ボーカルリデューサー

ボーカルリデューサー の概要や使い方を紹介しています

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音楽ファイルをカラオケ化!「ボーカルリデューサー」。

ボーカルリデューサー
制作者 Hiroyuki
対応 98/Me/2000/XP/Vista/7

ボーカルリデューサー

各種音声ファイルから、ボーカルパートを取り除いてくれるソフト。
指定した音源から “ 中央に定位している音 ” を取り除くことにより、ファイルをカラオケっぽい状態にすることができます。
対応しているフォーマットは、WAVE / MP3 / OGG / APE / WMA / FLAC。
カラオケ化処理とは逆に、ファイルからボーカルパートを取り出す機能 も付いています。

「ボーカルリデューサー」は、音声ファイルからボーカルパートを取り除いてくれるソフトです※1
1 後継ソフト「ボーカルリデューサー:ねおん」もあります。
指定した音源から “ 中央に定位する音※2 ” を取り除くことにより、ファイルをカラオケ化することができるボーカルキャンセラーで、基本的にワンクリックで使えるその手軽さが最大のポイント。
2 右 / 左 チャンネルに共通して含まれる & ほぼ同じ音量 / 位相 で入っている音。
“ 中央に定位する音 ” がボーカルの他にもあった場合、その音も一緒に取り除かれてしまうので注意。

手軽に使える一方、処理の精度は中々高く、また一応 “ 精度と処理速度のバランス ” も調整できるようになっています※3
3 精度を高くするほど、処理時間が長くなる。
手持ちの音声ファイルの中に、カラオケ化したいものがあったりする人におすすめです。
尚、低音 / 高音 のボーカルに特化した処理モードや、キーチェンジ(音程変更)、ボーカル抽出... といった機能も付いていたりします。

使い方は以下の通り。
音源によっては、あまりうまくいかない場合もあります。

  1. 「VocalReducer.exe」を実行します。
  2. メイン画面が表示されます。
    ボーカルリデューサー
    まず、画面上部の「Source」欄で、カラオケ化したいファイルを選択します。
    (右端にある ... ボタンを押す)
  3. すぐ下の「Destination」欄で、処理されたファイルの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
  4. ファイルをWAVE 以外のフォーマットで出力する場合は、メニューバー上の「オプション」→ 「エンコード設定」から、ファイルの圧縮設定(品質設定)を行っておきます。
    「Ape」タブ
    「MP3」タブ
    「WMA」タブ
  5. 準備が整ったら、「ボーカルリデュース実行」ボタンをクリック。
  6. カラオケ化処理が実行されるので、じっくりと待ちます。
  7. しばらく待ち、画面中央のメーターがいっぱいになったら処理完了です。
    この時、左下の「Play」ボタンをクリックすることで、カラオケ化されたファイルを試聴することもできたりします。

ちなみに、「ボーカルリデュース実行」を押す前に、ツールバー上の ボタンを押しておくと、処理が “ 逆カラオケ化 ” (ボーカルを抽出)※4 になったりします。
4 ボーカルを... というよりは、 “ 中央に定位する音のみ ” を取り出す。

そのほか、画面下部の「カラオケ化調整」ボタンを押すことで、詳細設定を行えるようになっています。

カラオケ化調整
ここでは、
  • 処理の精度
  • 処理する周波数の範囲※5
  • キーチェンジ
等の設定を行うことができます。
5 「すべて (0Hz~) 」「低音ボーカル (100~12kHz) 」「通常ボーカル (150~14kHz) 」「高音ボーカル (250~15kHz) 」「カスタム」の中から選ぶことができる。

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