タスクバーの色を、七色に変化させる!「RainbowTaskbar」。
RainbowTaskbar
タスクバーの色が自動で変わるようにしたり、タスクバーに画像を表示したりできるようにするソフト。
タスクバーの色が指定した時間ごとに自動で切り替わっていくようにし、ゲーミングタスクバーとも言えるカラフルなタスクバーを楽しめるようにしてくれます。
「RainbowTaskbar」使用中に表示する色を指定する機能や、各色の表示時間を指定する機能、指定した色をフェードインさせながら表示する機能、色を二色グラデーションで指定する機能、タスクバー上に BMP 画像を表示する機能 等も付いています。
「RainbowTaskbar」は、タスクバーを七色に変化させることができるソフトです※1。
1
「TranslucentTB」と競合するようなので、「RainbowTaskbar」を実行する前に「TranslucentTB」を終了する必要がある。
また、モニターを 3 つ以上使用している場合、効果はメインモニターのタスクバーにしかかからない模様。
(デュアルモニター環境では、2 つのモニターにエフェクトがかかる)
タスクバーが、500ミリ秒ごとに 赤 → オレンジ → 黄緑 → 緑 → 水色 → 青 → 紫 → ピンク → 赤... と切り替わっていくようにし、ダイナミックでインパクトのあるタスクバーを楽しめるようにしてくれます。
必要に応じて、
- 「RainbowTaskbar」使用中に表示する色(色を 2 色グラデーションで指定することも可能)
- 各色の表示時間(単位はミリ秒)
- フェードイン効果の有無
- ぼかし効果の有無
ちなみに、タスクバー上に BMP 画像を表示する機能も付いています。
(画像と色をミックスすることも可能)
使い方は以下の通り。
このソフトを使用するには、「.NET デスクトップ ランタイム 6.0」をインストールしている必要があります。
使用バージョン : RainbowTaskbar 1.3.9
基本的な使い方
- 「rnbtsk-x64.exe」を実行します。
- 「Windows によって PC が保護されました」という画面が表示されたら、左側にある「詳細情報」をクリック → 右下の「実行」ボタンをクリックします。
- タスクバーが、七色に変化するようになります。
- Rainbow
- Chill
- Unknown
- 終了する時は、タスクトレイアイコンを右クリックして「Exit」を選択します。
- 尚、「RainbowTaskbar」終了後に、タスクバーが透明になったままになることがあるようです。
もし、「RainbowTaskbar」終了後にタスクバーが透明化されたままの時は、「設定」アプリの「個人用設定」→「色」を開き、下の方にある「以下の場所にアクセントカラーを表示します」欄で「スタートメニュー、タスクバー、アクションセンター」のチェックをオン / オフ 切り替えてみたりしてください。
設定内容を変更する
- 設定内容を変更する時は、タスクトレイアイコンを右クリック →「Config file」を選択し、設定ファイルを呼び出します。
尚、設定ファイルは、「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\rnbconf.txt」内に保存されています。 - 先頭に # が付いている行はコメントとなっているので、実際には
t 4 1の行から設定内容を記述していきます。t 4 1は、“ タスクバーをぼかす ” という設定で、その次の行のt 2 200は “ 「RainbowTaskbar」を、透明度 200 で半透明化する ” ことを意味しています※3。
3 透明度は、0 ~ 255 の間で指定することができる。
( 0 に近付くほど透明になる)
この二つに関しては、よく分からなければそのままで OK です。
ただし、ぼかしや半透明効果が不要な場合は、それぞれの行を削除しても OK です。 - その次の行からは、使用する色と各色の表示時間を表しています。
c 1 255 0 0 fgrd 255 154 0 500は、分解すると下記のようなことを表しています。
- c - 「色を指定する」という意味(Color の c)
- 1 - 「1ミリ秒表示する」という意味※4
- 255 0 0 - 表示する色の RGB 値(R : 255 G : 0 B : 0)
- fgrd - フェードイン効果をかけつつ、グラデーション色を表示するという意味
- 255 154 0 - グラデーション 2 色目の RGB 値(R : 255 G : 154 B : 0)
- 500 - フェードイン効果に 500 ミリ秒かけるという意味
この設定はひとまず置いておいて、基本的には次のような規則で記述していきます。c 表示時間 RGB値 グラデーションやフェードインの有無 二色目の色やフェード時間たとえば、 R : 6 G : 79 B : 192 の色をエフェクトなしで 1 秒間表示させたいとすると、下記のように記述します。
(1 秒 = 1000 ミリ秒)c 1000 6 79 192 noneRGB 値を取得する時は、「Just Color Picker」などのカラーピッカーを使うと簡単です。
次に、 R : 6 G : 79 B : 192 と R : 33 G : 167 B : 255 の二色をグラデーションにして 1 秒間表示させたいとすると、次のように記述します。c 1000 6 79 192 grad 33 167 255続いて、 R : 3 G : 90 B : 231 の色を、0.5 秒間かけてフェードインさせ、その後 1 秒間表示させたいとすると、下記のように記述します。c 1000 3 90 231 fade 500最後に、 R : 6 G : 79 B : 192 と R : 33 G : 167 B : 255 の二色グラデーションを、1 秒間かけてフェードイン → その後 1 秒間表示させたいとすると、次のように記述します。c 1000 6 79 192 fgrd 33 167 255 1000ここまでを踏まえて、青基調でゆったりとしたパターンを作成してみました。
(「t 4」「t 2 200」は削除したので、下記二行だけです)
rnbconf.txtc 2000 3 69 182 fgrd 1 114 210 2000
c 2000 1 147 229 fgrd 0 179 246 2000 - その他、タスクバーに BMP 画像を表示させたい時は、下記のように記述します※5。
i 0 0 0 0 D:\img\Image.bmp 255これを分解すると、次のような意味になります。
- i - 「画像を表示する」という意味(Image の i )
- 0 - X 座標の位置(タスクバーの左端が 0)
- 0 - Y 座標の位置(タスクバーの上端が 0)
- 0 - 表示する画像の横幅( 0 はフルサイズの意味)
- 0 - 表示する画像の高さ( 0 はフルサイズの意味)
- D:\img\Image.bmp - 表示する BMP 画像のパス(空白を含むと NG)
- 150 - 透明度 150 で表示するという意味( 0 ~ 255 の間で指定可)
5 タスクバーの高さは 40 ピクセルなので、高さ 40 ピクセルの画像を用意しておくとよい。
たとえば、下記画像をタスクバーに表示させると、下のスクリーンショットのような感じになります。
(ぼかし効果と半透明効果は削除しています) 画像と色をミックスして表示させたい時は、画像の透明度をある程度上げておく(= 透明度の数値を下げておく)必要があります。
(色は、画像の下層に表示されるため)
先ほどの画像に色をミックスすると、下記のような感じになります。
(「t 4」「t 2 200」は削除したので、下記四行だけです)
rnbconf.txti 0 0 0 0 D:\img\Image.bmp 150
c 1000 3 69 182 fgrd 1 114 210 1000
c 1000 0 114 62 fgrd 33 126 115 1000
c 1000 134 90 15 fgrd 236 174 63 1000 - 「rnbconf.txt」の内容を書き換えたら、そのままファイルを上書き保存します。
- 「RainbowTaskbar」を再起動させると、設定内容が反映されています。
RainbowTaskbar TOPへ |
おすすめフリーソフト
スポンサードリンク