「ファイル名を指定して実行」から、ウェブ検索を実行できるようにする方法
ホットキー “ 「Win」＋「R」 ” を押して表示される「ファイル名を指定して実行」から、ウェブ検索を実行できるようにする方法を紹介します。
■ EdgeDeflector
このページで紹介する方法では、おそらくほとんどの検索エンジンを使うことができ、また複数の検索エンジンを使い分けることが可能です。
検索結果のページは既定のブラウザで表示されるようになっていて、必要であれば任意のブラウザで開くように設定することも可能です。
普段、色々な検索エンジンを使って調べ物をしている人におすすめです。
ちなみに、仕組みとしては、 よく使うファイルを、キーワード入力のみで開けるようにする方法 と同じような感じです。
-
準備
- まず、メモ帳などの
テキストエディタ
を開きます。
- ここに、下記のようなコマンドラインを書きます。
rundll32 url.dll,FileProtocolHandler "%1"
- 続いて、ダブルクオーテーションマークの中にある %1 の直前に、使用する検索エンジンの URL を入力します。
たとえば、リアルタイム検索の URL を指定する場合、↓ のような感じになります。
rundll32 url.dll,FileProtocolHandler "https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%1"
検索エンジンの URL については、代表的なところで言うと下記のようなものを使うことができます。- Google ウェブ検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&q= - Twitter
https://twitter.com/search?q= - Yahoo! Japan
http://search.yahoo.co.jp/search?p= - リアルタイム検索
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p= - Yahoo! 知恵袋
http://chiebukuro.search.yahoo.co.jp/search?p= - Yahoo! ニュース
https://news.yahoo.co.jp/search/?p= - 教えて！goo
http://oshiete.goo.ne.jp/search_goo/result/?code=utf8&MT= - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query= - Gmail
https://mail.google.com/mail/u/0/#search/ - Google マップ
https://www.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF-8&q= - Google 画像検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&tbm=isch&q= - Google 動画検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&tbm=vid&q= - Google ニュース
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&tbm=nws&q= - 楽天
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/ - Amazon
http://www.amazon.co.jp/s/?field-keywords= - ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/ - DuckDuckGo
https://duckduckgo.com/?q=
こういった URL の取得方法は、Firefox アドオン「Anything」のページなどで紹介しています。 - Google ウェブ検索
- 検索結果を既定のブラウザ以外のブラウザで開きたい場合は、 rundll32 url.dll,FileProtocolHandler の部分を、目的とするブラウザのパスに書き換えます。
- テキストファイルの内容を、CMD ファイルとして任意のフォルダ内に保存します。
（名前は何でも OK）尚、保存の際には、「ファイルの種類」を「すべてのファイル (*.*)」にし、拡張子 .cmd を付けてください。
- 作成された CMD ファイルを右クリックするなどして、ショートカットを作成します。
- 作成されたショートカットの名前を、適当なアルファベット名に変更します。
（「 - ショートカット」という文字列は不要です）名前は何でも OK ですが、アルファベット 1 ～ 3 文字くらいの長さにしておくと後々楽です。
- ショートカットファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「実行時の大きさ」を、「最小化」にしておきます。
- 「ファイル名を指定して実行」から使用できるようにしたい検索エンジンが他にもある場合は、同様の手順で CMD ファイルを作成 → ショートカットファイルの作成 → ショートカットファイルのリネーム... を行います。
- 必要な数だけ CMD ファイルとショートカットを作成したら、すべてのショートカットファイルを
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C:\Windows
リンク元の CMD ファイルに関しては、元のフォルダから動かさないようにしておきます。
（CMD ファイルのパスが変わってしまうと、ウェブ検索を行えなくなります） - これで準備完了です。
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「ファイル名を指定して実行」から、ウェブ検索を実行する
- ホットキー “ 「Win」＋「R」 ” を押すなどして、「ファイル名を指定して実行」を呼び出します。
- 「C:\Windows」内にコピーしたショートカットの名前を入力します。
ショートカットを複数作成しておいた場合は、使用したい検索エンジンの URL が書かれている方のショートカット名を入力します。
（こうすることで、複数の検索エンジンを使い分けることができる） - ショートカットの名前から半角スペースを空けて、検索キーワードを入力 → 「OK」ボタンをクリックします。
（検索キーワードを入力 → 「Enter」キーを押しても OK）
- すると、CMD ファイル内で指定しておいた検索エンジンで、ウェブ検索が実行されます。
「ファイル名を指定して実行」からウェブ検索を実行できないようにする時は、作成したショートカットファイルと CMD ファイルをすべて削除すれば OK です。
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