多くのフォーマットに対応した動画編集ソフト!「Avidemux」。
Avidemux
Avidemux
映像にフィルタをかける
- メニューバー上の「映像」から「フィルター」を選択します。
(「映像出力」が「Copy」になっていると、フィルターをかけることができないので注意)
ちなみに、メニューバー上の「映像」→「ポストプロセッシング」から、画質補正機能を利用することもできたりします。 - 「映像フィルターの管理」という画面が表示されます。
ここで、利用したいフィルタをダブルクリックし、適宜パラメータを設定しておきます。
利用できるフィルタには、下記のようなものがあります。
(フィルタは、複数設定することができる)- 境界を追加 - 黒ベタ追加※5
- ロゴを追加 - ロゴ画像を合成
- 黒色境界線 - 黒ベタ塗り※6 6 画面の上 / 下 / 左 / 右 端から、フレームを指定したピクセルサイズだけ黒く塗りつぶす。
- リサンプル FPS - フレームレートの変更(速度変更なし)
- FPS を変更 - フレームレートの変更(速度変更あり)
- 拡大縮小(swsResize)
- クロップ / トリミング※7 7 画面の上 / 下 / 左 / 右 端から、フレームを指定したピクセルサイズだけ削り取る機能。
- フェード - フェードイン / アウト 効果の挿入
- 上下反転
- 回転 - 映像を、90 / 180 / 270 度回転
- 左右反転
- インターレース解除
- MPlayer 映像イコライザー - コントラスト / 明るさ / 彩度 / ガンマ の調整
- MPlayer 色相 - 色相 / 彩度 の調整
- コントラスト - コントラスト / 明るさ の調整
- ノイズ除去
- ASharp - シャープ
- ガウスぼかし
- MPlayer ロゴ除去
- 字幕 - ASS / SSA / SRT を読み込める
- 境界を追加 - 黒ベタ追加※5
- 追加したフィルタを削除する時は、右の「アクティブなフィルター」欄で目的のフィルタを選択 → 右クリックして「除去」を選択します。
(部分適用できないフィルタもある) - 追加したフィルタがどのようにかかるのかは、画面右下の「プレビュー」ボタンをクリックすることで確認することができます。
(プレビューがかからないフィルタもある模様)
音声にフィルタをかける
- 必要に応じて、音声にもフィルタをかけることができます。
(「音声出力」が「Copy」になっていると、フィルターをかけることができないので注意)
音声にフィルタをかける場合は、メニューバー上の「音声」から「フィルター」を選択し、適宜設定を行っておきます。
- フレームレート変更
- DRC(コンプレッサー)
- リサンプリング
- 音声シフト (音ズレ補正)
音が遅れている場合は、 -500 のように負の値を入力する。
(単位はミリ秒)
音が早く聞こえている場合は、 500 のように正の値を入力する。
この遅延設定は、メイン画面の「音声出力」欄下にある「シフト」欄で設定しても同じ。 - リミックス (チャンネル数の設定)
- ゲイン (音量調整)
フィルタ適用後の動画をプレビュー再生する
- ツールバー上の ボタンをクリックすると、動画再生時にフィルタをかけた後の内容でプレビュー再生できるようになります※8。
尚、デフォルトでは音量が最大になっているので注意。
(音量バーは、メイン画面の右下にある)
出力する音声トラックを選択する(マルチトラック音声の動画を編集する場合)
- 複数の音声トラックを持つ動画を編集する時は、出力トラックの選択&設定 を行うことができます。
( AVI / MKV / MP4 などで出力する場合は、音声をマルチトラックにすることができる)
出力トラックの設定を行う時は、メニューバー上の「音声」から「トラックを選択」を選択します。 - 音声トラック設定画面が表示されます。
ここで、どのトラックにどの音声を入れ込むのかを設定します。
- 必要であれば、各トラックの言語、変換先フォーマット、エンコード設定、フィルター設定 も行っておきます。
(各トラックごとに、変換先フォーマットを変えることもできる)
編集した動画を保存する
- 画面左下にある「出力形式」欄で、編集した動画の出力先フォーマットを選択します※9。
(「libmp4v2」は、開発が活発でない)
9 ただし、「MP4v2 Muxer」を使用すると、動画をストリーミング用に最適化したり、iPod と互換性を持たせたりすることができる。
(「MP4v2 Muxer」選択後、「構成」ボタンを押す)
(もしくは、MKV で出力する) - メニューバー上の「ファイル」から「保存」を選択します。
- 「名前を付けて保存」ダイアログが立ち上がります。
あとは、ファイルの出力先フォルダ&名前※10 を指定すれば OK です。
10 拡張子の入力も必須。
そのほか、変換終了時にコンピュータをシャットダウンさせる機能や、ファイルのプロパティ※11 を表示する機能、選択した場面のフレームを BMP / JPEG ファイルとして保存する機能※12 等々も付いています。
11
メニューバー上の「ファイル」から「インフォメーション」を選択する。
ビデオコーデック、画像サイズ、アスペクト比、フレームレート、再生時間、オーディオコーデック、音声のビットレート、サンプルレート 等の情報を確認することができる。
12
メニューバー上の「ファイル」→「画像を保存」から。
■ Kenのムービー計画
Avidemux TOPへ |
おすすめフリーソフト
スポンサードリンク