MPC-BE

MPC-BE の概要や使い方を紹介しています

MPC-BE を紹介しているページです

“ MPC-HC ” の機能と見た目を拡張した、高機能マルチメディアプレイヤー!「MPC-BE」。

MPC-BE MPC-BE
3.10 / 52795 票)
制作者 MPC-BE Team
対応 7/8/8.1/10/11
バージョン 1.8.2
更新日時 2024-12-07
ファイルサイズ 18.9 MB
公式
ミラー
ポータブル版

MPC-BE(Media Player Classic Black Edition)

「MPC-HC」の機能を拡張し、見た目もスタイリッシュにした高機能マルチメディアプレイヤー。
標準状態でほとんどのメディアファイルを再生することができ、CD / DVD / Blu-ray / YouTube 動画 の再生にもデフォルトで対応しています。
シークバー上でポイントした場面をサムネイルでプレビューする機能や、シークバー上へのチャプターマーカー設置、異なる再生デバイスへの音声同時出力、ツールバー背景の配色変更... 等々の機能が付いています。

MPC-BEは、「Media Player Classic - Homecinema(MPC-HC)」の機能を拡張した高機能マルチメディアプレイヤーです。
「Media Player Classic - Homecinema」をベースに、

  • シークバー上でポイントした場面を、サムネイルでプレビューする機能
    (サーチプレビュー)
    サムネイルプレビュー
  • シークバー上へのチャプターマーカー設置
  • 音声トラック&字幕トラック の切り替えボタン( AUD SUB
    音声トラック&字幕トラック の切り替えボタン
  • フライバー(タイトルバー&メニューバー非表示時)
    フライバー
  • 異なる再生デバイスへの音声同時出力※1
    二重出力
    1 音声を、二つの再生デバイスに同時出力することができる。
    たとえば、パソコンの内蔵スピーカーと外部接続スピーカーに、音声を同時出力したりすることができる。
  • YouTube 動画の再生
  • 外部音声トラックの読み込み
    外部音声トラックの読み込み
... 等々の機能を追加したメディアプレイヤーで、「MPC-HC」の操作感はそのままに、より快適な動画視聴を行えるようにしてくれます。
基本的に「MPC-HC」がベースになっているので、標準状態でほぼすべてのメディアファイルを再生することができ※2、またインターフェースもシンプルで操作性に優れています。
2 DXVA(ハードウェアアクセラレーション)にも対応。
H264 / HEVC / MPEG-2 / VC-1 / WMV3 / VP9 再生時に、GPU(ビデオカード)の力を借りることができる。
(CPU の負荷を軽減できる場合がある)
DXVA が効いている時は、ツールバーの右端に「GPU」という表示が出る。
GPU

加えて、インターフェースはダーク&スタイリッシュ、かつモダンな感じに変更されているため※3、「MPC-HC」に比べると、いくらか今風な見た目を楽しむことができます。
3 ツールバーは、MPC-HC と同様スキンに対応している。
さらに、ツールバー背景のカラースキームをカスタマイズすることも可能。
ツールバー背景のカラースキームを変更

「MPC-HC」になんとなく物足りなさを感じている人にはもちろん、単純に “ 高機能で使いやすい ” メディアプレイヤーを探している人にもおすすめです。

主だった機能としては、

  • 指定した二点間の繰り返し再生(区間リピート)※4
    指定した二点間の繰り返し再生(区間リピート)
    4 リピート開始地点 / 終了地点 には、シークバー上に赤い目印が表示される。
  • 再生速度の増減
  • コマ送り
  • 指定した再生時間、およびフレームへのジャンプ
  • フルスクリーン再生
  • アスペクト比調整
  • 再生しているファイルの統計情報表示※5
    統計情報
    5 フレームレート、フレーム数、ビットレート 等 を、リアルタイムに確認することができる。
    (メニューバー上の「表示」 → 「統計」にチェック)
  • 再生しているファイルのメディア情報表示※6
    ファイルのメディア情報
    6 コーデック、エンコードプロファイル、使用されたエンコーダー、フレームレート、ビットレート、再生時間、画面解像度、アスペクト比、色空間... 等々の情報を確認することができる。
    (メニューバー上の「ファイル」 → 「プロパティ」)
... といったものがあります。

また、

  • よく見るファイルへのショートカットを登録できる “ お気に入り ”※7 機能
    お気に入り
    お気に入りの追加
    お気に入りの整理
    7 再生時間まで指定できる。
  • 動画の明るさ / コントラスト / 色相 / 彩度 を補正する機能
    明るさ / コントラスト / 色相 / 彩度 を補正
  • 動画内の各シーンをサムネイル一覧で並べた “ キャプ画 ” を作成する機能
    キャプ画
    (メニューバー上の「ファイル」 → 「サムネイルを保存」)

    キャプ画
  • ビデオレンダラの変更※8
    ビデオレンダラの変更
    8 DXVA を使用する場合、ビデオレンダラは エンハンスド ビデオ レンダラー / エンハンスド ビデオ レンダラー (カスタム) / 同期ビデオ レンダラー のいずれかにする必要がある。
  • 外部字幕トラックの読み込み
  • 字幕の抽出
... 等々の機能も備えていたりします。

冒頭で紹介した各機能を有効化する時は、下記のような設定を行ってください。

サーチプレビュー&チャプターマーカー の設定
  1. メニューバー上の「表示」から「オプション」を選択します。
    (もしくは、プレイヤー上で o キーを押す)
  2. オプション画面が表示されるので、左メニュー内の「プレーヤー」>「インターフェイス」を開きます。
    オプション画面
  3. あとは、画面右側にある
    • 検索でプレビュー機能を使用
    • チャプターマーカーを使用する
    にチェックを入れれば設定完了です。
    ちなみに、この画面の上部にある
    • 明るさ
    • 赤、緑、青
    といったスライダーをドラッグすることにより、ツールバー背景の配色をカスタマイズすることもできます。
    ツールバー背景のカラースキームを変更
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フライバー(メニューボタン)の表示切り替え
  1. メニューバー上の「表示」から「メニューバーを隠す」を選択します。
    (もしくは、ホットキー “ 「Ctrl」+「0」 ” を押しても OK)
    メニューバー上の「表示」から「メニューバーを隠す」を選択する
  2. プレイヤー上で右クリックし、「表示」 → 「フレームのみ」を選択します。
    (ホットキー “ 「Ctrl」+「0」 ” を押しても同じ)
    プレイヤー上で右クリックし、「表示」 → 「フレームのみ」を選択する
  3. これで、画面右上にフライバーが表示されます。
    フライバーが表示される
    フライバーは、画面右上にマウスカーソルを移動させた時だけ表示されますが、ロック ボタンを押すことにより、表示をロックすることもできたりします。
  4. 再度メニューバーを表示させたくなったら、プレイヤー上で右クリックし、「表示」 → 「境界線を隠す」を選択 → 続けてプレイヤー上で右クリックし、「表示」 → 「タイトルとメニューバーを表示」を選択します。
    (ホットキー “ 「Ctrl」+「0」 ” を二回押しても OK)
    プレイヤー上で右クリックし、「表示」 → 「境界線を隠す」を選択する
    続けてプレイヤー上で右クリックし、「表示」 → 「タイトルとメニューバーを表示」を選択する
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ツールバースキンの変更方法
  1. 「MPC-BE」は終了させておきます。
  2. 公式ページMedia Player Classic - Home Cinema WikiDEV.MPC-NEXT.RUdeviantART あたりで、適当なスキンをダウンロードしておきます。
  3. スキンの名前は、「toolbar.bmp」か「toolbar.png」でなくてはなりません。
    入手したスキンの名前が違うものであった場合、「toolbar.bmp」か「toolbar.png」に変更しておきます。
  4. あとは、「toolbar.bmp」や「toolbar.png」を、「mpc-be.exe」(あるいは「mpc-be64.exe」)と同じフォルダ内にコピーすれば OK です。
    「toolbar.bmp」や「toolbar.png」を、「mpc-be.exe」(あるいは「mpc-be64.exe」)と同じフォルダ内にコピーする
    スキンを変更した
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異なる再生デバイスへの音声同時出力
  1. メニューバー上の「表示」から「オプション」を選択します。
    (もしくは、プレイヤー上で o キーを押す)
  2. オプション画面が表示されるので、左メニュー内の「音声」を開きます。
    二重出力
  3. あとは、画面右上にある「二重出力」にチェックを入れ、「音声レンダラー」欄で音声を出力するデバイスを選択すれば OK です。

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