画像ファイルであれば、大抵のものは表示することができる!「XnView」。
XnView
非常に多くのフォーマットに対応した高機能マルチメディアビューア。
JPG / GIF / PNG / BMP / TIF / ICO / ICL / CUR / ANI / PSD / AI / PCX / XCF / PIC / DNG / RAW / EPS / GBR / SVG / AVI / MPG... 等々、500 以上のフォーマットに対応した画像閲覧&管理ソフトです。
画像へのレーティング / カラーラベル 付加、画像のカテゴリ分け、フォーマット変換、回転 / 反転、減色、色調補正、リサイズ、コンタクトシート / スライドショー / ファイルリスト作成... 等々の機能が付いています。
「XnView」は、高機能なマルチメディアビューアです※1。
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「Minimal」「Standard」「Extended」と 3 つのバージョンがあり、それぞれ含まれている プラグインやアドオン の数が異なる。
(「Minimal」は日本語に対応していないので、通常は「Standard」か「Extended」を使う)
すべての機能を使いたい場合は、「XnView Extended」を使うとよい。
「XnView MP」はマルチプラットフォームに対応した「XnView」で、64bit 版も用意されている。
(インターフェースが「XnView」とやや異なるので注意)
エクスプローラ風なインターフェースを備えた画像閲覧&管理 ソフトで、各種画像ファイルを閲覧したり、画像を編集 / 整理 / 管理 したりすることができる... という総合的なグラフィックツールです。
最大の特徴は “ 対応形式の豊富さ ” で、実に 500 以上のフォーマットをサポートしているようです。
実際に対応しているフォーマットは、AI / ANI / BMP / CAM / CIN / CRW / CUR / DCR / DIB / EMF / GBR / GIF / ICL / ICO / J6I / JBR / JP2 / JPG / KDC / DNG / LBM / MIF / MNG / MSK / NEF / OIL / ORF / PAT / PBM / PCD / PDF / PFI / PIC / PMP / PNG / PNM / PPM / PSD / PSP / PSPBRUSH / RAW / RLE / RW2 / SR2 / SRF / SVG / TEX / TIF / TIM / TUB / XCF 等々の画像ファイル、AVI / MOV / MPG 等の動画ファイル。
対応フォーマット一覧(英語)
インターフェースはタブ型になっていて、画面内には複数の画像をタブ形式で開いていけるようになっています。
この「XnView」のインターフェースは、オーソドックスな 3 ペイン構造になっています。
左ペインには “ フォルダツリー ” ※2 が、右ペインには “ ファイルビュー ” が、右下ペインにはファイルの “ プレビューウインドウ ” が配置されています。
2 ここのペインには、普段よく使うフォルダが登録された “ お気に入りツリー ” や、画像をカテゴリ / レーティング / カラーラベル ごとに分類表示できる “ カテゴリツリー ” を表示させることもできる。
ファイルビュー上には、フォルダ内のファイルがサムネイル一覧で表示され※3、いずれかのサムネイルをダブルクリックすると、該当のファイルが専用ビューア(新しいタブ)上に表示されるようになっています。 3 ファイルの表示形式は、アイコン / 一覧 / 詳細 に切り替えることもできる。 尚、デフォルトでは、サムネイル上に “ 画像が持つ情報 ” がアイコン形式でオーバーレイされるようになっている。
もしこれが鬱陶しい場合は、メニューバー上の「ツール」から「オプション」を開き、左メニューの「サムネイル」をクリック →「アイコン」タブを開き、「ファイル情報」欄の各種チェックを外しておく。
また、ファイルビュー上のアイテムは、様々な条件を元にソートしたり※4、種類ごとにフィルタ※5 したりすることも可能となっています。
4 ファイル名 / 拡張子 / 日付 / サイズ / 画像サイズ / 画像の幅 / 画像の高さ / レーティング... 等々の情報ごとに並べ替えることができる。
5 画像 / 動画 / 音声 / 圧縮ファイル ごとに絞り込み表示することができる。
ちなみに、「XnView」は様々な画像管理機能も備えています。
たとえば、
- 画像へのレーティング / カラーラベル 付加※6
6 指定したレート(評価)/ ラベル の付いたファイルのみを、絞り込み表示する機能がある。
カテゴリに関しても同じ。 - 画像のカテゴリ分け
- 選択した画像群の比較※7
7
選択した複数枚の画像ファイルを、並べて見比べることができる。
(ハッシュ値も確認可能) - ファイルのコピー / 移動
- ファイル検索機能※8
類似したファイルを検索する機能もある。 - リネーム
- フォーマット変換※9
9 複数のファイルを一括して処理する「一括変換」という機能もある。 - タイムスタンプ変更
- コンタクトシート作成※10
- スライドショー作成※11
- ファイルリスト作成
加えて、
- 画像の回転 / 反転※12 / デスキュー
12 JPEG 画像を、ロスレス(無劣化)で回転 / 反転 させることもできる。
(画像を右クリック →「高画質JPEG 変換」から)
デスキューとは、傾き補正機能のこと。 - テキスト合成
- 明るさ / コントラスト / カラーバランス / ガンマ の調整
- リサイズ
- 減色
- 32 bit 化
- グレースケール化
- 赤目修正
- 色交換
- 選択領域のトリミング / コピー / 貼り付け
さらに、ファイルの印刷、メール送信※13、透かし(ウォーターマーク)合成、パノラマ画像 / マルチページTIFF / マルチページPDF / Web アルバム 作成、スクリーンキャプチャ、JPEG 画像のExif 情報表示※14... 等々の機能も付いていたりします。
13
選択したファイルを「添付ファイル」にして、既定のメーラーを立ち上げる。
14
Exif 情報を、削除したりテキストファイルにエクスポートしたりすることもできる。
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