Windows Vista / 7 の Visual Style を変更する!「VistaGlazz」。
VistaGlazz
Windows Vista / 7 上で、非公式のVisual Style(視覚スタイル)を利用できるようにするソフト。
Aero / ベーシック / クラシック / スタンダード / ハイコントラスト... といった標準の Visual Style だけではなく、様々なサイト上で配布されている各種 Visual Style( msstyles ファイル)を、自分のパソコン上でも利用できるようにしてくれます。
変更した Visual Style を、元に戻す復元機能も付いています。
「VistaGlazz」は、Windows Vista / 7 上で任意のVisual Style を利用できるようにするソフトです。
“ Windows クラシック / スタンダード / ベーシック / Aero ” といった、標準の Visual Style だけではなく、各種素材サイト等で配布されているサードパーティのVisual Style も、自由に適用できるようにしてくれます。
操作は超簡単に行うことができ、またいつでも元の状態に戻せるようになっています※1。
1
ただし、システムファイルを変更するソフトなので、不安な人は使用しない方がいいかもしれません。
使い方は以下の通り。
「VistaGlazz」は、Windows XP にも対応しています。
しかし、Visual Style の適用方法が異なるので、ここではVista / 7 についてのみ言及しています。
OS がXP の場合は
「UXTender」
を参照して下さい。
-
インストール時の注意
- インストールの途中で、外部ツールのインストーラー が立ち上がります。
これらはインストールする必要ないものなので、すべてのチェックを外して「Decline」ボタンをクリックしてください。
(おそらく、外部ツールのインストーラーは 2 回立ち上がります)
-
導入
- 「VistaGlazz.exe」を実行します。
- 「自己責任で使用してください」というような内容のダイアログ が表示されるので、右下の「I agree (わかりました)」ボタンをクリック※2。
2 このボタンを押した後、上記スクリーンショットのようなメイン画面が表示されず、 パソコンの再起動を促す画面 しか表示されない場合、以下のような処理を行う必要がある.- 「C:¥Windows¥System32」内にある
- uxtheme.dll.vgorg
- themeui.dll.vgorg
- shsvcs.dll.vgorg
- パソコンを再起動させる。
- 再度「VistaGlazz.exe」を実行する。
「uxtheme.dll.vgorg」「themeui.dll.vgorg」「shsvcs.dll.vgorg」を削除する。 - 「C:¥Windows¥System32」内にある
- 一番左の をクリックします。
- 「Your system files are in their original state, ~ 」という画面が表示されるので、右下の「Patch files」ボタンをクリックします。
- システムの再起動を促すダイアログが表示されます。
そのまま、右下の「Reboot」ボタンをクリックします。 - Windows が再起動します。
-
Visual Style の入手&適用( Vista の場合)
- deviantART などのサイトで、任意の Visual Style を入手してきます。
- 入手したファイルを 解凍 し、「○○.msstyles」という拡張子のファイル(視覚スタイル)が入っているフォルダを、そのまま「C:¥Windows¥Resources¥Themes」内に移します。
- 「C:¥Windows¥Resources¥Themes¥今持ってきたフォルダ」直下に、
- 「○○.msstyles」
- 「Shell」(フォルダ)
- 「en-US」(フォルダ)
- 「C:¥Windows¥Resources¥Themes¥さっき持ってきたフォルダの名前」と
「ここの名前.msstyles」が異なる場合は、同一になるようにどちらかをリネームしておきます。 - フォルダ内にある「○○.msstyles」ファイルをダブルクリック。
- 「デザインの設定」という画面が表示されます。
ここの「配色」欄で、変更先の視覚スタイルを選択します※2。
2 ほとんど視覚スタイルは、 “「Windows Aero」&「Windows Vista ベーシック」” という同じ名前で登録されるため、どれがどれなのか見分けづらいので注意。
(プレビュー画面の ウインドウ枠 / ボタン / スクロールバー 等を見て判断する)
各「○○.msstyles」が、逆アルファベット順?に並んでいるのかもしれません。 - あとは、下部の「OK」ボタンを押すだけ。
Windows 7 の場合
-
Visual Style の入手&適用( Windows 7 の場合)
- deviantART などのサイトで、Windows 7 用のテーマを入手してきます。
- 入手したファイルを
解凍
し、
- 「.theme」という拡張子のファイル
- 「.msstyles」という拡張子のファイルと、「Shell」というフォルダが入っているフォルダ※3
(その他にもファイル / フォルダ が入っている場合があるが、それらは必須なものではない)
3 このフォルダ内には、「en-US」「Wallpaper」「Cursors」などのフォルダが入っていることもある。
この時、「.theme」ファイル、および 「.msstyles」の入っているフォルダは、
「C:¥Windows¥Resources¥Themes」直下にくるようにします。
たとえば、「Soft7」 というテーマを導入する場合、このような状態 になります。 - 今一度、「C:¥Windows¥Resources¥Themes¥今持ってきたフォルダ」直下に、
- 「○○.msstyles」
- 「Shell」(フォルダ)
(「en-US」「Wallpaper」「Cursors」等のフォルダがある場合は、あるままでOK )
先の「Soft7」テーマで言うと、このような感じ です。 - 「C:¥Windows¥Resources¥Themes」内にもってきた「.theme」ファイルをダブルクリック。
- すると、「個人設定」画面が表示され、テーマの変更が行われます。
これで、作業は完了です※4。
4 「.theme」をクリックしても何も変わらない時は、「.theme」ファイルを テキストエディタ で開き、-
[VisualStyles]
Path= ~ ¥.msstyles
例えば、msstyles ファイルの名前、msstyles ファイルの入っているフォルダ名 が間違っていたら、正しいものに修正する。 - テーマを変更して文字化けが発生したら、次のような手順でフォントの変更を行います。
- デスクトップ上で右クリックし、「個人設定」を選択。
- 画面下部にある「ウインドウの色」をクリック。
- 次の画面の下の方にある「デザインの詳細設定」というリンクをクリックします。
- 「ウインドウの色とデザイン」という画面が表示されます。
この画面の「指定する部分」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、文字化けが発生している箇所を選択します。 - 左下の「フォント」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、日本語表示に対応したフォントを選択します。
(「メイリオ」「MS UI Gothic」など) - あとは、画面下部の「OK」ボタンを押せば作業完了です。
-
元の状態に戻す
- 「VistaGlazz.exe」を実行します。
- 一番左の をクリックします。
- 「Your system files are patched, use the button to ~ 」という画面が表示されるので、右下の「Unpatch files」ボタンをクリック。
- システムの再起動を促すダイアログが表示されます。
そのまま、右下の「Reboot」ボタンをクリック。 - Windows が再起動します。
- これで、サードパーティのVisual Style を適用できない状態に戻っています。
単に元のAero やクラシックスタイルに戻したいだけであれば、デスクトップ上で右クリック → 「個人設定」→「テーマ」から、元のテーマを選択すればOK です。
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