを右クリック →「File Info」を選択します。
  3. ファイルのプロパティ
  4. 画面中段の「Output Filename」欄に、出力ファイルの名前を入力しておきます※3
    画面中段の「Output Filename」欄に、出力ファイルの名前を入力しておく
    3 この設定は、リスト上で選択しているファイルにのみ反映される。
    ファイルの上限サイズや切り出し場面を個々に指定したい場合は、隣の「File Settings」ボタンをクリック → 適宜設定を行っておきます※3
    ファイルの上限サイズや、切り出し場面の設定
  5. その下の「Output Path」欄で、ファイルの出力先フォルダを指定します。
    「Output Path」欄で、ファイルの出力先フォルダを指定する
    標準では、元のファイルと同じフォルダ内に出力されるようになっています。
    任意のフォルダ内に出力したい場合は、「Same As Source」のチェックを外し、画面右側にある「Browse Folder」ボタンをクリック → 目的のフォルダを選択します。
  6. 左下の「Output Container」欄で、ファイルの変換先のコンテナフォーマットを選択します。
    「Output Container」欄で、ファイルの変換先のコンテナフォーマットを選択する
  7. ファイル名の末尾に任意の文字列を付け足したい場合は、「Files End String」欄にその文字列を入力しておきます。
    (この設定は、リスト上のファイル全てに反映される)
    「Files End String」欄で、ファイルの接尾語を指定することもできる
  8. 必要であれば、右側の「Changes If Possible」欄で
    • AR - アスペクト比
      アスペクト比の設定
    • FPS - フレームレート
      フレームレートの設定
    を設定したり、「H.264 Level to L@ ○○」にチェックを入れたりしておきます。
    尚、アスペクト比 / フレームレート に関しては、可能な場合のみになります。
    (フレームレートを変更したい場合は、コンテナフォーマットをAVI にするとよい)
  9. 準備が整ったら、画面右下にある「Transcode」ボタンをクリックします。
  10. コンテナ変換処理が開始されるので、しばらく待ちます。
    変換処理中...
  11. 少し待ち、先ほどの「In Progress...」というダイアログが消えたら処理完了です。

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