Voicemeeter Banana

Voicemeeter Banana の概要や使い方を紹介しています

Voicemeeter Banana を紹介しているページです

高機能なオーディオミキサー&音声ルーティングツール!「Voicemeeter Banana」。

Voicemeeter Banana Voicemeeter Banana
3.21 / 5233 票)
制作者 Vincent Burel
対応 XP/Vista/7/8/8.1/10/11
バージョン 2.1.1.9
更新日時 2024-12-17
ファイルサイズ 48.8 MB

Voicemeeter Banana

録音を行う
  1. 「Voicemeeter Banana」には録音機能が付いており、
    • 「HARDWARE INPUT 1~3」「VIRTUAL INPUTS」に入力される音声
    • 「A1」「A2」「A3」「B1」「B2」のいずれかから出力される音声
    のどちらかを録音することができます。
    この録音機能を利用したい場合、画面右上にあるカセットの画像を右クリックします。
    カセット画像を右クリックする
  2. 「Recorder Options」という画面が表示されます。
    Recorder Options
    「HARDWARE INPUT 1~3」と「VoiceMeeter VAIO」「VoiceMeeter AUX」に入力される音声を録音したい場合は、左上の「PRE-FADER INPUTS」を選択 → 録音対象とする音源を選択します。
    (複数選択可)
    「A1」「A2」「A3」「B1」「B2」から出力される音声を録音したい場合は、「POST-FADER OUTPUTS」を選択 → 録音対象とするバスを選択します。
    (複数選択不可
    「A1」「A2」「A3」「B1」「B2」から出力される音声を録音したい場合は、「POST-FADER OUTPUTS」を選択
  3. 下部の欄で、
    • Target Directory - 録音されたファイルの出力先フォルダ
    • Prefix Name - 保存するファイル名に付けるプレフィックス(接頭辞)※12
      Prefix Name
      12 プレフィックスを入力した後、Enter キーを押す。
    • File Type - ファイルの保存先フォーマット
      File Type
    • Sample Rate - サンプルレート
      Sample Rate
    • Bit Resolution - ビット深度
      Bit Resolution
    • Channels - チャンネル数
      Channels
    • MULTITRACK OPTION - 各チャンネルを、別々のファイルとして出力する
    • Stop Record After Duration - 一定時間後に録音を自動で停止する※13
      Stop Record After Duration
      13 録音終了までの時間は、時間:分:秒 形式で入力する。
      例) 1分30秒後に終了 → 00:01:30
      終了までの時間を入力したら、Enter キーを押す。
    といったオプションを設定し、「Recorder Options」画面を閉じます。
  4. あとは、録音を開始したい時に 録音 ボタンを押し、録音を終了したい時に 停止 ボタンを押せば OK です。
    Stop Record After Duration
    Stop Record After Duration
  5. ちなみに、カセット画像を左クリックすることで、任意の音声ファイルを読み込むこともできたりします。
目次へ戻る
LAN 内の別 PC に音を送信する
  1. 画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックします。
    画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックする
  2. 「VB-Audio Network Configuration」という画面が表示されます。
    VB-Audio Network Configuration
    まず、画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックし、「VBAN is ON」に切り替えます。
    画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックする
    「VBAN is ON」に切り替わった
  3. この時、ファイアウォールの警告が表示されることがあります。
    ファイアウォールの警告が表示された場合、適宜アクセスを許可する
    このような警告が表示された場合、「プライベートネットワーク(ホームネットワークや社内ネットワークなど)」にチェックを入れて「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。
  4. 画面下部の「Outgoing Streams」欄の一番上の行で、
    • Source - どのバスの音声を送信するのか
      Source
    • Stream Name※14 - 送信する音声の名前(そのままでもよい)
      Stream Name
      14 音声の名前を入力し、Enter キーを押す。
    • IP Address To※15 - 送信先の IP アドレス
      IP Address To
      15 現在使用している PC の IP アドレスは、画面上部の「IP」欄に表示されている。
      IP Address To
      ただし、ここに表示されている IP アドレスは、共有対象の PC とは異なるネットワーク内の IP アドレスである場合もある。
      そのため、一応「設定」アプリで IP アドレスを確認しておくのがよい。
      IP アドレスは、「設定」アプリを起動 →「ネットワークとインターネット」を選択し、使用しているネットワークの「プロパティ」ボタンをクリック → 表示された画面を一番下までスクロールすることで確認することができる。
      Windows 10 を使用している場合
      「ネットワークとインターネット」画面で「プロパティ」ボタンをクリックする
      表示された画面を一番下までスクロールすると、IP アドレスを確認することができる
      Windows 11 を使用している場合 「ネットワークとインターネット」画面で「プロパティ」ボタンをクリックする
      表示された画面を一番下までスクロールすると、IP アドレスを確認することができる
    • SampleRate - 送信する音声のサンプルレート
      SampleRate
    • Ch - 送信する音声のチャンネル数
      Ch
    • Format - 送信する音声のフォーマット
      Format
    をそれぞれ設定します。
    (「SampleRate」「Ch」「Format」は任意)
    ストリームの送信設定
  5. 入力した行の先頭にある「On」スイッチをクリックし、点灯させます。
    スイッチを ON にする
  6. これで準備完了です。
    指定したバスから再生される音が、指定しておいた PC に送信されるようになります。
    尚、音源送信中は、「IP Address From」欄に緑色のランプが点灯します。
    音源送信中は、「IP Address To」欄に緑色のランプが点灯する
    また、接続が有効になっている PC の「Info」欄には i アイコンが点灯し、これを右クリックすることで、接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできます。
    接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできる
  7. 送信したい音声が他にもある場合、または、別の PC に音声を送信したい時は、「Outgoing Streams」欄の二行目以降に登録処理を行っていきます。
目次へ戻る
LAN 内の別 PC から音を受信する
  1. 画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックします。
    画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックする
  2. 「VB-Audio Network Configuration」という画面が表示されます。
    VB-Audio Network Configuration
    まず、画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックし、「VBAN is ON」に切り替えます。
    画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックする
    「VBAN is ON」に切り替わった
  3. この時、ファイアウォールの警告が表示されることがあります。
    ファイアウォールの警告が表示された場合、適宜アクセスを許可する
    このような警告が表示された場合、「プライベートネットワーク(ホームネットワークや社内ネットワークなど)」にチェックを入れて「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。
  4. 次に、画面上部の「Incoming Streams」欄の一番上の行で、
    • Stream Name - 受信する音源の名前
    • IP Address From※15 - 音源の送信元 IP アドレス
      IP Address From
    • Destination - 受信先の場所(どの INPUT に受信するか)
      Destination
    を設定します。
    音源の送信元 IP アドレスなどを設定する
  5. 入力した行の先頭にある「On」スイッチをクリックし、点灯させます。
    スイッチを ON にする
  6. 以降、指定した IP アドレスから送信された音を、指定しておいた INPUT で受信できるようになっています。
    尚、音源受信中は、「IP Address From」欄に緑色のランプが点灯します。
    音源受信中は、「IP Address From」欄に緑色のランプが点灯する
    また、接続が有効になっている PC の「Info」欄には i アイコンが点灯し、これを右クリックすることで、接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできます。
    接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできる
  7. 画面右上にある「Save Config」ボタンをクリックすることにより、現在の設定内容を XML ファイルに保存することも可能となっています。
    (保存した XML ファイルは、「Load Config」ボタンから読み込むことができる)
    Destination
    また、「Reset Config」ボタンをクリックすることで、設定内容をリセットすることもできたりします。
目次へ戻る
その他の設定
  1. 画面右上にある「Menu」ボタンをクリックすることにより、下記のようなオプションの ON / OFF を切り替えることができます。
    • Eject Cassette (release audio file)
      カセットに読み込み中の音声ファイルを解放する
    • Load Settings
      設定ファイル(XML ファイル)を読み込む
    • Load Settings on Startup
      指定した XML ファイルを、「Voicemeeter Banana」起動時に自動で読み込む
    • Save Settings
      現在のミキサー設定を、XML ファイルに保存する
    • System Tray
      ウインドウを閉じた時に、タスクトレイに格納する
    • Run on Windows Startup
      Windows 起動時に自動で起動する
    • Show App On Startup
      起動時にメイン画面を自動で表示する
    • Set as Always Visible
      常に最前面に表示する
    • Lock Graphic User Interface
      ユーザーインターフェースをロックし、操作を行えないようにする
    Menu
    また、同「Menu」内の「Shortcut Key (Hook)...」から、
    • Hook Volume Keys (For Level Output A1)
      キーボードの音量キーで、「A1」の音量を調整できるようにする
    • Hook Volume Keys (For Level Input #1)
      キーボードの音量キーで、「HARDWARE INPUT 1」の音量を調整できるようにする
    • Hook Ctrl+F10,F11,F12 (For Level Output A1)
      F10 F11 F12 キーで、「A1」の音量を調整できるようにする
    • Hook Ctrl+F10,F11,F12 (For Level Input #1)
      F10 F11 F12 キーで、「HARDWARE INPUT 1」の音量を調整できるようにする
    • Hook F5,F6 and F8 (For PLAY, STOP and REC)
      F5 F6 F8 キーで、カセットの再生 / 停止 / 録音 を行えるようにする
    といった機能の ON / OFF を切り替えることもできたりします。
    Shortcut Key (Hook)

Voicemeeter Banana TOPへ
別館

最近は Chrome 拡張機能や Firefox アドオンの紹介が多め...

Voicemeeter Banana を紹介しているページです