Windows Update を、完全手動で行えるようにする!「Sledgehammer」。
Sledgehammer
Windows Update を、完全手動で行えるようにするソフト(スクリプト)。
Windows Update の実行に必要な「Windows Update」サービスを適切に自動でコントロール& Windows Update クライアントである「WuMgr」や「Windows Update MiniTool」と連携を行うことにより、“ 必要な時だけ、特定の更新プログラムのみをダウンロード / インストール ” できるようにしてくれます。
「Sledgehammer」は、Windows Update を完全手動で行えるようにするソフトです。
Windows Update を手動で行いたい場合、Windows Update を行う時だけ「Windows Update」サービスを有効化させ、Windows Update が終わったら該当のサービスを停止することになりますが※1、Windows Update のたびに「Windows Update」サービスを手動で開始 → 停止 させるのは非常に面倒です。
Windows 10 Pro では、「ローカルグループポリシーエディター」や「Windows10 設定変更ツール」「WuMgr」「Windows Update MiniTool」などで自動更新を無効化することができる。
(もちろん、Windows 10 Pro で「Sledgehammer」を使っても問題はない)
しかしこの「Sledgehammer」を使うと、(「Sledgehammer」を)実行&終了 するだけで
- 「Windows Update」サービスを開始
- Windows Update クライアント「WuMgr」や「Windows Update MiniTool」を起動&更新プログラムをチェック
- 更新プログラムのダウンロード / インストール(この作業のみ、ユーザーが手動で行う)
- 「Windows Update」サービスを停止&勝手に実行されないように保護
また、「Sledgehammer」が起動している時以外は「Windows Update」サービスが停止するようになるため※2、ユーザーが意図しないタイミングで Windows Update が行われることもなくなります。
2 「Windows Update」サービスは、必要であればいつでも有効化状態に戻すことができる。
普段、“ Windows Update は、絶対に手動で行いたい ” と思っている人におすすめです。
ちなみに、「WuMgr」と「Windows Update MiniTool」は最初から同梱されているので、使用にあたり別途「WuMgr」や「Windows Update MiniTool」を入手する必要はありません。
(「Windows Update MiniTool」の日本語ランゲージファイルだけ、必要であれば入手しておく)
使い方は以下の通り。
尚、Windows Update の際に「Windows Update MiniTool」ではなく「WuMgr」を使う場合、「Windows Update MiniTool」の日本語化を行う必要はありません。
(「Windows Update MiniTool」は更新が止まっているので、「WuMgr」を使った方がいいかも?)
Windows Update MiniTool の日本語化
- 日本語ランゲージファイル
をダウンロードします。
(画面右上に表示される ボタンを押す) - 解凍 して出てきた「wumt_lang.ini」を、「Sledgehammer」のインストールフォルダ内にある「bin」フォルダ内にコピーします。
「Sledgehammer」を使ってみる
- 「Sledgehammer.cmd」を実行します。
- コマンドプロンプトが立ち上がり、「Windows Update」サービスが無効化されます※3。
少し待つと、コマンドプロンプト上に「Close window (click "X") if done, or press a key to check for updates...」というテキストが表示されるので、適当なキーを押してみます。
3 システムに「Windows 10 更新アシスタント」がインストールされている場合、初回起動時に下記のような画面が表示される。 ここで適当なキーを押すと、「Windows 10 更新アシスタント」のアンインストールが行われ、続けて「Sledgehammer」のスクリプトが実行される。 - 「Sledgehammer」のマニュアルが表示されます。 そのまま、もう一度適当なキーを押します。
- 「Sledgehammer」のメイン画面が表示されます。
「WuMgr」を使って Windows Update を行う場合はキーボードの「1」キーを、「Windows Update MiniTool」を使って Windows Update を行う場合はキーボードの「2」キーを押します。
Windows Update サービスを一時的に有効化する場合は、キーボードの「E」キーを押します。 - 「E」キーを押した場合、一時的に Windows Update サービスが有効化されるので、Windows Update やユニバーサルアプリのアップデートを行います。
(その後「D」キーを押すと、再度 Windows Update サービスが無効化される) 「1」または「2」キーを押した場合、「WuMgr」や「Windows Update MiniTool」が立ち上がり、更新プログラムのチェックが自動で開始されます。 チェックの結果、ダウンロード / インストール したい更新プログラムがあれば、それをダウンロードしたりインストールしたりしておきます。 - ダウンロードやインストールが終了したら、「Sledgehammer」のウインドウ(コマンドプロンプト)や「WuMgr」「Windows Update MiniTool」を閉じます。
- 自動的に、「Windows Update」サービスが停止されます。
(この処理は、バックグラウンドで行われます)
これで処理完了です。
また Windows Update を行いたくなったら、「Sledgehammer.cmd」を実行 → 一連の操作を行えば OK です。
Windows Update を、有効化状態に戻す
- 無効化した Windows Update を再度有効化したくなったら、下記のような操作を行います。
- インストールフォルダ内の「uninstall」フォルダ内に入っている「Uninstaller_undo-all-script-changes.cmd」を実行します。
- アンインストーラーが表示されます。 ここで、キーボードの「N」キーを押します。
- 「本当によろしいですか?」という内容の画面が表示されるので、「Y」キーを押します。
- 少し待ち、「WUMT Wrapper Script uninstalled.」と表示されたら処理完了です。
(適当なキーを押すと、コマンドプロンプトが閉じられます) これで、Windows Update が有効化状態に戻っています。
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