藤 -Resizer-

藤 -Resizer- の概要や使い方を紹介しています

藤 -Resizer- を紹介しているページです

シンプルで使いやすい画像リサイズツール!「藤 -Resizer-」。

藤 -Resizer-
3.11 / 5148 票)
制作者 C-yan
対応 XP/7/8/10
バージョン 3.8.0.231
更新日時 2020-03-15
ファイルサイズ 1.55 MB

藤 -Resizer-

シンプルで使いやすい画像リサイズツール。
ドラッグ&ドロップで放り込んだ画像ファイルを、指定した横 × 縦 サイズ、または、指定したパーセンテージでリサイズできるようにしてくれます。
画像のフォーマット変換を行う機能や、出力画像の画質(JPEG)や圧縮率(PNG)を指定する機能、回転・反転 / 輝度補正 / ノイズ除去 などの処理を同時に実行する機能 等も付いています。

藤 -Resizer-は、シンプルで使いやすい画像リサイズツールです。
コンパクトかつシンプルなインターフェースが特徴的な画像リサイズツールで、簡単なドラッグ&ドロップ操作のみで画像をリサイズできるようにしてくれます。
操作は基本的に

  • 画像サイズの指定方法(相対値で指定、あるいは、絶対値で指定)
  • リサイズ先の画像サイズ
を指定するだけで使うことができ、必要に応じて
  • フォーマット変換
  • 回転 / 反転
  • ノイズ除去
  • 輝度補正
  • コントラスト補正
等の処理も同時に行えるようになっています。
画像を綺麗に拡大 / 縮小 できるところもポイントの一つで、オリジナルの品質を極力落とすことなく拡大 / 縮小 を行うことができます※1
1 画像の拡大 / 縮小 アルゴリズムに、 “ Lanczos3 ” が使われている。
最近傍補間(ニアレストネイバー法)、 線形補間(バイリニア法)、平均画素法 といったアルゴリズムも一応使えることは使える。

デフォルトで対応しているフォーマットは、BMP / GIF / JPG / PNG。
Susieプラグイン を導入することで、対応形式を追加することもできたりします。
(使用したいプラグインを、「wisteria.exe」と同じフォルダ内に入れておく)

基本的な使い方は以下の通り。

使用バージョン : 藤 -Resizer- 3.8.0.231
  1. 「wisteria.exe」を実行します。
    ( 64bit 版の OS を使用している場合は「wisteria_x64.exe」を実行する)
  2. メイン画面が表示されます。
    藤 -Resizer-
    まず最初に、画面右上にある「大きさの指定」欄で、リサイズ先のサイズを「絶対指定」「相対指定」のどちらで指定するのか選択します。
    大きさの指定
    リサイズ先のサイズを、“ 元のサイズからの比率(パーセンテージ)” で指定したい場合は、「相対指定」を選択します。
    リサイズ先のサイズを、“ ピクセルサイズ(幅 × 高さ)” で指定したい場合は、「絶対指定」を選択します。
    藤 -Resizer-
  3. 次に、左上の「大きさ」欄で、リサイズ先の「」と「高さ」を指定します。
    リサイズ先の幅と高さを指定する
    この時、画像のアスペクト比を維持したままリサイズする場合は、すぐ下にある「縦横比を維持する」にもチェックを入れておくとよいでしょう。
    (アスペクト比を維持せずにリサイズする場合は、チェックを入れないでおく)
    大きさの指定」を「絶対指定」にしていた場合は、右側の「条件」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、幅 / 高さ のどちらを基準にしてリサイズを実行するのか指定しておきます※2
    ( 縦横比を維持する場合のみ)
    条件
    2 「幅基準」にすると、「大きさ」欄で指定した「幅」のピクセルサイズを基準に、リサイズ先の「高さ」が自動設定される。
    (この場合、「高さ」欄に入力した値は無視される)
    逆に「高さ基準」にすると、「高さ」欄のピクセルサイズを基準に、リサイズ先の「幅」が自動設定される。
  4. リサイズと同時にフォーマット変換も行う場合は、左下にある「ファイル名の生成規則」欄の 拡張子 部分を、変換先の拡張子に変えておきます。
    フォーマット変換も行う場合は、「ファイル名の生成規則」欄の拡張子部分を、変換先の拡張子に変えておく
    たとえば、画像を JPEG 形式で出力したい場合は、 bmp の部分を jpg に変えておきます。
    画像を JPEG 形式で出力したい場合は、bmp の部分を jpg に変えておく
  5. ちなみに、画像を JPEG 形式で出力する場合、メニューバー上の「設定」→「圧縮」→「JPEG 画質」から、画像の画質を指定できるようになっています。
    (画質が高いほど、ファイルサイズも大きくなる)
    「圧縮」メニュー
    JPEG 画質
    加えて、同「圧縮」メニューから、JPEG 画像をプログレッシブ JPEG 形式で出力したり、ダウンサンプリング※3 して出力することもできたりします。
    3 人間の目では判別しにくい色要素を間引くことにより、画像サイズ小さくする処理のこと。
    また、PNG 形式で出力する場合は、「設定」→「圧縮」→「PNG 圧縮率」から、圧縮率を調整できるようになっています。
    PNG 圧縮率
  6. 尚、出力するファイルには、
    • 白色化
    • 切り抜き
    • 反転
    • 回転
    • ガンマ補正
    • 正規化
    • 輝度補正
    • コントラスト補正
    • ノイズ除去
    • 輪郭強調
    • 白黒化
    といったフィルタをかけることもできたりします。
    各種フィルタ効果をかけたい場合は、メニューバー上の「効果」から、利用したい効果にチェックを入れます。
    メニューバー上の「効果」から、利用したい効果にチェックを入れておく
    その後、メニューバー上の「」から利用する効果を選択し、該当効果の値を設定しておきます。
    メニューバー上の「値」から、利用する効果を選択する
    回転先の角度を指定する
    ノイズ除去度を指定する
  7. ここまでの設定内容は、メニューバー上の「文書」→「設定の保存」から、INI ファイルとして保存しておくことができます。
    「文書」メニュー
    設定内容を INI ファイルに保存しておくと、保存した設定内容を「文書」→「設定の読込」から復元できるようになります。
    さらに、インストールフォルダ内にある「map.ini」に、自分で作成した設定ファイルの名前を記述しておくと、メニューバー上の「雛形」から該当の設定を一発で呼び出せるようになったりします※4
    (要するに、設定内容をプリセット化する... ということ)
    map.ini
    「雛形」メニュー
    4 たとえば、自分のよく使う設定を「よく使う設定.ini」というファイル名で「samples」フォルダ内に保存する。
    次に、「map.ini」を開き、最終行に「sample○○=よく使う設定」と記述し、上書き保存 → 「藤 -Resizer-」を再起動すると、メニューの「雛形」から「よく使う設定.ini」を開けるようになっている。
  8. 設定が完了したら、リサイズしたい画像ファイルを「藤 -Resizer-」のウインドウにドラッグ&ドロップします。
    (複数のファイルを、まとめてドラッグ&ドロップすることも可能)
    リサイズしたい画像ファイルを、「藤 -Resizer-」のウインドウにドラッグ&ドロップする
  9. 画像のリサイズ処理が実行されるので、しばらく待ちます。
    リサイズ中...
  10. 少し待ち、「処理状況」ウインドウが消えたらリサイズ完了です。
    リサイズされた画像が、「元のファイル名_s」という名前で※5、元の画像と同じフォルダ内に出力されています。
    リサイズされた画像は、「元のファイル名_s」という名前で、元の画像と同じフォルダ内に出力される
    5 出力する画像のファイル名は、任意のものに変更することも可能。
    詳しくは、ヘルプの「記述子一覧」の項を参照。

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