akinoboard

実用的な機能がたくさん盛り込まれたスクリーンキーボード。
画面に表示された文字列キーの画像をクリックすることで、実際にキー入力を行うことができる... というソフトウェアキーボードです。
マウスの右クリックで変換候補を切り替える機能や、ホイール回転で予測変換の候補を切り替える機能、マウスカーソルが離れた時に、メインウインドウ＆キー画像 を半透明にする機能 等々が付いています。

「akinoboard」は、使いやすいスクリーンキーボードです。
画面に表示された文字列キーをクリックすることで、実際にキー入力を行うことができる仮想キーボードで、実用的な機能がたくさん盛り込まれているところが大きな特徴。
たとえば、マウスカーソルがウインドウから離れると、ウインドウ＆キー画像 が半透明表示になったり※1、単語入力した後に右クリック or ホイール回転 すると、変化候補や予測変換候補 が表示されたりします※2
1 透過までの時間＆透過先の透明度 は、メインウインドウ＆キー画像 ごとに設定することができる。
（マウスカーソルが離れた時に、透過しないように設定することもできる）
2 IME がON の時。
予測変換候補の表示＆切り替え は、IME が対応している場合のみ機能する。
また、マウスの左ボタンを長押しすると、メインウインドウをマウスカーソル位置に呼び寄せられるようにもなっています。
その他、任意の bmp / gif / jpg / png / tiff 画像を、ウインドウの背景として設定することもできたりします。

使い方は以下の通り。
このソフトを利用するには、「.NET Framework 4」 をインストールしている必要があります。

1. 「akinoboard.exe」を実行します。
2. メインウインドウが表示されます。
   このメイン画面は、キー画像のない部分をドラッグすれば移動させることができます。
   加えて、右下のグリップをドラッグすることにより、大きさを変更することもできます。

設定
3. タスクトレイアイコンを右クリック →「設定画面」を選択します。
4. 設定画面 が表示されます。
   ここで、適宜設定を行っておきます。
   （そのままでも OK だが、一応...）
   変更できるオプションには、次のようなものがあります。
   • ウインドウの背景色 or 背景画像※3
   • 透明度（ウインドウの背景＆キー画像）※4
   • マウスカーソルがウインドウから離れたら、（ウインドウを） 半透明にするかどうか※5
   • マウスカーソルがウインドウから離れたら、キー画像を半透明にするかどうか※5
   • マウスをモニターするかどうか※6
   • マウスホールド位置に、ウインドウを移動させるかどうか
   3 背景として設定できるのは、bmp / gif / jpg / png / tiff 形式の画像ファイル。
   4 透明度は、数値が小さいほど大きくなる。
   5 透明にするまでの時間は、ミリ秒単位で指定することができる。
   （ 1000ms　＝　1 秒）
   ウインドウの透過先を　0.00　にした場合、再表示させる際には “ マウスの左ボタン長押し ” を行う.
   6 マウスの左ボタン長押し＆ホイール回転 をモニターするかどうかの設定。
5. 設定が終わったら、右下の「OK」ボタンをクリックします。

実際に使う
6. テキストの入力先とするフォーム等をクリックします。
7. 「akinoboard」上のキーをクリックします。
8. すると、押されたキーが実際に入力されます。
   尚、
   • Ctrl
   • Shift
   • Alt
   といったキーに関しては、キー画像を右クリックすることで “ 押しっぱなしの状態 ” にすることができます。
   （再度右クリックすると、元の状態に戻る）
   ちなみに、IME が ON の時は、単語入力後に右クリックすることで “ 変換候補 ” を呼び出す＆切り替えることができ、ホイール回転することで、 “ 予測変換候補 ” を呼び出す＆切り替える ことができます。
   IME が OFF の時は、右クリック ＝ スペースキー、ホイール回転 ＝ ↑　↓ キー（方向キー）として動作します。