Lame Front-End

Lame Front-End の概要や使い方を紹介しています

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使いやすいMP3 エンコーダー!「Lame Front-End」。

Lame Front-End
2.60 / 5116 票)
制作者 Jacek Pazera
対応 2000/XP/Vista/7/8/10
バージョン 1.8
更新日時 2013-03-15
ファイルサイズ 1.6 MB
ミラー
ミラー

Lame Front-End

高性能な MP3 エンコーダー 「LAME」 のフロントエンド。
WAVE 形式の音声ファイルを MP3 にエンコード(圧縮)したり、MP3 / MP2 / MP1 形式のファイルを、WAVE にデコード(伸張)したりすることができます。
「シンプルモード」「拡張モード」という 2 種類のインターフェースが用意されているので、初心者から上級者まで幅広く使えると思います。

「Lame Front-End」は、コマンドラインの MP3 エンコーダー「LAME」のフロントエンドです。
WAVE ファイルを MP3 にエンコードしたり、MP1 / MP2 / MP3 形式の音声ファイルを、WAVE にデコードしたりすることができるというMP3 変換ソフトです。
インターフェースには、操作の易しい「シンプルモード」と、LAME のオプションをフルに指定することができる「拡張モード」の 2 種類が用意されているため、簡易的にも厳密にも使えるようになっています。
また、ファイルのID3 タグ情報を編集する機能なども付いていたりします。

使い方は以下の通り。

    シンプルモード
    通常はこちらでOK
  1. 「Lfe.exe」を実行します。
  2. メイン画面が表示されます。
    Lame Front-End
    ここに、MP3 or WAV に変換したい音声ファイルをドラッグ&ドロップします。
  3. 「LAME 設定」タブをクリックします※1
    「LAME 設定」タブ
    1 ファイル(MP1 / MP2 / MP3)をWAV に変換(デコード)する場合、この設定は不要。
    ここで、出力ファイルの品質を設定します。
    品質は、「B レート(ビットレート)」or「品質」のどちらかで指定することができます。
    「B レート」で品質を指定する場合、(「ビットレート」欄にて) ファイルに割り当てるビットレートを
      8 ~ 320 Kbps
    の間で指定することができ、「品質」で指定する場合、(「品質」欄にて) ファイルの品質を
      10 ~ 100
    の 10 段階で指定することができます。
    (数値が高いほど、ファイルは高品質になる)
    加えて、ここでは
    • エンコード品質※2
    • 固定ビットレートのON / OFF※3 - 全場面に、同じビットレートを割り当てるエンコード方式
    • VBR アルゴリズム※4
    • モノラルエンコード
    といったオプションを指定することもできたりします。
    (必要な場合のみ)
    2 品質を高くするほど、エンコード処理は低速となる。
    3 ファイルの品質を、「B レート」で指定する場合のみ有効にできるオプション。
    特に理由がなければ、ON にする必要はない。

    4 ファイルの品質を、「品質」で指定する場合のみ有効にできるオプション。
    通常は「自動」でOK。
  4. ちなみに、「ID3v2 タグ」タブを開くと、ファイルのタグ情報を編集することができます(任意)。
    「ID3v2 タグ」タブ
    ここでは、
    • アーティスト
    • アルバム
    • タイトル
    • サブタイトル / 説明
    • バンド / オーケストラ
    • 作曲者
    • 指揮者
    • トラック番号
    • セット位置
    • ジャンル
    • カテゴリ
    • コメント
    といった情報を入力できるようになっています。
  5. 再び「入力 / 出力」タブに戻ります。
    Lame Front-End
    画面下部の「出力先」欄で、変換したファイルの出力先とするフォルダを指定します。
    「出力先 = 入力先」を選択すると、変換元のファイルと同じフォルダ内に出力することができます。
    「出力先を指定」を選択すると、任意のフォルダ内に出力することができます。
    (「参照」ボタンをクリックし、ファイルの出力先フォルダを選択する)
  6. 画面右上にある「Encode / Decode」ボタンをクリックします。
  7. ファイルの変換処理が実行されます。
    あとは、処理が終了するまで待つだけです。
    拡張モードを使う
    基本的な部分はシンプルモードと同じですが、「LAME 設定」をより詳細に行えるようになっています。
  1. 変換したいファイルを、メイン画面中央にドラッグ&ドロップします。
    Lame Front-End
  2. メニューバー上の「LAME」から「拡張モード」を選択します。
  3. 「LAME 設定」タブを開きます。
  4. まず、「基本設定」タブで、基本となるエンコード方法&品質 を設定します。
    「基本設定」タブ
    エンコード方法&品質 は、
    • LAME プリセット
      品質を、中音質 / 標準 / 高音質 / 最高音質 の中から選ぶことができる
    • ビットストリーム指定
      品質を、ビットレートで指定することができる
    • カスタム設定
      VBR - 可変ビットレート(10 段階の品質レベル / 最小&最大 ビットレートを指定できる)
      ABR - 平均ビットレート(平均ビットレートを指定できる)
      CBR - 固定ビットレート(ビットレートを指定できる)
    の中から選ぶことができます。
    また、ここでは、
    • チャンネル
    • エンコード品質アルゴリズム(10 段階の品質レベル)※2
    • VBR 情報タグ
    • VBR アルゴリズム
    も指定できるようになっています。
  5. さらに 「拡張設定」タブから、次のような詳細オプションを付加することもできます(任意)。
    「拡張設定」タブ
    • ビットリザーブを無効にする
    • ISO 規格に準拠したMP3 として出力
    • デエンファシスのON / OFF
    • スケールファクタの調整
    • リプレイゲインのON / OFF
    • MP3 ヘッダ情報の設定
    • 特定周波数のフィルタリング
    • 出力サンプリング周波数の設定
    • ATH マスキングの設定
    • 各種心理音響モデルの設定
    • LAME の優先度
    • CPU 拡張命令の無効化
    • 実験的なスイッチ
    • その他、任意のパラメータ
  6. あとは、「ID3v2」タグを編集したり、ファイルの出力先フォルダを指定したりし、画面右上にある「Encode / Decode」ボタンをクリックすれば OK です。

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