Folder2Junction

Folder2Junction の概要や使い方を紹介しています

Folder2Junction を紹介しているページです

任意のフォルダを、他のフォルダへの “ ジャンクション・ポイント ” に「Folder2Junction」。

Folder2Junction
制作者 instantrunoff
対応 Vista

Folder2Junction

指定したフォルダを、他のフォルダへの “ ジャンクション・ポイント ” にすることができるソフト。
フォルダを別フォルダの “ ジャンクション・ポイント ” にすることで、それぞれに場所が異なる二つのフォルダを、常に内容が同一になる “ 共有フォルダ ” のようにして扱えるようになります。

「Folder2Junction」は、指定したフォルダを “ ジャンクション・ポイント ” にすることができるソフトです。
“ ジャンクション・ポイント ” とは、「あるフォルダ(ドライブ)への接合点」となるフォルダのことで、接合先(リンク先)フォルダ / ドライブへの “ 別入り口 ” のようなもののことをを言います※1
1 感覚的にはショートカットに近いが、ジャンクションポイントは、それを一つのフォルダとして実際に開くことができる。
(より正確に知りたい人は、この辺 が参考になります)

この “ ジャンクション・ポイント ” (リンク元フォルダ)と接合先のフォルダ(リンク先フォルダ)は、異なる場所にあるにも関わらず、内容が常に同一になる... という “ ワームホール的な関係 ” になります※2
2 たとえば、A というフォルダをB というフォルダのジャンクション・ポイントにすると、それ以降 A というフォルダ(ジャンクション・ポイント)と B というフォルダは、 “ シンクロする ” ということ。
(実際には、A というフォルダが B というフォルダの仮想フォルダになるような感じ)
このA フォルダ(ジャンクション・ポイント)に「xx.txt」というファイルをに放り込むと、B フォルダにも「xx.txt」が自動で生成され、どちらかのフォルダで「xx.txt」を削除すると、もう一方のフォルダでも「xx.txt」が自動で削除される。
(ただし、実際にファイルサイズが増減するのは、B フォルダが存在するドライブのみ)

言ってみれば、「Folder to Drive」 のようなツールで作成した仮想ドライブと、その仮想ドライブに割り当てられているフォルダの関係に近いと言えます。
処理は全てフォルダの右クリックメニューから行うことができ、普通の「フォルダへ移動」のような感じで使うことが出来ると思います。

使い方は以下のとおり。
  1. まず、ジャンクション・ポイントにするフォルダを右クリックし、
    • Move Folder Then Create Junction Here
      フォルダを移動し、ジャンクション・ポイントを作成する
    を選択します。
  2. 「フォルダの参照」ダイアログが開くので、ジャンクション先(リンク先)とするドライブ /
    フォルダを指定します。
    ここで指定したドライブ / フォルダ直下に、最初に右クリックで選択したフォルダがそのまま移動されるかたちになります※3
    3 そして、元のフォルダがあった場所に、ジャンクション・ポイントが生成される。
    (ジャンクション・ポイントは、ショートカットのようなアイコンで表示される)
    • Done! New Location of Folder
    というダイアログが表示されたら処理完了です。
    最初に右クリックで選択したフォルダと、「フォルダの参照」で指定したフォルダが、ワームホールのような状態になります。
尚、ジャンクション先のフォルダ(実体の方)を移動したりリネームしたりしてしまうと、ジャンクション機能は無効になってしまうので注意が必要です※4
4 一応、あとから修正すれば正常に利用できるようにはなるが...
ちなみに、ジャンクション・ポイント自体は、移動してもリネームしても普通に使える。
(動かしていいものなのか分かりませんが)

ジャンクション・ポイントが不要になったら、普通に削除してOK です。

このページのTOPへ

Folder2Junction を紹介しているページです