Elevated Shortcut

指定したアプリケーションを、UAC の警告ダイアログなしで特権起動できるようにするソフト。
安全であると分かりきっているプログラム等を、UAC の警告なしに管理者権限で起動できるようにしてくれます。

「Elevated Shortcut」は、特定のアプリをUAC プロンプトなしに起動できるようにするソフトです※1。
1 「Elevated Shortcut」は、「Winaero Tweaker」というソフトに統合されました。
そのため、このページでは「Winaero Tweaker」内の機能を使って操作を行う方法を紹介しています。
“ 指定したアプリケーションに、管理者権限を持たせた状態のショートカット ” を作成できるようにするソフトで、この特殊なショートカットから警告ダイアログなしの特権起動を可能にしてくれます。
操作は、基本的に目的とするアプリケーションを指定するだけなので超簡単。
UAC そのものを無効化することなく、特定の状況下でのみUAC プロンプトをスキップできるようになるので、使い勝手は中々良いと思います。

使い方は以下のとおり。
下記内容は、「Winaero Tweaker」を使ったものになります。

Winaero Tweaker のインストール
1. 「Winaero Tweaker」は、ポータブルアプリケーションとして使うこともできます。
   「Winaero Tweaker」をポータブルアプリとして使いたい場合は、インストール途中の「Setup type」という画面で「Portable mode (just extract files)」を選択 → その後表示される「Select Destination Location」という画面で、ファイルの展開先フォルダを指定してください。
   
   

実際に使う
1. 「WinaeroTweaker.exe」を実行します。
2. 初回起動時のみ利用規約画面が表示されるので、左下の「I AGREE」ボタンをクリックします。
   
3. メイン画面が表示されます。
   そのまま、左メニューの下の方にある「Elevated Shortcut」を開きます。
   
4. まず、画面上部の「Target」欄の右端にある をクリックし、UAC の警告をスキップさせたいアプリケーションを選択します。
5. 必要であれば、「Arguments」欄でコマンドラインオプションも指定しておきます。
6. 一番下の「Shortcut location」欄で、ショートカットファイルの出力先フォルダを指定します。
7. あとは、画面下部の「Create Elevated Shortcut」ボタンをクリックすればOK です。
   指定したフォルダ内に、UAC の警告をスキップできるショートカットが作成されます。

作成したショートカットを削除
1. 上部のタブを、「Manage existing shortcuts」に切り替えます。
   
2. すると、これまでに作成してきたショートカットがリスト表示されます。
   あとは、削除したいショートカットにチェックを入れ、下部にある「Remove Selected」ボタンをクリックすればOK です。