STEP_K

STEP_K の概要や使い方を紹介しています

STEP_K を紹介しているページです

表計算ソフト風なインターフェースのタグエディタ!「STEP_K」。

STEP_K
3.42 / 597 票)
制作者 Kobarin
対応 XP/Vista/7/8/10
バージョン 1.05a
更新日時 2021-07-02
ファイルサイズ 3.1 MB
STEP_K

STEP_K

Excel 風なインターフェースのタグエディタ。
Excel でデータを編集するのと同じような感覚で、音声ファイルのタグ情報を編集することができます。
ファイル名を元にタグを自動生成する機能や、タグ情報を元にファイルをリネームする機能、指定したデータを下方向に一括コピーする機能、指定したデータを連番化する機能、定型文入力支援機能、検索 / 置換、タグ情報のコピー、プレイリスト作成、音楽プレイヤーとの連携... などの機能が付いています。

「STEP_K」は、表計算ソフト風なインターフェースのタグエディタです。
各種音声ファイルのタグ情報を、Excel で編集するのと同じような感覚で編集することができる... というスプレッドシートライクなインターフェースのタグエディタです※1
1 音声ファイルのタグ情報(トラック名 / アーティスト名 / アルバム名 等)がセル上に並べられるので、変更したい部分をクリックして編集していく。
各種情報を手動で編集できるのはもちろん、ファイル名を元にタグを自動生成したり、テキスト変換機能※2 を使ってタグを一括編集したりすることも可能となっています。
2 全角 ⇔ 半角、大文字 ⇔ 小文字、ひらがな ⇔ カタカナ 等を相互に変換することができる。
単語の一文字目のみを大文字にする機能や、タグ情報の先頭 or 末尾 から指定した文字数分だけを削り取る機能 もある。

対応しているフォーマットは、MP3 / RMP / WAV / AVI / M4A / MP4 / M4V / FLAC / APE / TAK / OFR / OFS / WV / OGG / OGA / TTA / WMA / ASF / WMV / VQF / DSF。
(読み込みのみ OPUS にも対応)
その他、

  • 指定したセルの内容を、下方向に向かって一括コピペ(上書き)する機能
  • 下方向に向かって連番を一発入力する機能
  • クリップボード内の文字列を、複数のセルに一括貼り付けする機能
  • タグ情報を元にファイルをリネームする機能
なども付いていたりします。

基本的な使い方は以下の通り。
このソフトを使用するには、「Visual Studio 2019 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をインストールしている必要があります。

タグを手動で編集する
  1. 「SuperTagEditor.exe」を実行します※3
    3 64bit 版の OS を使用している場合は「x64」フォルダ内のものを、32 bit 板の OS を使用している場合は「x86」フォルダ内のものを使用する。
  2. メイン画面が表示されます。
    STEP_K
    まず、タグ編集を行いたいファイル(または、音声ファイルの入ったフォルダ)をドラッグ&ドロップします。
    (メニューバー上の「ファイル」→「フォルダを開く」から、目的のフォルダを追加しても OK )
    タグ編集を行いたいファイルやフォルダを、ドラッグ&ドロップする
  3. 任意のセルをダブルクリック※4 し、
    • ファイル名
    • トラック名
    • アーティスト名
    • アルバム名
    • TrackNo
    ... 等々の情報を編集します※5
    任意のセルをダブルクリックし、データを編集する
    4 シングルクリック、または F2 キー押しでも OK。
    シングルクリックの場合、既存のテキストを上書きするかたちになる。

    5 メイン画面内に表示するカラムは、メニューバー上の「オプション」→「オプション設定」→「上級者向け」>「表示項目設定」で変更することもできる。
    (変更内容は、次回起動時から反映される)
    表示項目設定


    尚、セル内でテキストをコピー&ペースト したりすることももちろん可能です※6
    6 クリップボード内のテキストを、指定したセル内の情報に “ 付け加える ” かたちでペーストすることもできる。
    (「追加貼り付け」という機能)
    追加貼り付けしたいテキストをコピーしたら、貼り付け先のセルをクリック → 右クリックして「追加で貼り付け」を選択する。
    (その後、セル内の情報の “ 前 ” に追加するのか、“ 後 ” に追加するのかを選択する)
    追加で貼り付け
    追加で貼り付け
  4. 編集が終わったら、メニューバー上の「ファイル」から「タグ情報を更新」を選択すれば OK です。
    (ホットキー “ CtrlS ” を押してもよい)
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各種変換機能を使う
  1. 任意のセルをクリック※7 → 右クリック することで、該当セル内にある情報の
    • 半角を全角に、
    • 全角を半角に、
    • 小文字を大文字に、
    • 大文字を小文字に、
    • 単語の一文字目を大文字に、
    • ひらがなをカタカナに、
    • カタカナをひらがなに、
    変換したり、
    • 先頭 or 末尾から n 文字目までを削除
      先頭 / 末尾から n 文字を削除
    したりすることができます。
    各種変換機能
    7 「Shift」キーを押しながらセルを選択すると、複数のセルを選択状態にすることができる。
  2. また、
    • ファイル名をトラック名で、
    • トラック名をファイル名で
    上書きすることもできたりします※8
    8 ファイルを右クリック →「デフォルト変換」から。
    デフォルト変換
  3. あるセルの情報を、下方向に向かって自動コピペ ( = 自動上書き入力) していくこともできます。
    (リストに読み込んだファイルの “ アーティスト名 ” “ アルバム名 ” 等を統一させたい時などに)
    この機能を利用したい場合、情報源とするセルから下方向に (必要なだけ) セルを選択していき、右クリック →「下方向へコピー」を選択すれば OK です。
    (セルを選択後、ホットキー “ CtrlD ” を押してもよい)
    下方向へコピー
  4. 同じような機能で、下方向に連番を上書き入力していく機能があります。
    (トラック番号を一発入力したい時などに便利)
    この連番機能を利用したい場合、連番の先頭となるセルから下方向に (必要なだけ) セルを選択していき、右クリック →「下方向へ連番」を選択します。
    (「下方向へ連番を追加」を選択すると、セル内の情報に連番を “ 追加 ” することができる)
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ファイル名を元にタグを自動生成・タグ情報を元にファイルをリネーム
  1. まず、メニューバー上の「変換」から「ユーザー指定変換」→「書式設定」を選択します。
  2. 「ユーザー変換書式設定」というウインドウが表示されます。
    ユーザー変換書式設定
    この画面の上部にある「タグ情報 ⇒ ファイル名」欄で、“ タグ情報を元にファイルをリネームする場合 ” の、リネーム書式を設定しておきます※9
    (必要な場合のみ)
    9 デフォルトの %ARTIST_NAME%-%ALBUM_NAME%-%TRACK_NAME% は、アーティスト名-アルバム名-トラック名 を意味している。
    たとえば、アーティスト名に hoge 、アルバム名に test 、トラック名に music というタグが書きこまれているとすると、リネーム後のファイル名は hoge-test-music になる。
    %ARTIST_NAME% %ALBUM_NAME% %TRACK_NAME% 等の変数を、並べ替えたり削除したり追加したりすることで、ファイル名のフォーマットを自由に設定することができる。

  3. 同じように、「ファイル名 ⇒ タグ情報」欄で、 “ ファイル名を元にタグを自動生成する場合 ”、ファイル名のどの部分をどのタグと一致させるのか... ということを設定します※9
    ちなみに、上部にある「カレント書式」を切り替えることにより、書式を 5 パターンまで登録しておけるようになっています。
    書式は、最大で 5 パターンまで登録しておくことができる
  4. 書式の設定が終わったら、任意のファイルをクリック → 右クリックし、「ユーザー指定変換」から
    • 「タグ情報 ⇒ ファイル名」 - タグ情報を元にファイルをリネーム
    • 「ファイル名 ⇒ タグ情報」 - ファイル名を元にタグ情報を入力
    のどちらかを選択すれば OK です。
    ユーザー指定変換
    ファイル名やタグ情報が、設定したとおりに上書きされます。
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定型文入力支援機能を使う
    指定したセルに、定型文を貼り付ける
  1. まず、メニューバー上の「オプション」から「定型文」を選択します。
  2. 「定型文設定」という画面が表示されます。
    定型文設定
    ここに、任意の定型文を登録しておきます※10
    10 右端にある「詳細」ボタンをクリックすることで、定型文の貼り付け方を指定することもできる。
    (貼り付け先にあるセルの情報と置き換えるのか、前 or 後ろ に追加貼り付けするのか)
    定型文の貼り付け方を指定することもできる

    定型文は、各グループごとに 10 個ずつ、最大で 30 個まで登録できるようになっています。
  3. 定型文を登録し終えたら、下部の「OK」ボタンをクリックして設定画面を閉じます。
  4. 任意のセルをクリックし、右クリック →「定型文貼り付け」から貼り付けたい定型文を選択します。
    貼り付けたい定型文を選択する
  5. 「定型文貼り付け」というダイアログが表示されます。
    定型文貼り付け
    ここで、選択中のセルに、定型文を上書き(置換)するのか、前 or 後ろ に追加するのかを選択 → 「OK」ボタンをクリックします。
  6. すると、選択した定型文が、指定のセルに貼り付けられます。

そのほか、

  • 検索 / 置換
    定型文貼り付け
  • お気に入りフォルダの登録
    お気に入りフォルダの登録
  • プレイリスト作成※11
    11 リスト上でチェックを入れたファイルを元に、m3u / m3u8 形式のプレイリストを作成することができる。
  • ファイル移動※12
    12 移動先のフォルダ内に、タグ情報を元にしてフォルダを自動生成することもできる。
    移動先フォルダの書式
  • Winamp / SCMPX / KbMedia Player / foobar2000 / Lilith / uLilith などのプレイヤーで、選択中のトラックを再生※13
    移動先フォルダの書式
    13 あらかじめ、メニューバー上の「オプション」→「オプション設定」→「一般」>「プレイヤー」画面で、再生を行うプレイヤーと該当プレイヤーのパスを指定しておく。
    (機能は限られるが、リストにないプレイヤーを指定することもできる)
    プレイヤー
等の機能も付いています。

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