MouseImp Pro Live!

MouseImp Pro Live! の概要や使い方を紹介しています

MouseImp Pro Live! を紹介しているページです

Adobe Reader やGoogle マップ風の “ ドラッグスクロール ” を可能に!「MouseImp Pro Live!」。

MouseImp Pro Live!
対応 -
バージョン 7.0.0.6
更新日時 2013-09-23
ファイルサイズ 996 KB

MouseImp Pro Live!

マウスの右ドラッグ / 左ドラッグ / 中ドラッグ で、画面をスクロールできるようにするソフト。
マウスの右 / 左 / ホイールボタン を押しながらマウスを上下左右に動かすことで、画面を該当の方向 or 逆の方向 にスクロールできるようにしてくれます。
スクロール速度を調整する機能、特定のボタン / キー を押している時だけスクロール速度を下げる機能、アクティブでないウインドウを、タイトルバーのみの表示にする機能... なども付いています。

「MouseImp Pro Live!」は、マウスを動かすだけでスクロールを行えるようにするソフトです。
Adobe Reader やGoogle マップのように、画面内の任意の部分を “ 掴んでドラッグ ” することにより、画面のスクロールを行えるようにする... という掴んで引っ張る感じのドラッグスクロール支援ソフトです。
画面のスクロール速度は自由に調整することができるほか、マウスを動かした方向とは逆の方向にスクロールさせることもできるようになっています。
(デフォルトでは、Adobe Reader のように動かした方向とは逆の方向に動く)
ちなみに、設定しておいたマウスボタンを一度押すことで、その後は (特にボタンを押さなくても) マウスを動かすだけでスクロールを行えるようにする動作モードも付いていたりします※1
1 この動作モード時は、指定しておいたマウスボタンを押すことで、スクロール機能のON / OFF が切り替わる。
その他、アクティブでないウインドウを、自動でタイトルバーのみの表示にする「AutoShrink」という機能も付いています※2
2 私の環境では、この機能が正常に動作してくれませんでした。
(ログには反映されていたが、実際にそのアクションはごく僅かにしか見られなかった)
Windows 7 64bit / Windows 8 32bit。

使い方は以下のとおりです。
このソフトの機能は、マウスジェスチャーが効いているウインドウ上では動作しないことがあります。
(そのような場合は、Activate ボタンを変更するとよい)

  1. インストールが完了すると、自動的に「MouseImp Pro Live!」が起動します。
    タスクトレイ上にアイコンが表示されるので、これを右クリック →「Configure」を選択します。

  2. 設定変更- DirectScroll
  3. 設定画面が表示されます。
    設定画面
    「Productivity」タブは動作内容のログ画面なので、そのまま「DirectScroll」タブを開きます。
    「DirectScroll」タブ
  4. まず、左上の「Enabled」にチェックを入れます。
  5. 続いて、「Control」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、スクロールモードを次の中から選びます。
    • Classic control
    • Toggle mode
    • Mix mode
    「Classic control」は、
      Activate ボタンを押しながらマウスを動かしている時に、スクロールを行う
    というノーマルモードのことです。
    (どのマウスボタンをActivate ボタンにするのかは、後で設定する)
    「Toggle mode」は、
      Activate ボタンを押す → スクロール機能がON になり、その後もう一度Activate ボタンを押すまで、マウスを動かすだけでスクロールを行えるようになる
    という動作切り替えモードになります。
    「Mix mode」は、上二つの混合モードになります。
  6. 次に、中段の欄で
    • Activate - 動作のトリガーとなるマウスボタン
    • Slow down - このマウスボタン / キー を押している間は、スクロール速度が遅くなる
    • Disable - このキーを押している間は、スクロールが無効になる
    といったコマンドに割り当てるマウスボタンやキーを指定しておきます。
  7. 最後に、下部の欄で
    • Scrolling speed (%) - スクロール速度
    • Slow down margin (%): - スローダウン時の速度
    • MSIE scrolling sensitivity - IE 上でのスクロール感度
    • Change cursor※3 - スクロール時にカーソルを変える
    • Inverted - スクロール方向を逆にする
    • Bidirectional - 水平方向のスクロールも有効にする
    といったオプションの設定を行っておきます。
    3 私の環境では、特に変わらなかった。

  8. 設定変更- AutoShrink
  9. 「AutoShrink」タブでは、ウインドウをタイトルバーのみの表示にする機能の設定を行うことができます。
    「AutoShrink」タブ
    機能を有効にする場合は、まず「Enabled」にチェック。
  10. 次に、画面下部の「Add」ボタンをクリックします。
  11. 「AutoShrink window pattern」という画面が表示されます。
    AutoShrink window pattern
    この「AutoShrink」の機能は、指定したアプリケーションウインドウに対してのみ、もしくは全てのアプリケーションウインドウに対して反映させることができます。
    (実際には、ウインドクラスやウインドウタイトルも指定できる)
    特定のアプリケーションウインドウに対してのみ機能を反映させたい時は、右上の「Finder」欄にある を、目的のアプリケーションウインドウに向かってドラッグ&ドロップ → 画面左の
    • Window class
    • Window title
    欄内にある「Any」にチェックを入れ、右下の「OK」ボタンをクリックします。
    他にも登録したいアプリケーションウインドウがあるようであれば、再度「Add」ボタンをクリックし、アプリケーションウインドウの登録を行います。
    全てのアプリケーションウインドウに「AutoShrink」の機能を反映させたい場合は、画面左の
    • Application
    • Window class
    • Window title
    欄内にある「Any」にチェック → 画面右下の「OK」ボタンをクリックします。
    (これで、全てのアプリケーションウインドウを一括登録したことになる)
  12. 必要であれば、
    • Delay before shrinking (sec) - タイトルバーのみの表示になるまでの時間
    • Delay before unshrinking (sec) - ウインドウを元に戻すまでの時間
    も指定しておきます。
    (単位は秒)

  13. 設定変更- その他の設定
  14. 「Options」タブでは、下記のような設定を行えるようになっています。
    • Load at startup - Windows 起動時に自動で起動させる
    • Enable tray icon - タスクトレイアイコンを有効にする
    • Enable tray icon animation - トレイアイコンのアニメーションを有効化する
    • Tray icon click as - トレイアイコンクリック時のアクション
    • Show splash at startup - 起動時にスプラッシュスクリーンを表示する
    「Options」タブ

  15. 実際に使う
  16. 以後、「Activate」ボタンを押しながらマウスを上下に動かしたりすることで、画面をその方向 or 逆の方向 にスクロールできるようになっています。
    機能のON / OFF を含めて、一部のオプションはトレイアイコンの右クリックメニューからも変更できるようになっているため、必要になったらそれらのオプションを変更したりします。
    (トレイアイコンを 右クリック →「DirectScroll」から)
    「AutoShrink」を有効にしている時は、指定しておいたウインドウが非アクティブになった時に、ウインドウがタイトルバーのみの表示に切り替わります。
    (私の環境では、ごく僅かなアプリケーションにしか反映されなかった... )

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