xMenuTools

xMenuTools の概要や使い方を紹介しています

xMenuTools を紹介しているページです

エクスプローラの右クリックメニューを拡張する!「xMenuTools」。

xMenuTools
制作者 xCONFLiCTiONx
対応 -
バージョン 7.6
更新日時 2021-01-24
ファイルサイズ 1.61 MB

xMenuTools

エクスプローラの右クリックメニュー内に、ちょっと便利な機能を追加してくれるソフト。
ファイル / フォルダ / フォルダの背景 を右クリックした時のメニュー内に、“ メモ帳で開く / Windows Firewall で通信をブロックする / パスをコピーする / 属性を変更する / シンボリックリンクを作成する / 所有権を取得する / 表示中のフォルダをカレントにし、コマンドプロンプトを開く / クリップボード内のテキストを TXT ファイルとして貼り付ける ” ... 等々のコマンドを追加できるようにしてくれます。

「xMenuTools」は、エクスプローラの右クリックメニューを少しだけ拡張してくれるソフトです。
ファイル / フォルダ / フォルダの背景 を右クリックした時のメニュー内に、

  • メモ帳で開く
  • Windows Firewall で通信をブロックする(受信・送信)※1
  • ファイル名をコピーする※1
  • パスをコピーする※1
  • 属性やタイムスタンプを変更する※1
  • シンボリックリンク、またはジャンクションを作成する※2
  • 所有権を取得する※1
  • 表示中のフォルダをカレントディレクトリにした状態で、ターミナルアプリを開く※3
  • クリップボード内のテキストを、TXT ファイルとして貼り付ける
  • 壁紙の存在するフォルダを開く
  • システムフォルダを開く(「AppData」「ProgramData」「Start Menu」「Temp」)
... 等のコマンドを追加し、日頃のファイル管理を少しだけ手助けしてくれます。
1 複数のアイテムを選択している時でも実行可能。
2 シンボリックリンク・ジャンクション とは、指定したファイル / フォルダを、異なるパスからも開けるようにするワームホール的な特殊リンク。
(ジャンクションは、フォルダに対してのみ張ることができる)
例 : C:\tmp\bd\skin\default\hogehoge\gigafree.txt のように深い階層にあるファイルを、C:\test\test.txt(シンボリックリンク)からでも開けるようにする(逆も然り)。

3 コマンドプロンプト / PowerShell / Windows Terminal で開くことができる。
(Windows Terminal は、インストールしている場合のみ)
各ツールを、管理者権限付きで起動させることも可能。

追加する機能は個別に指定することができ、また
  • ファイルの右クリックメニュー
  • ショートカットの右クリックメニュー
  • フォルダの右クリックメニュー
  • フォルダ背景の右クリックメニュー
ごとに設定を行えるようになっています。
(各右クリックメニューごとに、追加できる機能は異なる)
普段、上記のような機能を使う機会が少なくない人におすすめです。
操作は基本的に “ 使用したいコマンドにチェックを入れる ” だけなので非常に簡単です。

使い方は以下の通り。
このソフトを使用するには、「.NET Framework 4.7.2」以上をインストールしている必要があります。

  1. 「xMenuTools.exe」を実行します。
  2. Windows 10 を使用している場合、「Windows によって PC が保護されました」という画面が表示される場合があります。
    Windows によって PC が保護されました
    この画面が表示されたら、左側にある「詳細情報」をクリック → 右下の「実行」ボタンをクリックします。
    右下にある「実行」ボタンをクリックする
  3. インストールが完了すると、自動的にメイン画面が表示されます。
    xMenuTools
    あとは、右クリックメニュー内に追加したいコマンドにチェックを入れれば OK です。
    各タブでは、下記のようなコマンドを追加できるようになっています。

    All Files(すべてのファイル)

    • Open with text editor - メモ帳で開く
    • Block with Windows Firewall - Windows Firewall で通信をブロックする
    • Copy Name - フィル名をコピーする
    • Copy Path - フルパスをコピーする
    • Copy as URL - URL をコピーする
    • Copy Long Filename - ロングパスをコピーする
    • Attributes - 属性(やタイムスタンプ)を変更する
    • Symbolic Link (Junction) - シンボリックリンク(ジャンクション)を作成する
    • Take Ownership - 所有権を取得する
    All Files

    Short(ショートカット)

    • Attributes - 属性(やタイムスタンプ)を変更する
    • Copy Name - フィル名をコピーする
    • Copy Path - フルパスをコピーする
    • Copy as URL - URL をコピーする
    • Copy Long Filename - ロングパスをコピーする
    Short

    Directories(ディレクトリ)

    • Block All with Windows Firewall - Windows Firewall で通信をブロックする
    • Copy Name - フィル名をコピーする
    • Copy Path - フルパスをコピーする
    • Copy as URL - URL をコピーする
    • Copy Long Filename - ロングパスをコピーする
    • Attributes - 属性(やタイムスタンプ)を変更する
    • Symbolic Link (Junction) - シンボリックリンク(ジャンクション)を作成する
    • Take Ownership - 所有権を取得する
    Directories

    Background(フォルダの背景)

    • Attributes - 属性(やタイムスタンプ)を変更する
    • Command Lines - 表示中のフォルダをカレントにし、ターミナルアプリを開く
    • Find Wallpaper - 壁紙の存在するフォルダを開く
    • System Folders - システムフォルダを開く
      • AppData Folder
      • ProgramData Folder
      • Start Menu Folder
      • All Users Start Menu Folder
      • Temp Folder
    • Paste clipboard text to file
      クリップボード内のテキストを、TXT ファイルとして貼り付ける
    Background
  4. 右クリックメニュー内に追加したいコマンドにチェックを入れたら、メイン画面は閉じてしまって OK です。
    次回ファイル / フォルダ / フォルダの背景 を右クリックすると「xMenuTools」というメニューが追加されており、このメニュー内に追加したコマンドが登録されています。
    右クリックメニュー内に「xMenuTools」というメニューが追加されている
  5. 大体のコマンドは選択するだけで使うことができますが、一応いくつか補足を書いておきます。
    まず、「Attributes」コマンドを選択した時は、サブメニュー内にある
    • Set Hidden Attribute - 隠しファイル属性を設定(または解除)する
    • Set System Attribute - システムファイル属性を設定(または解除)する
    • Set Read-only Attribute - 読み取り専用属性を設定(または解除)する
    • Show Hidden - 隠しファイルを表示する(フォルダ選択時のみ)
    • Hide Hidden - 隠しファイルを表示しない(フォルダ選択時のみ)
    • Show System - システムファイルを表示する(フォルダ選択時のみ)
    • Hide System - システムファイルを表示しない(フォルダ選択時のみ)
    のいずれかを選択します。
    「Attributes」コマンド
    また、「Attributes」 → 「Attributes menu」を選択することにより、詳細な属性&タイムスタンプ設定画面を呼び出すこともできたりします。
    詳細な属性&タイムスタンプ設定画面
    ここでは、
    • Show Hidden Files※4 - 隠しファイルを表示する
    • Show System Files※4 - システムファイルを表示する
    • Set as Hidden - 隠しファイル属性を設定する
    • Set as System - システムファイル属性を設定する
    • Set as Read-only - 読み取り専用属性を設定する
    • Creation Time - 作成日時
    • Last Access Time - アクセス日時
    • Last Write Time - 更新日時
    といった項目の設定を行うことができます。
    (設定後、右下の「Apply Now」ボタンをクリックしてからこの画面を閉じる)
    4 ファイルを選択している時は、“ 選択中のファイルが存在するフォルダ ” に対して設定が行われる。
  6. ちなみに、「Block with Firewall」を選択した時は、「追加されたルールを確認しますか?」というようなダイアログが表示されます。
    追加されたルールを確認しますか?
    ここで「はい」を選択すると、「セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール」画面を表示することができます※5
    セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール
    5 この画面は、「Windows セキュリティ」の「ファイアウォールとネットワーク保護」→「詳細設定」から開くことができる。
    「詳細設定」をクリックする

    この画面の左メニュー内にある「受信の規則」「送信の規則」をクリックすることにより、作成されたルールを確認することができます。
    (「操作」カラムをクリックし、「ブロック」ルールが上に表示されるように並び替えるとよい)
    受信の規則
    送信の規則
    ルールが必要なくなったら、該当のルールを右クリックして「削除」を選択します。
    ルールが必要無くなったら、削除して良い
  7. Create Symbolic Link (Junction)」コマンドを選択した時は「フォルダーの参照」ダイアログが表示されるので、シンボリックリンクやジャンクションの作成先フォルダを選択して「OK」ボタンをクリックします※6
    フォルダーの参照
    6 ジャンクション作成時には「Please enter the name for the folder junction.」というダイアログが表示されるので、作成するジャンクションの名前を入力して「OK」ボタンをクリックする。
    (その後、「フォルダーの参照」ダイアログが表示される)
    フォルダーの参照

    作成されたシンボリックリンクやジャンクションは、必要なくなればそのまま削除して OK です。
    (中身のファイルを削除すると、ソースフォルダ内のファイルも削除されるので注意)
    作成されたジャンクション
  8. その他、フォルダ背景の右クリックメニュー内に追加される「Command Lines」コマンドからは、表示中のフォルダをカレントディレクトリにした状態で
    • Terminal - Windows Terminal
    • Terminal (Admin) - Windows Terminal(管理者権限付き)
    • Command Prompt - コマンドプロンプト
    • Command Prompt (Admin) - コマンドプロンプト(管理者権限付き)
    • PowerShell
    • PowerShell (Admin)(管理者権限付き)
    を開くことができます。
    (Windows Terminal は、インストールしている場合のみ)
    「Command Lines」コマンド
    また、「System Folders」コマンドからは、
    • AppData Folder
    • ProgramData Folder
    • Start Menu Folder
    • All Users Start Menu Folder
    • Temp Folder
    を開くことが可能となっています。
    「System Folders」コマンド

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