Path Copy Copy

エクスプローラの右クリックメニュー内に、ファイル名 / フルパス 等のコピー機能を追加してくれるソフト。
ファイルの 名前 / フルパス / フォルダパス / UNC パス / インターネットパス / Unix パス / Cygwin パス を、エクスプローラの右クリックメニューから簡単にコピーできるようにしてくれます。
メニュー内に表示するコマンドを指定する機能や、パスをダブルクオーテーションマークで囲った状態にしてコピーする機能、特定の文字列を他の文字列に自動で置換する機能 なども付いています。

「Path Copy Copy」は、右クリックメニュー内に “ ファイル名コピー機能 ” を追加してくれるソフトです。
ファイルやフォルダの

を、右クリックメニューから直接コピーできるようにするソフトで、ファイル名 / ファイルパス だけではなく、UNC パスやインターネットパスも普通にコピーできるようにしてくれるところが最大の特徴。
各種コピーコマンドは、右クリックメニュー内に登録される「Path Copy」というサブメニューから選択できるようになり、この「Path Copy」メニューは、 “「Shift」キーを押しながら右クリックした時だけ ” 表示するように設定することも可能となっています。
また、コピーコマンドの一つを、右クリックメニューのルート（第一階層）に登録することもできたりします。
そのほか、コピーした内容を " " で囲うようにする機能や、コピーされた特定の文字列を、他の文字列に自動で置換したりする機能 も付いています。

使い方は以下のとおり。

• 設定
• 実際に使う

1. 「Path Copy Copy」をインストールします。
2. 適当なファイルを右クリックし、「Path Copy」から「Settings」を選択します。
3. 設定画面が表示されます。
   
   最初の「Options」タブでは、下記のようなオプション設定を行うことができます。
   • Add quotes around copied paths
     コピーした内容を、ダブルクオーテーションマークで囲う
   • Use hidden shares when copying UNC paths
     隠し共有されているフォルダのUNC パスも、コピーできるようにする
   • Always show submenu※1
     「Path Copy」メニューを、常に表示させる
   1 OFF にした場合、 “「Shift」キーを押しながら右クリックした時だけ ” 表示されるようになる。
4. 「Default Command」タブを開き、右クリックメニューのルートに登録するコマンドを指定します。
   （ルート ＝ 第一階層）
   
   登録できるコマンドには、次のようなものがあります。
   • Copy Short Name　-　ファイル名をコピー（8.3 形式）
   • Copy Long Name　-　ファイル名をコピー
   • Copy Short Path　-　フルパスをコピー（8.3 形式）
   • Copy Long Path　-　フルパスをコピー
   • Copy Short Parent Folder Path　-　フォルダパスをコピー（8.3 形式）
   • Copy Long Parent Folder Path　-　フォルダパスをコピー
   • Copy Short UNC Path　-　UNC パスをコピー（8.3 形式）
   • Copy Long UNC Path　-　UNC パスをコピー
   • Copy Short UNC Parent Folder Path　-　フォルダのUNC パスをコピー（8.3 形式）
   • Copy Long UNC Parent Folder Path　-　フォルダのUNC パスをコピー
   • Copy Internet Path　-　インターネットパスをコピー
   • Copy Unix Path　-　Unix パスをコピー
   • Copy Cygwin Path　-　Cygwin パスをコピー
   後述するカスタムコマンド※2 を追加した場合、カスタムコマンドをデフォルトコマンドにすることも可能となります。
   2 カスタムコマンドとは、表示名 / コピーアクションの内容 / ダブルクオーテーションマークの有無 / 特定文字列の自動置換有無... を定義したコマンドのこと。
5. 「Disabled Commands」タブを開き、「Path Copy」メニュー内に表示させたくないコマンドのチェックを外しておきます。
   
6. 基本的にここまで設定すれば OK ですが、必要に応じてカスタムコマンドを追加することもできます。
   カスタムコマンドとは、既存のコマンドをベースに
   • 表示名
   • コピー内容を、ダブルクオーテーションマークで囲うかどうか
   • /　を　¥　に変換するかどうか
   • ¥　を　/　に変換するかどうか
   • 特定の文字列を、他の文字列に自動置換するかどうか
   を定義したコマンドのことで、これは複数作成できるようになっています。
   カスタムコマンドを作成したい場合は、「Custom Commands」タブを開き、下記のような操作を行います。
   
   1. 右側にある「New」ボタンをクリックします。
   2. 「Custom Commands」という画面が表示されます。
      
      最初に、上部の「Name」欄に、これから登録するコマンドの名前（表示名）を入力します。
   3. 下部のコマンドリストの中から、行うコピーアクションの内容を選択します。
   4. 「Options」タブを開き、各種設定を行っておきます。
      
      指定できるオプションには、次のようなものがあります。
      • Enclose path in quotation marks
        コピーした内容を、ダブルクオーテーションマークで囲う
      • Change all forward slashes ( / ) to backslashes ( ¥ )
        /　を　¥　に変換する
      • Change all backslashes to forward slashes
        ¥　を　/　に変換する
      • Find / Replace
        「Find what」欄のテキストを、「Replace with」で置き換える
7. 設定が終わったら、下部の「OK」ボタンをクリックします。
8. カスタムコマンドを複数登録したい場合は、同様の手順で登録処理を行います。
   カスタムコマンドの内容を編集する時は、該当のコマンドを選択 → 右側にある「Edit」ボタンをクリックします。
   （削除する時は、「Remove」ボタンを押す）
   「Move Up」「Move Down」ボタンを使うことで、コマンドの並び順を調整することもできたりします。
9. 登録したカスタムコマンドは、「Default Command」タブ、および「Disabled Commands」タブ で管理できるようになります。

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1. ファイル名等をコピーしたいアイテムを選択※3 → 右クリックし、目的の項目を選択すれば OK です.
   
   3 複数選択可。