TC4Shell

TC4Shell の概要や使い方を紹介しています

TC4Shell を紹介しているページです

アーカイブやイメージファイルを、フォルダと同じような感覚で開けるようにする!「TC4Shell」。

TC4Shell
制作者 Dec Software
対応 XP/Vista/7/8/8.1/10

TC4Shell

アーカイブ / イメージファイル / 実行ファイル 等を、フォルダのような感覚で開けるようにするソフト。
ZIP / 7Z / RAR / LZH / TAR / GZ / ARJ / UUE / APK / JAR / XPI 等々の圧縮ファイルや、ISO / IMG / WIM / VHD / VMDK / DMG / HFS などの イメージファイル、EXE2 / DLL / ELF / MSI 等々の実行ファイル、FLV / SWF 形式のフラッシュなどを、右クリックメニューから普通に開けるようにしてくれます。
ファイルやフォルダを、右クリックメニューから圧縮 / 解凍 / 分割 できるようにする機能も付いています。

「TC4Shell」は、アーカイブやイメージファイルを、フォルダのような感覚で開けるようにするソフトです。

  • アーカイブ
    ZIP / 7Z / 7ZIP / RAR / LZH / TAR / GZ / ARJ / UUE / APK / JAR / XPI / EPUB / CBR / CBZ
  • イメージファイル
    ISO / IMG / WIM / VHD / VMDK / DMG / HFS / HFSX / CRAMFS / QCOW2 / TOAST
  • 実行ファイル
    EXE2 / DLL / DYLIB / ELF / EFI / PPC / SCAP
  • フラッシュファイル
    FLV / SWF
  • その他
    CHM / MSI / MSP / MPO
を、普通のフォルダと同じような感覚で開けるようにするソフトで、ファイルをいちいち解凍したり仮想ドライブにマウントしたりしなくても、右クリックメニューから普通に開けるようにしてくれます。
 対応フォーマット一覧
開けるようにするファイルは拡張子別に指定することができ、また他のアーカイバと併用することも可能となっています。
普段、イメージファイルや 7Z / RAR などのアーカイブを、利用する機会が多い人におすすめです。
ちなみに、アーカイバとしても機能するようになっていて、右クリックで選択したファイルやフォルダを圧縮 / 解凍 / 分割 できるようにする機能も付いていたりします※1
1 圧縮先のフォーマットは、7Z / ZIP / CAB / GZ / TAR.GZ / TAR.LZ4 / TAR.LZ5 / TAR / TAR.ZST / TAR.ZSTD / XZ などの中から選ぶことができる。
( ZIP や 7Z で出力する場合、暗号化することも可能)
解凍に関しては、現在のフォルダや指定したフォルダ内への解凍処理を行えるようになる。
現在のフォルダ内にアーカイブ名のフォルダを生成し、その中に展開することも可能。

使い方は以下のとおり。

    インストール時の注意
  1. 「TC4Shell」の設定は、スタートメニューから行うようになっています。
    そのため、インストール途中の「Select Start Menu Folder」という画面では、「Don't create a Start Menu folder」にチェックを入れないようにしてください。
    (チェックを入れると、スタートメニュー内にショートカットが作成されない)
    Select Start Menu Folder
    各種ファイルを、フォルダのような感覚で開けるようにする
  1. インストールが完了すると、自動的に「TC4Shell associations」という画面が表示されます。
    TC4Shell associations
    ここで、“ フォルダのようにして開けるようにするファイル ” の拡張子にチェックを入れておきます。
    画面左下の「Select all」ボタンを押すと、すべての拡張子にチェックを入れることができます。
    逆に、「Deselect all」ボタンをクリックすると、すべてのチェックを外すことができます。
    また、左下にある「Suggest setting associations if archives are found in the Explorer」にチェックを入れておくと、「TC4Shell」対応ファイルを選択した時に “ このファイルを、フォルダと同じような感覚で開けるようにしますか ” という通知が表示されるようになったりします※2
    対応ファイル選択時に、通知が表示されるようになる
    2 私の環境では、ここで「はい」を選択しても機能が有効にならなかった。
  2. フォルダのようにして開けるようにする拡張子にチェックを入れたら、画面右下にある「適用」ボタンをクリックします。
  3. 設定処理が行われるのでしばらく待ちます。
  4. 少し待ち、「Important!」というダイアログが表示されたら処理完了です。
    Important!
    以後、設定しておいた拡張子のファイルを、右クリックメニュー内の「Open in this window」から普通に開けるようになっています。
    右クリック → 「Open in this window」を選択
    対応ファイルを、フォルダと同じような感覚で開けるようになる
    関連付ける拡張子の設定をやり直す時は、スタートメニュー内の「TC4Shell」 → 「File associations」から設定を行ってください。
    ファイル解凍
  1. 解凍したいファイルを、右クリックします。
  2. そのまま、「Extract to」から
    • Current folder
      現在のフォルダ内に解凍
    • 選択しているファイルの名前\
      現在のフォルダ内に、選択しているファイルと同じ名前のサブフォルダを作成&その中に解凍
    • Select folder
      指定したフォルダ内に解凍
    のいずれかを選択します。
    右クリックメニュー内の「Extract to」から、解凍を行うこともできる
  3. 「Select folder」を選択していた場合、「フォルダーの参照」ダイアログが表示されるので、解凍先のフォルダを選択します。
    ファイルが暗号化されていた場合、「パスワードの入力」という画面が表示されるので、中央の「パスワード」欄に復号用のパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします※3
    パスワードの入力
    複数の暗号化アーカイブを解凍する際で、各アーカイブのパスワードが異なる場合は、「Use password for all encrypted files in archive」のチェックを外しておいてください。
    3 パスワードを入力して「Add password to strage」ボタンをクリックすると、パスワードの記憶を行うことができる。
    Warning
    パスワードには、エイリアス(別名)を設定することもできる
    パスワードの記憶
    記憶したパスワードは、プルダウンメニューから選択したり、エイリアスの入力だけで入力できるようになる
    記憶したパスワードは、次回から素早く入力できるようになる
    記憶したパスワードは、右下の「Organize passwords」ボタンから管理を行うことができる
    「Organize passwords」ボタンから、記憶したパスワードの管理を行うこともできる
  4. すると、ファイルの解凍処理が実行されます。
    ファイル圧縮
  1. 圧縮したいファイルやフォルダを選択し、右クリックします。
  2. そのまま、「Pack to」から圧縮先のフォーマットを選択します※4
    右クリックメニュー内の「Pack to」から、ファイルを圧縮することができる
    4 「Customize file type list」から、メニュー内に表示するフォーマットの設定を行うこともできる。
    メニュー内に表示するフォーマットの設定
  3. 「Pack files」という画面が表示されます。
    (この画面内に表示されるオプションは、圧縮先のフォーマットにより異なる)
    Pack files
    あとは、一番上の「Pack file to archive」欄でファイルの出力先フォルダとファイル名を設定し、右下の「OK」ボタンをクリックすればOK です。
    必要に応じて、
    • Create self extracting archive - 自己解凍書庫を作成する
      • Use module - 使用するモジュール
    • Encrypt archive - 暗号化する
      • Password - 暗号化の際に使用するパスワード
      • Confirm password - 暗号化の際に使用するパスワード(確認用)
      • Show password - パスワードを表示する
      • Encrypt file names - ファイル名を暗号化する
      • Add password to strage - パスワードを記憶する
      • Organize passwords - 記憶したパスワードを管理する
    • Split to volumes - ファイルを、指定したサイズごとに分割して出力する
    といったオプションの設定を行うことも可能です。
    また、画面下部の「Save as profile」ボタンから、設定した内容を “ プロファイル ” として保存することもできます。
    設定した内容を、“ プロファイル ” として保存
    (一番上の「Profile name」欄に、適当なプロファイル名を入力して「OK」ボタンを押せばよい)
    保存したプロファイル(設定内容)は、右クリックメニュー内の「Pack files」 → 「with profile」から即呼び出せるようになります。
    右クリックメニューの「Pack files」 → 「with profile」から、プロファイルの指定を行えるようになる
    作成したプロファイルは、呼び出した後に下部の「Delete profile」ボタンを押すことで、削除することができます。
    Pack files
    ファイル分割
  1. 複数個に分割したいファイルを右クリックし、「Pack to」から「Split to volumes」を選択します。
    「Pack to」から「Split to volumes」を選択
  2. 「Pack files」という画面が表示されます。
    Pack files
    まず、上部の「Pack file to archive」欄で、分割されたファイルの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
  3. 左下の「Volume size」欄で、分割ファイルのサイズを指定します※5
    5 ファイルサイズ入力後に「Add size to strage」ボタンを押すことで、該当のサイズをプルダウンメニュー内に登録することもできる。
    Add volume size
    Pack files
    登録したファイルサイズは、右端にある「Organize sizes」ボタンから管理することができる。
    Organize vokume sizes
  4. あとは、画面右下の「OK」ボタンをクリックすればOK です。
    選択していたファイルが、指定されたサイズごとに分割して出力されます。

TC4Shell TOPへ
別館

最近は Chrome 拡張機能や Firefox アドオンの紹介が多め...

TC4Shell を紹介しているページです