悪質なWeb サイトを、一括してブロック!「Mirage Anti-Bot」。
Mirage Anti-Bot
“ 悪質なWeb サイト ” を、ほぼ全自動でブロックできるようにするソフト。
スイスの有名なセキュリティブログ www.abuse.ch で報告されている危険なWeb サイト(ドメイン)に、自分のパソコンからアクセスできないようにしてくれます。
ドメイン情報を 1 時間おきに自動で更新する機能や、ブロックしたドメインの情報をログに書き出す機能、任意のドメインをブロックリストに追加する機能... などが付いています。
「Mirage Anti-Bot」は、シンプルなボットネット対策ツールです。
“ 悪質なWeb サイト ” として報告されているURL(ドメイン)に、自分のパソコンがアクセスできないようにする免疫系のセキュリティソフトで※1、ドメイン情報の自動アップデート機能を備えているところが最大の特徴。
1
Hosts ファイルに悪質なドメインの情報を登録するもので、Spybot 等の免疫機能と同じ。
(登録されたドメインに、アクセスできないようにする)
“ 悪質なWeb サイト ” の情報は 1 時間置きに自動でアップデートされるようになっているため、基本的に常駐させておくだけで使うことができます。
(アップデートは、好きなタイミングで行うこともできます)
現在、免疫系のソフトを使っていない人におすすめ。
ちなみに、URL のブロックは、「Mirage Anti-Bot」ではなくWindows が行ってくれるので、常駐させずに使うこともできます※2。
2
ただし、常駐機能を終了させると、自動アップデートとログの保存を行えなくなる。
また他のセキュリティソフトと併用することも可能となっています※3。
3
ドメイン情報を更新する際には、Hosts ファイルの書き換えが行われる。
そのため、Hosts ファイルを監視するセキュリティソフトを使っている場合、該当の機能を切っておく必要がある。
(常時その機能を無効化しておかなくても、ドメイン情報を更新する時だけ切っておけばよい)
使い方は以下のとおり。
- 何らかのブラウザが起動中である場合は、それらを終了させておきます。
(もしくは、アップデート後にブラウザを再起動させる) - Vista / 7 / 8 を使用している場合は、「MirageAB.exe」を
管理者として実行できるように設定
しておきます。
「MirageAB.exe」は、-
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥PhrozenSoft¥MirageAB
- 「MirageAB.exe」を実行します。
- メイン画面 が表示されます。
そのまま、画面右下にある「Update」ボタンをクリック。 - データベースのアップデートが行われます。
画面中央の進捗メーターがいっぱいになり、 0 % に戻ったらアップデート終了。 - 危険なドメインをブロックした時に、ログが保存されるようにしたい場合は、画面下部にある「Probe : Log when website blocked」を「ON」にしておきます。
(ログは、メニューバー上の「Probe Logs」から 確認することができます) - ここまでの作業が終わったら、タイトルバー上の × ボタンをクリックし、ウインドウを閉じてしまってOK。
(タスクトレイに格納されます) - これで、現在認識されている危険なWeb サイトに、アクセスできなくなっています。
ブロックされた例
アップデートは 1 時間おきに自動で行われますが、トレイアイコンの右クリックメニューから手動で行うことも可能となっています。 - 自動アップデートとログの書き出しを使わない場合は、終了させてもOK です。
(タスクトレイアイコンを右クリック →「Exit Mirage」を選択する)
-
各種設定 - 必要な場合のみ
- 「Mirage Anti-Bot」をWindows 起動時に自動実行させたい場合や、通信の際にプロキシを通したい場合は、適宜設定を行っておきます。
設定を行う時は、トレイアイコンを右クリック →「Settings」を選択。
(もしくは、メイン画面の下部にある「Settings」ボタンをクリック) - 設定画面 が表示されます。
設定可能なオプションには、次のようなものがあります。- Progress bar color
アップデート時に表示される進捗バーの色 - Automatically start Mirage with Windows
Windows 起動時に、「Mirage Anti-Bot」を自動で起動させる - Display bubble notification on treat update
アップデート時に、タスクトレイ上からバルーンメッセージを表示する - Connect throught a proxy
通信の際に、プロキシを通す - Protect Mirage with a Password※4
「Mirage Anti-Bot」の起動にパスワードをかける
- Progress bar color
- 設定が終わったら、オプション画面をそのまま閉じてしまってOK です。
-
ブロックするドメインを手動で追加 - 必要な場合のみ
- タスクトレイアイコンをクリックし、メイン画面を呼び出します。
- メニューバー上の「Manage Hosts」を選択。
- 「Manage Hosts」という画面 が表示されます。
ここで、左メニュー内の各項目をダブルクリックすると、ブロックされているドメインを確認することができます。
ブロックするドメインを新たに追加する場合は、左メニューの最下部にある「Custom Hosts」を選択し、画面左下にある「Add Category」ボタンをクリック。 - 「Add new category」というダイアログ が表示されます。
ここに適当なカテゴリ名を入力し、「OK」ボタンをクリック。 - 左メニューのツリーに、今作成したカテゴリが生成されます※5。
これをダブルクリック。
5 作成したカテゴリを削除する時は、カテゴリを選択 → 下部に表示される ボタンをクリック。
(その後確認ダイアログが表示されるので、「はい」を選択)
カテゴリをリネームする時は、カテゴリを選択 → 下部に表示される ボタンをクリックする。 - あとは、画面右下にある「Add Host」ボタンをクリックし、ブロックしたいドメインを入力 → 「OK」ボタンをクリックします。
ブロックしたいドメインが複数ある場合は、「Add Host」ボタンをクリックし、同様にドメインを登録していきます。 - 登録したドメインを削除したい時は、リスト上で該当のドメインを選択 → 画面下部にある「Delete Selected」ボタンをクリックします。
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