Web カメラを、監視カメラ化する!「Ivideon Server」。
Ivideon Server
Web カメラの映像を、インターネット経由で視聴できるようにする監視カメラツール。
PC に接続されたWeb カメラの映像&音声 を、出先のパソコンやスマートフォン等から視聴できるようにしてくれます。
カメラ映像を録画する機能(常時 / 動きや音声が検出された時のみ / スケジュールに従って)や、他の Ivideon ユーザーとカメラ映像を共有する機能... 等々が付いています。
Ivideon Serverは、Web カメラを監視カメラ化してくれるソフトです。
Web カメラに映し出された映像&音声 を、
- Ivideon のサイト
- 専用の デスクトップクライアント(「Ivideon Client」)
- iOS アプリ / Android アプリ
1 数秒は遅延する模様。
尚、音声の配信は任意。
監視するデバイスは(フリー版では)2 台まで指定することができ、また配信映像は録画することも可能となっています※2。
2 動きがあった場面だけを録画するようにしたり、スケジュールに従って録画したりすることができる。
容量は食うが、常時録画を行うこともできる。
配信中の映像は、他の Ivideon ユーザーと共有することもできたりするので、利用用途は割りと幅広いと思います。
使い方は以下のとおり。
- Ivideon アカウントの作成
- インストール後の初期設定
- 個別カメラの挙動設定
- 一般設定
- 監視カメラを ON にする(Web カメラの映像を配信する)
- ブラウザを使い、Web カメラの映像を見る
- 録画されたデータを、動画ファイルとして保存する
- カメラ映像を、他の Ivideon ユーザーと共有
- スマートフォンから視聴する
Ivideon アカウントの作成
- アカウント作成ページ を開きます。
- ここで、
- ログインの際に使用する E メールアドレス
- ログインの際に使用するパスワード
- 自動的に、カメラの管理画面に切り替わります。
この管理画面は一旦置いておいて、「Ivideon Server」のインストールを行います。
(管理画面は閉じてしまってもOK です)
尚、「Ivideon Server」は、Windows サービスとしてもインストールできるようになっています※3。
3 サービスとしてインストールすると、Windows 起動時に自動で映像配信が行われるようになる。
サービスとしてインストールする場合は、インストール途中の「コンポーネントを選択してください」という画面で、「サービスとしてインストールする」にチェックを入れておきます。
インストール後の初期設定
- インストールが完了すると、「Ivideon Server 設定ウィザード」という画面が表示されます。 最初の画面はそのまま「次へ」ボタンをクリックします。
- 続いて「設定オプションを選択する」という画面が表示されるので、「新規設定」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
- 次に、「Ivideon アカウント」という画面が表示されます。 ここで、登録しておいたメールアドレスを入力 → 「保存場所」欄で、カメラの設置場所を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
- おそらく、このくらいのタイミングでファイアウォールのアラートが表示されると思います。 もしこれが表示されたら、「アクセスを許可する」ボタンをクリックしてください。
- 自動的に、パソコンに接続されているウェブカメラが検出されます。 監視カメラとして使用したくないものが表示されていた場合、該当カメラのチェックを外してから「次へ」ボタンをクリックします。
- 「アーカイブ設定」という画面が表示されます。
ウェブカメラが捉えた映像を録画する時は、「アーカイブへの録画を有効にする」にチェックを入れ、
- パス - 録画された動画ファイルの保存先フォルダ
- ストレージ容量 - 動画の保存容量
- 最後に、「インストール完了」という画面が表示されます。 Windows 起動時に自動でサーバーを起動できるようにしたい場合は「システム起動時に、Ivideon Server を起動する」にチェックを入れてから「完了」ボタンをクリックします。
- 設定が完了すると、自動的にメイン画面が表示されます。
個別カメラの挙動設定
- デフォルトでは、
- Web カメラの音声は拾わない
- 録画は、動きが検出された時のみ行う
これらの設定内容を変更したい場合は、目的のカメラを右クリック → 「設定」を選択し、適宜設定変更を行っておきます。 - 設定画面が表示されます。 カメラの音声を拾うようにしたい時は、「音源を使用する」にチェック → 入力元となるデバイスを選択します。
- 録画方法をモーション検知(動きや音声検出時のみ録画)以外のものにしたい時は、「動画」タブを開いて録画方法を選択しておきます。
録画方法は、次の中から選ぶことができます。
- 無効 - 録画を行わない
- 連続録画 - 常に録画を行う
- センサー検知時のアクション※4 - 動きや音声が検知された時のみ録画を行う
- スケジュール※5 - スケジュールに従って録画を行う
5 「スケジュール」タブで、スケジュール設定を行うことができる。 動き検出機能を使って録画を行いたい時間帯は、緑のコマで塗りつぶす。
常に録画を行いたい時間帯は赤いコマで、録画を行わない時間帯は白で塗りつぶす。 - 設定が終わったら、右下の「OK」ボタンをクリックします。
一般設定
- 「Ivideon Server」で使用する Ivideon アカウントの設定、録画データの保存先フォルダ 等を変更したい時は、ツールバー上の「設定」ボタンをクリックします。
(カメラ映像が配信中である場合は、一旦「停止」してから「設定」ボタンを押す) - 設定画面が表示されます。
「Ivideon Server」で使用する Ivideon アカウントの変更を行いたい時は、一番上にある「他のアカウントにサーバーを関連付ける」ボタンをクリック → 別アカウントの情報を入力して「関連付け」ボタンをクリックします。
- 録画データの保存先フォルダを変更したい場合は、画面中段の右端にある
をクリック → フォルダの選択を行います。
(録画を行わない場合は、「アーカイブ」のチェックを外す)
ついでに「ストレージ容量」欄で、録画データの最大保存容量も決めておきます。 - 「ローカルビュー」タブでは、デスクトップクライアントで視聴する際のパスワードを設定できるようになっています※6。
6
クライアントでは、インターネット経由 / LAN 経由 で視聴を行えるようになっている。
ここのパスワードは、LAN 経由で視聴する際に必要とするパスワードのこと。
(インターネット経由で視聴する場合は、Ivideon アカウントのパスワードが必要になる)
もし、パスワードの設定を行いたい場合は、「パスワードを変更する」ボタンをクリックし、パスワード設定を行っておきます。 - 「詳細設定」タブでは、
- HTTP プロキシ - 通信の際に通すプロキシ
- ウェブカメラ録画設定 - 録画データの品質
- 暗号化の有無
監視カメラを ON にする(Web カメラの映像を配信する)
- 「Ivideon Server」を起動させます。
- カメラ映像を配信したくなったら、ツールバー上にある ボタンをクリックします。
- 映像の配信を停止させる時は、ツールバー上の ボタンをクリックします。
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