TuxGuitar

TuxGuitar の概要や使い方を紹介しています

TuxGuitar を紹介しているページです

ギタリストをはじめとした、弦楽奏者向けの作曲ツール!「TuxGuitar」。

TuxGuitar TuxGuitar
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制作者 Tuxguitar
対応 7/8/10/11
バージョン 1.5.6
更新日時 2022-04-28
ファイルサイズ 143.8 MB
ポータブル版
インストーラー
ミラー

TuxGuitar

小節の追加
  1. 一つの小節がいっぱいになったら、スコア上で右クリック →「小節」→「追加(空小節)」から、小節を追加します※10
    追加(空小節)
    10 スコアやTAB 譜上で、方向キーの → を押していくだけでもよい。
    ここでは、小節の追加方法を
    • 選択箇所の前に追加
    • 選択箇所の後に追加
    • 最後に追加
    の 3 種類の中から選べるようになっています。
    (何小節追加するかも指定できる)
    また、任意の小節上で右クリック →「小節」→「削除(範囲指定)」を選択することで、小節の削除を行うこともできたりします※11
    11 任意の小節上で右クリック →「小節」→「コピー(範囲指定)」を選択することで、小節のコピーを行うこともできる。
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リピートの設定
  1. 曲中の特定部分を、指定した回数だけリピートさせることもできます。
    この “ リピート ” 機能を使う場合、まずリピートの開始地点とする小節をクリックします。
  2. そのまま右クリックし、「拍子」から、「リピート開始」を選択します。
  3. これで、選択小節に「リピート開始」マークが設置されます。
    「リピート開始」マーク
    次に、リピートの終了地点として設定したい小節をクリックします。
  4. そのまま右クリックし、「拍子」から「リピート終了」を選択します。
  5. 「リピート終了」というウインドウが表示されます。
    リピート終了
    ここで、指定した範囲を何回繰り返すのかを指定し、「OK」ボタンを押せば設定完了。
  6. 同じような機能に、「カッコ」があります。
    これは、
    • 1 コーラス目は、「カッコ1」の付いた小節を再生 → 先頭に戻る
    • 2 コーラス目は、「カッコ1」を飛ばして「カッコ2」を再生する
    という特殊なリピート機能です。
    この機能を使う場合は、最初に「カッコ1」として設定する小節をクリック → 右クリック → 「拍子」から「カッコ」を選択します。
  7. 「カッコの編集」というダイアログが表示されます。
    カッコの編集
    ここで、「1」にチェックを入れて「OK」ボタンを押します。
  8. これで、「カッコ1」が設置されました。
    「カッコ1」が設置された
    次に、「カッコ2」として設定する小節をクリック → 右クリック →「拍子」から、「カッコ」を選択。
  9. 「カッコの編集」というダイアログが表示されるので、「2」にチェックを入れて「OK」を押します。
  10. これで、初回のみ「カッコ1」を再生、2 回目は「カッコ2」を再生... というように設定されます。
    この「カッコ」は、最大で 8 つまで設定できるようになっています。
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トラックの追加
  1. トラックを増やしたい場合は、スコア上で右クリック →「トラック」→「トラック追加」を選択します※12
    12 ツールバー上の トラック追加 ボタンを押してもOK)
    トラックは、(デフォルトで)スコア上に一つしか表示されないようになっているので、トラックを追加したら、メニューバー上の「表示」から「マルチトラック」にチェックを入れておくとよい。
  2. 画面下部に追加された「Track 2」をダブルクリックし、トラック1 の時と同じように トラック名 / 色 / 楽器 を設定します。
  3. 各トラックの音量やパンは、メニューバー上の「表示」→「Show Instruments」から変更することができます。
    この「Show Instruments」画面上では、各トラックの使用楽器名 / 音色 と、
    • ボ - ボリューム
    • バ - バランス
    • R - リバーブ
    • C - コーラス
    • T - トレモロ
    • P - フェーザー
    の設定を行うことも可能となっています。
    Show Instruments
  4. トラックを削除したい時は、画面下部のトラックリスト上で目的のトラックを右クリック →「トラック削除」を選択します。
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楽曲の再生
  1. ある程度音を入力できたら、ツールバー上にある再生コントロール※13 を使い、曲を実際に再生させてみます。
    13 再生 停止 など。
    ちなみに、メニューバー上の「プレーヤ」→「再生設定」から、再生速度を調整したり、指定した小節間のみをループするように設定できたりもします。
  2. 再生設定
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演奏表現を付ける
  1. 入力した音には、様々な奏法 / 演奏表現 を付加することができます。
    演奏表現を付けたい時は、画面左上の「編集」欄内にある 選択・モード ボタンをクリックします※14
    「選択・モード」ボタンをクリック
    14 スコア上で右クリック →「編集」→「選択・モード」を選択しても同じ。
  2. 続いて、(スコア上で)演奏表現を付けたい音を選択します※15
    15 スコア上で音符を選択するのは困難なので、この時はタブ譜を表示させておいた方がいいかも...
  3. あとは、画面左の「エフェクト / テクニック」欄内にある エフェクト / テクニック 等のボタンをクリックすればOK です※16
    「エフェクト / テクニック」欄内のボタンを使う
    16 任意の音を右クリック →「音符 / エフェクト」→「エフェクト / テクニック」から選択することもできる。
    指定できる奏法 / 演奏表現 には、以下のようなものがあります。
    • デッドノート - ややパーカッシブに
    • ゴーストノート - やや静かに
    • アクセント - アクセント付加
    • 重アクセント - ヘヴィアクセント
    • ハーモニクス
    • ヴィブラート
    • チョーキング
    • トレモロアーム - トレモロバー奏法
    • スライド - スライド奏法
    • H / P - ハンマリング / プリング
    • トリル
    • ピッキング・トリル - トレモロピッキング
    • ブリッジ・ミュート
    • スタッカート
    • タッピング
    • スラッピング / チョッパー
    • ポッピング
    • フェードイン
    同じような感覚で、一度入力した音符の種類を変更することもできたりします※17
    17 長さを変更したい音符を選択 → 画面左の「音価」欄内にある 音符ボタン 等のボタンをクリックし、変更先の音符を指定する。
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コードを入力
  1. コードを入力する機能も付いています。
    コードを入力する際には、次のような操作を行います。
    1. 最初に、コードの音価( = 音の長さ = 音符の種類)を設定しておきます。
    2. 画面左下の「音符 / エフェクト」欄内にある コード挿入 ボタンをクリックします。
      「コード挿入」ボタンをクリック
    3. コード・エディタが立ち上がります。
      コード・エディタ
      そのまま、任意のコード名を選択します。
    4. 必要であれば、7th や 9、M(メジャー)、m(マイナー)、ベース音 などを指定し、
    5. 画面下部に表示されたコードの図をクリック → 実際の音をプレビュー再生してみて、
    6. 右下の「OK」ボタンをクリックします※18
    18 右上にある「追加」ボタンを押すと、現在選択中のコードをリストに登録することができる。
    リストに登録されたコードは、 Insert Chord ボタンの右にある ▼ をクリックすることで、譜面上に一発入力できるようになる。

    もちろん、この機能を使わずに、スコアやタブ譜上に直接コードを入力していってもOK です。

こうして作成された楽曲は、メニューバー上の「ファイル」→「別名保存」、または「エクスポート」から保存することができます。
「別名保存」からは、データを「TuxGuitar」固有のフォーマット(tg)※19、あるいは「Guitar Pro」互換のフォーマット(gpn)で保存することができ、「エクスポート」からは、データを

  • Audio File(WAVE / AU / AIFF)
  • MIDI
  • MusicXML
  • LilyPond
  • PDF
  • ASCII タブ
互換のフォーマットで保存できるようになっています。
(「ファイル」→「印刷」から、紙に印刷することもできます)
19 現在の作業状態を保存したい場合は、この tg 形式で保存を行う。

そのほか、マーカー※20 を作成する機能や、音にダイナミクス※21 を付ける機能、仮想フレットボード / 仮想鍵盤 / ピアノロール を使って音符を入力する機能※22移調※22、歌詞入力、メトロノーム、アンドゥ / リドゥ、ショートカットキーの変更... などの機能も付いています。
20 任意の場所へのショートカットのようなもの。
ヴァース / ブリッジ / コーラス... などの目印を付けたい時に。

21 ピアニッシモ / フォルテ などの強弱記号。
(一般的な MIDI ツールで言うところの「ベロシティ」)
個別に指定することができる。

22 「表示」→「ピアノ」/「フレットボード」/「マトリックス」から。
(「マトリックス」はピアノロール)

22 全小節の音を移調できるのはもちろん、特定小節のみを移調させることもできる。

定番の作曲ソフト

 MuseScore

高機能かつ使いやすい作曲&楽譜作成ソフト

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