アーカイブやイメージファイルを、フォルダと同じような感覚で開けるようにする!「TC4Shell」。
TC4Shell
アーカイブ / イメージファイル / 実行ファイル 等を、フォルダのような感覚で開けるようにするソフト。
ZIP / 7Z / RAR / LZH / TAR / GZ / ARJ / UUE / APK / JAR / XPI 等々の圧縮ファイルや、ISO / IMG / WIM / VHD / VMDK / DMG / HFS などの
イメージファイル、EXE2 / DLL / ELF / MSI 等々の実行ファイル、FLV / SWF 形式のフラッシュなどを、右クリックメニューから普通に開けるようにしてくれます。
ファイルやフォルダを、右クリックメニューから圧縮 / 解凍 / 分割 できるようにする機能も付いています。
「TC4Shell」は、アーカイブやイメージファイルを、フォルダのような感覚で開けるようにするソフトです。
- アーカイブ
ZIP / 7Z / 7ZIP / RAR / LZH / TAR / GZ / ARJ / UUE / APK / JAR / XPI / EPUB / CBR / CBZ - イメージファイル
ISO / IMG / WIM / VHD / VMDK / DMG / HFS / HFSX / CRAMFS / QCOW2 / TOAST - 実行ファイル
EXE2 / DLL / DYLIB / ELF / EFI / PPC / SCAP - フラッシュファイル
FLV / SWF - その他
CHM / MSI / MSP / MPO
対応フォーマット一覧
開けるようにするファイルは拡張子別に指定することができ、また他のアーカイバと併用することも可能となっています。
普段、イメージファイルや 7Z / RAR などのアーカイブを、利用する機会が多い人におすすめです。
ちなみに、アーカイバとしても機能するようになっていて、右クリックで選択したファイルやフォルダを圧縮 / 解凍 / 分割 できるようにする機能も付いていたりします※1。
1 圧縮先のフォーマットは、7Z / ZIP / CAB / GZ / TAR.GZ / TAR.LZ4 / TAR.LZ5 / TAR / TAR.ZST / TAR.ZSTD / XZ などの中から選ぶことができる。
( ZIP や 7Z で出力する場合、暗号化することも可能)
解凍に関しては、現在のフォルダや指定したフォルダ内への解凍処理を行えるようになる。
現在のフォルダ内にアーカイブ名のフォルダを生成し、その中に展開することも可能。
使い方は以下のとおり。
-
インストール時の注意
- 「TC4Shell」の設定は、スタートメニューから行うようになっています。
そのため、インストール途中の「Select Start Menu Folder」という画面では、「Don't create a Start Menu folder」にチェックを入れないようにしてください。
(チェックを入れると、スタートメニュー内にショートカットが作成されない)
-
各種ファイルを、フォルダのような感覚で開けるようにする
- インストールが完了すると、自動的に「TC4Shell associations」という画面が表示されます。
ここで、“ フォルダのようにして開けるようにするファイル ” の拡張子にチェックを入れておきます。
画面左下の「Select all」ボタンを押すと、すべての拡張子にチェックを入れることができます。
逆に、「Deselect all」ボタンをクリックすると、すべてのチェックを外すことができます。
また、左下にある「Suggest setting associations if archives are found in the Explorer」にチェックを入れておくと、「TC4Shell」対応ファイルを選択した時に “ このファイルを、フォルダと同じような感覚で開けるようにしますか ” という通知が表示されるようになったりします※2。 2 私の環境では、ここで「はい」を選択しても機能が有効にならなかった。 - フォルダのようにして開けるようにする拡張子にチェックを入れたら、画面右下にある「適用」ボタンをクリックします。
- 設定処理が行われるのでしばらく待ちます。
- 少し待ち、「Important!」というダイアログが表示されたら処理完了です。
-
ファイル解凍
- 解凍したいファイルを、右クリックします。
- そのまま、「Extract to」から
- Current folder
現在のフォルダ内に解凍 - 選択しているファイルの名前\
現在のフォルダ内に、選択しているファイルと同じ名前のサブフォルダを作成&その中に解凍 - Select folder
指定したフォルダ内に解凍
- Current folder
- 「Select folder」を選択していた場合、「フォルダーの参照」ダイアログが表示されるので、解凍先のフォルダを選択します。
ファイルが暗号化されていた場合、「パスワードの入力」という画面が表示されるので、中央の「パスワード」欄に復号用のパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします※3。
3 パスワードを入力して「Add password to strage」ボタンをクリックすると、パスワードの記憶を行うことができる。パスワードには、エイリアス(別名)を設定することもできる
記憶したパスワードは、プルダウンメニューから選択したり、エイリアスの入力だけで入力できるようになる
記憶したパスワードは、右下の「Organize passwords」ボタンから管理を行うことができる
- すると、ファイルの解凍処理が実行されます。
-
ファイル圧縮
- 圧縮したいファイルやフォルダを選択し、右クリックします。
- そのまま、「Pack to」から圧縮先のフォーマットを選択します※4。
4
「Customize file type list」から、メニュー内に表示するフォーマットの設定を行うこともできる。
- 「Pack files」という画面が表示されます。
(この画面内に表示されるオプションは、圧縮先のフォーマットにより異なる) あとは、一番上の「Pack file to archive」欄でファイルの出力先フォルダとファイル名を設定し、右下の「OK」ボタンをクリックすればOK です。
必要に応じて、- Create self extracting archive - 自己解凍書庫を作成する
- Use module - 使用するモジュール
- Encrypt archive - 暗号化する
- Password - 暗号化の際に使用するパスワード
- Confirm password - 暗号化の際に使用するパスワード(確認用)
- Show password - パスワードを表示する
- Encrypt file names - ファイル名を暗号化する
- Add password to strage - パスワードを記憶する
- Organize passwords - 記憶したパスワードを管理する
- Split to volumes - ファイルを、指定したサイズごとに分割して出力する
- Volume size - 分割ファイルのサイズ
- Add size to strage - 入力したサイズを記憶する
- Organize sizes - 記憶したサイズを管理する
また、画面下部の「Save as profile」ボタンから、設定した内容を “ プロファイル ” として保存することもできます。 (一番上の「Profile name」欄に、適当なプロファイル名を入力して「OK」ボタンを押せばよい)
保存したプロファイル(設定内容)は、右クリックメニュー内の「Pack files」 → 「with profile」から即呼び出せるようになります。 作成したプロファイルは、呼び出した後に下部の「Delete profile」ボタンを押すことで、削除することができます。 - Create self extracting archive - 自己解凍書庫を作成する
-
ファイル分割
- 複数個に分割したいファイルを右クリックし、「Pack to」から「Split to volumes」を選択します。
- 「Pack files」という画面が表示されます。 まず、上部の「Pack file to archive」欄で、分割されたファイルの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
- 左下の「Volume size」欄で、分割ファイルのサイズを指定します※5。
5 ファイルサイズ入力後に「Add size to strage」ボタンを押すことで、該当のサイズをプルダウンメニュー内に登録することもできる。 - あとは、画面右下の「OK」ボタンをクリックすればOK です。
選択していたファイルが、指定されたサイズごとに分割して出力されます。
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