Eusing Maze Lock

パソコンの画面を、スマートフォンのように “ パターン ” でロックできるようにするソフト。
3 x 3 （ または 4 x 4 や 5 x 5 ） に並べられたドットを、あらかじめ設定しておいた順番で結んでいくことにより、デスクトップへ入れるようにする... という方式のスクリーンロックを利用できるようにしてくれます。
マウスやキーボード操作が一定時間行われなかった時に、画面を自動でロックしたりディスプレイの電源を切ったりする 機能や、ロック画面の背景を変更する機能 等々が付いています。

「Eusing Maze Lock」は、Windows 上で “ パターンロック ” を使えるようにするソフトです。
Android で使われているようなパターン式のスクリーンロックを、パソコン上でも使えるようにする... というパソコンロックツールで、割りとカスタマイズ性が高く柔軟性に富んでいるところが大きな特徴。
パターンは、縦横 3 x 3 に並べられたドットを使って設定することができ※1、ロック画面上では、このドットをマウスドラッグで設定したとおりになぞっていくことになります。
（ドットは、4 x 4 や 5 x 5 にすることもできる）
1 同じドットを二回使うことはできない模様）
ちなみに、パターンの入力方法は

• ノーマル
  ドットを結んだ時に、青い跡が表示される
• セキュア
  ドットを結んだ時に、青い跡が表示されない
• ダイナミックパスワード方式
  ドット上にアルファベットが表示される ので、それを見ながらキー入力していく

の中から選ぶことができ、パターンを一定回数以上間違えた場合には

• 1 ～ 3 分間操作できないようにする
• Windows 標準の方式でロックする
• パソコンをシャットダウンさせる

ことも可能となっています。
その他、

• マウスやキー操作が一定時間行われなかった時に、パソコンを自動でロックさせる機能
• マウスやキー操作が一定時間行われなかった時に、ディスプレイの電源を自動で切る機能
• Windows 起動時に、パソコンを自動でロックする機能
• ロック画面の背景をカスタマイズする機能

等々も付いています。

使い方は以下のとおり。

初期設定
1. 「MazeLock.exe」を実行します。
2. 初回のみ、「You are the first to run Eusing Maze Lock」というダイアログ が表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
3. 設定画面 が表示されます。
   （設定画面が自動で表示されない場合、タスクトレイアイコンを右クリック →「Configure」を選択）
   最初に、左下の「Reset Pattern」ボタンをクリックします。
4. プリセットされていたパターンがクリアされます。
   次に、画面上のドットをマウスドラッグで結び、ロックを解除する際のパターンを決めます。
   画面右下の「3 * 3 (9 points）」というプルダウンメニューをクリックすることで、ドットの数を
   • 4 x 4 (16 points)
   • 5 x 5 (25 points)
   に変更することも可能となっています。
5. パターンの入力が終わると、「Reset lock pattern OK」というダイアログ が表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
6. 続いて 「Do you want to backup the lock pattern in case of you forgot your pattern?」というダイアログが表示されます。
   今回設定したパターンを、画像ファイルとしてバックアップしておきたい場合は「はい」を選択し、ファイルの出力先フォルダを指定しておきます。
7. これでパターン設定は完了です。
   パターンを再設定したくなったら、同様の手順を踏んで下さい。
8. その他、「General」「Background」タブを開き、各種設定を行っておきます。
   （必要な場合のみ）
   設定できるオプションには、次のようなものがあります。
   General タブ
   • Autolock at Windows startup
     Windows 起動時に、自動でスクリーンをロックする
   • Autolock computer after ◯ minutes（ ◯ hours ）
     ◯ 分間（ ◯ 時間）パソコン上で操作が行われなかった時に、パソコンを自動でロックする
   • Turn off the monitor after ◯ minutes（ ◯ hours ）
     ◯ 分間（ ◯ 時間）パソコン上で操作が行われなかった時に、ディスプレイの電源を切る
   • Autohide unlock window after ◯ minutes（ ◯ hours ）
     ◯ 分間（ ◯ 時間）ロック画面上で操作が行われなかった時に、ドットを隠す
   • Disconnect internet when locked
     スクリーンロック時に、インターネットの接続を切る
   • Alert after enter incorrect pattern over ◯ times
     パターンの入力を ◯ 回間違えた時に、警告を表示する
   • Alert mode
     警告の方法※2
   • Lock keyboard
     スクリーンロック時に、キーボードもロックする？（ロックされなかったので違うかも）
   • Unlock mode
     ロックモードの種類※3
   • Arert text
     ロック画面中央に表示するテキスト
   2 1 ～ 3 分間操作できなくしたり、パソコンをシャットダウンさせたりすることができる。
   3 ノーマル / セキュア / ダイナミックパスワード の中から選べる。
   セキュアモードにした場合、ドットを結んだ時にその跡が表示されない。
   ダイナミックパスワードにした場合、ドットをキー入力により結ぶ必要がある。
   （ドット上にアルファベットが表示される）
   Background
   • Use Default
     設定をデフォルトに戻す
   • Change Image
     画像を変更する（JPEG / BMP / PNG ）
   • Effect Off / ON
     ロック / アンロック 時のエフェクトON / OFF
   • Using Transparent Background
     背景を透明にする（デスクトップの様子をそのまま表示する）
9. 設定が完了したら、画面下部の「OK」ボタンをクリックします。
   設定内容を変更したくなったら、トレイアイコンを右クリック →「Configure」を選択して下さい※4。
   （もしくはホットキー “「Win」＋「C」” を押す）
   4 設定画面へ入る時も、パターンの入力が必要になる。

実際に使う
1. パソコンをロックさせたくなったら、次のうちどちらかの操作を行います。
   • タスクトレイアイコンをクリック
   • ホットキー “「Win」＋「A」” を押す
2. すると、スクリーンロックが実行されます。
   ロックを解除する時は、表示されたドットを設定しておいたとおりになぞっていけばOK です。
   尚、画面右下の ボタンをクリックすることで、入力をセキュアモードにすることができます。
   同様に ボタンをクリックすることで、入力をダイナミックパスワード方式に切り替えることができます。
   （ はノーマルモード）