XMedia Recode

XMedia Recode の概要や使い方を紹介しています

XMedia Recode を紹介しているページです

多くのフォーマットに対応した動画変換ソフト!「XMedia Recode」。

XMedia Recode XMedia Recode
3.03 / 54891 票)
制作者 Sebastian Dorfler
日本語言語ファイル制作者 Tilt
対応 7/8/8.1/10/11
バージョン 3.6.0.5
更新日時 2024-11-24
ファイルサイズ 20.9 MB
公式
ミラー

XMedia Recode

非常に多くのフォーマットに対応した動画&音声ファイル変換ソフト。
主要なものからマイナーなものまで、幅広いフォーマットに対応したメディアコンバーターです。
Intel Quick Sync / Nvidia NVENC を利用した GPU エンコード(H.264 / H.265 / MPEG-2)、解像度変更、クロップ、黒塗り追加、インターレース解除、色調・明るさ補正、回転、ノイズ軽減、特定場面の切り出し、音声のリサンプリング、音量変更、字幕合成、チャプター編集... 等々の機能も付いています。

XMedia Recodeは、幅広いレンジのフォーマットに対応したメディアファイル変換ソフトです。
対応しているフォーマットがとにかく豊富なところが最大の特徴で、メジャーなものからマイナーなものまで大抵のものは変換できるようになっています。
(ウェブ上の動画や、ISO / NRG 形式のイメージファイルを変換することもできる)
変換の際には、フレームレート、ビットレート、エンコード方法 などを詳細に設定することができ※1、また

  • 解像度変更
  • アスペクト比変更
  • クロップ
  • 黒帯付加
  • インターレース解除
  • 色調補正※2
  • シャープネス
  • ノイズ軽減
  • 画面の上下左右反転
  • テキスト合成
  • 回転
  • 音量調整
... といった処理も同時に行えるようになっています。
1 プロファイルを利用し、変換設定を一発で行うことも可能。
プロファイルは多数あり、特にモバイル機器向けのものが充実している。
( iPhone / iPad / Apple TV / iPod、各種 Android 端末、YouTube、Sony PS3 / PS4 / PSP、Nintendo Wii、Amazon.co Fire HD 等々)

2 明るさ / コントラスト / ガンマ / 色合い / 彩度 を調整できる。
さらに、動画から特定の場面のみを切り出したり、動画から映像 / 音声 のみを抜き出したりする機能も付いていたりします。

この「XMedia Recode」が実際に対応している入力形式には、次のようなものがあります。
このページの 「Input - Formats」というところを参照)
動画

3GP / 3G2 / ASF / AVI / AVS / DIVX / DV / FLC / FLV / H261 / H263 / H264 / MKV / WEBM / IVF / MPG(MPEG-1 / MPEG-2)/ M1V / M2V / M2TS / TS / M4V / MP4 / MP4V / MJPG / SWF / MOV / QT / THP / TRP / PSP / VOB / DVD / VCD / SVCD / DVR-MS / WMV / WTV / RM / RMVB / OGG / OGM / OGV / VRO / REC / PVA / TP0 / ISO / NRG
(暗号化されたDVD は、読み込むことができません)

音声

AAC / AC3 / AIFF / AMR / APE / AU / DTS / FLAC / MMF / MKA / M4A / M4P / MP2 / MP3 / MP4 / OGG / WAV / WMA / RA / SPX
その他、M3U / M3U8 / WPL 形式のプレイリストファイル。

その一方、変換先のフォーマットは次の中から選べるようになっています。
動画

3GPP / 3GPP2 / ASF / AVI / FLV / H.261 / H.263 / H.264 / H.265 / MKV / M1V / M2V / M4V / MP4 / MOV / SWF / MPEG(MPEG-1 / MPEG-2)/ TS / MTS / M2TS / MT2S / VOB / VCD / SVCD / WMV / WTV / OGM / RM / WEBM / IVF / GXF
Apple iPod / iPad / iPhone / Apple TV、各種Android 端末、YouTube 向けの MP4、Nintendo Wii、Sony PS3 / PS4 / PSP / PSP Vita、Amazon Kindle、XBox360

音声

AAC / AC3 / AMR / MMF / MKA / MP2 / MP3 / M4A / OGG / WAV / WMA / FLAC / SPX / CAF

コーデック に関しては、H.264、H.265、AOM AV1、VP9、VP8DivXXvidHuffyuv、Ut Video、Theora、MP3、AAC、AC3、Vorbis 等々、主要なものを使えるようになっています。
このページの 「Output - Formats」というところを参照)
使用中のパソコンに Intel Quick Sync / Nvidia NVENC を利用可能な GPU が搭載されていれば、H.264 / H.265 / MPEG-2 をハードウェアエンコーディングすることもできたりします。

使い方は以下のとおりです。

ヘルプキャット
ヘルプキャット

このソフトを使用するには、「Visual Studio 2022 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をインストールしている必要があります。

クッキーの設定
  1. ダウンロード先のページにアクセスすると、「Welcome to www.xmedia-recode.de!」というバナーが表示されます。
    これは、“ 当ウェブサイトでは、クッキーを使用しています ” という内容のダイアログとなっており、クッキーの使用に同意する場合は「Consent」ボタンを、同意しない場合は「Do not consent」ボタンをクリックします。
    Welcome to www.xmedia-recode.de!
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日本語化
  1. 「XMedia Recode.exe」を実行します。
  2. もし、インターフェースが日本語表示になっていない場合は、メニューバー上の「Optionen」から「Einstellungen」を選択します。
  3. 設定画面が開くので、左メニュー内の「Sprache」を選択 → 「Japanese」を選択してから「OK」ボタンをクリックします。
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変換するファイルを読み込む
  1. ツールバー上にある ファイルを... ボタンをクリックし、変換したいファイルを選択します(複数可)。
    XMedia Recode
    DVD / Blu-ray データを変換する場合、またはウェブ上の動画を直接変換する時は、次のような操作を行います。
    1. ツールバー上の ディスクを開く ボタンをクリックします。
    2. 「メディアを開く」という画面が表示されるので、「ドライブ」欄で変換元の DVD / Blu-ray が入っているドライブを指定するか、下の「ハードディスク」欄でハードディスク内にコピーした DVD フォルダ(「VIDEO_TS」フォルダが入っているフォルダ)や「AVCHD」フォルダします。
      メディアを開く
      下の「ハードディスク」欄にあるプルダウンメニューをクリックすることで、イメージファイルを指定できるようにもなったりします。
      (右下の ... ボタンをクリックし、変換元の ISO / NRG イメージを指定する)
      「ハードディスク」欄にあるプルダウンメニューをクリックする
      イメージファイルを指定することができる
      ウェブ上の動画を直接変換する場合は、上部のタブを「ネットワーク」に切り替える → 変換する動画の URL を指定します。
      ウェブ上の動画を直接変換することもできる
  2. 画面上部のリストに登録したファイルを右クリック →「メディア情報」を選択することで、該当ファイルのプロパティ(ファイルサイズ、コーデック、フレームレート、解像度、アスペクト比、カラーモード 等)を確認することもできたりします。
    リストに登録したファイルを右クリック →「メディア情報」を選択する
    メディア情報
  3. 複数のファイルを変換する場合で、登録したファイル全てを同じフォーマットに変換する場合は、リストに登録したファイル 全てを選択状態にします
    (これから行う変換設定を、全てのファイルに反映させるため)
    変換設定を行うファイルを、選択状態にする
    それぞれのファイルを異なったフォーマットに変換したい場合は、リスト上のファイルのうちいずれか一つだけを選択状態にします。
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変換先のフォーマットを選択する
  1. 画面中段の左側にある「形式」タブで、変換先のフォーマットを設定します。
    出力先フォーマットをはじめとする変換設定の内容は、「プロファイル」としてあらかじめいくつか登録されていますが、このページでは全てのオプション設定を手動で行う方法を紹介します※4
    4 プロファイルを利用する場合は、目的に合ったプロファイルを選択するだけで OK。
    (全ての項目が、自動で入力される)
    プロファイルを選択
    プロファイルを選択
    iPhone / iPad / Apple TV / iPod、各種 Android 端末、YouTube、Sony PS3 / PS4 / PSP、Nintendo Wii、Amazon.co Fire HD 等に適した動画を作る時には、プロファイルを利用するとよい。

    という訳で、「プロファイル」欄のプルダウンメニューをクリックし、「カスタム」を選択します。
    「プロファイル」欄のプルダウンメニューをクリックし、「カスタム」を選択する
  2. すぐ下の「形式」欄で、変換先のフォーマットを指定します。
    変換先のフォーマットを指定
  3. 必要であれば、その下の「ファイル拡張子」欄で、出力するファイルの拡張子を指定しておきます。
    ファイルの拡張子を指定
  4. 変換元のファイルが動画である場合、ファイルから映像のみ、または音声のみ を抽出することができます。
    動画から映像のみ or 音声のみ を取り出す場合は、下の「出力ストリーム形式」欄で、出力するストリームを選択しておきます。
  5. ネット配信用の MP4 を作成する場合は、「Mux」欄にある「ストリーミング - Fast Start」にもチェックを入れておくとよいでしょう。
    (動画の読み込みが速くなる)
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映像の設定を行う
  1. 続いて、「形式」タブの隣にある「映像」タブをクリックします。
    「映像」タブ
    ここで、映像に関する設定※5 を行っておきます。
    5 圧縮の際に使用する コーデック、言語、フレームレート、レート制御モード、ビットレート / 品質、GOP の長さ、プロファイル、レベル、キーフレームの間隔、言語... 等々。
    (設定できるオプションは、選択したビデオコーデックによって異なる)

    映像を再圧縮しない場合は、一番上の「モード」を「コピー」にしておきます※6
    6 ファイルの組み合わせによっては、映像をコピーできない場合もある。
    選択したコーデックによっては、画面左側に「量子化」「B フレーム」「動き推定」等のメニューも表示されますが、その辺は分からなければ触らなくても OK です。
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音声の設定を行う
  1. 「音声トラック 1」タブをクリックします。
    「音声トラック 1」タブ
    ここで、音声に関する設定を行っておきます※7
    7 圧縮の際に使用するコーデック、言語、サンプルレート、チャンネル、レート制御モード、ビットレート、レベル... 等々。
    (設定できるオプションは、選択したオーディオコーデックによって異なる)

    音声を再圧縮しない場合は、「モード」欄で「コピー」を選択しておきます。
  2. マルチトラック音声の動画を変換する場合で、メイン音声以外のトラックも多重化して出力したい場合は、上部の「ソース」リスト内にあるトラック(ストリーム)をクリック → 下部の欄で、出力先のコーデック / 言語 / サンプリングレート / レート調整モード 等々を設定 → 画面真ん中にある をクリックし、トラックを右側の「出力」リストに送っておきます。
    「音声トラック 1」タブ
    「出力」リストに送ったトラックを選択 → 画面右端にある Remove audio stream ボタンをクリックすることで、選択したストリームをやっぱり削除する( = 多重化しない)こともできたりします。
    加えて、「出力」リスト内のトラックを選択 → 画面右端にある - - ボタンをクリックすることで、トラックの多重化順位を調整することも可能となっています。
    - = 順位を一つ上げる |  - = 順位を一つ下げる)

次のページでは、

を紹介します。

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