LameACM

LameACM の概要や使い方を紹介しています

LameACM を紹介しているページです

音声ストリームを、高音質な MP3 として出力!「LameACM」。

LameACM
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制作者 The LAME Project
対応 98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
バージョン 3.99.5
更新日時 2012-02-28
ファイルサイズ 333 KB
ACM
Bundle

LameACM

音声ストリームを、高音質&高圧縮 な MP3 で出力できるようにするオーディオコーデック。
Windows 標準の MP3 コーデックよりも、遥かに高音質な MP3 を作成できるようにしてくれます。

「LAME」は、コマンドラインで動作するMP3 エンコーダー※1 です。
1 LAME Ain't MP3 Encoder( LAME はMP3 エンコーダではない)」の略語ですが、実質的にエンコーダーとして使われることが一般的なので、ここではエンコーダーと呼びます。
高音質 ” かつ、“ 細かいオプション設定を行うことができる ” ... などの理由から、非常に幅広いシーンで利用されている音声圧縮ツールで、MP3 エンコーダーの代名詞的な存在として広く知られています。
この「LAME」を、ACMAudio Codec Manager)※2 から使えるようにしたものが「LameACM」です。
2 Windows の音声圧縮マネージャー。
動画で言うところの “ VFW ” のようなもの。

Windows 標準の MP3 コーデックと同じように使えるにも関わらず、かなり高いサンプリングレート / ビットレート を指定できる... という特徴を持っています※3
3 Windows 標準 → 最大で56 KBit/s、 24000 Hz
LameACM → 最大で320 Kbps、48000 Hz

単体で動作するソフトではないので、「AviUtl」 「VirtualDubMod」 「TMPGEnc」 「The KMPlayer」 等々、音声圧縮の際に ACM を利用できるソフト上で使います。

使い方は以下のとおり。

    インストール( 32 bit 版の OS を使用している場合)
  1. 「LameACM」をダウンロードしてきたら 解凍 し、一応フォルダごと「C:¥Program Files」辺りに移動させておきます。
    (この作業は、必須ではありません)
    フォルダごと「C:¥Program Files」に移動させる
  2. 次に、中にある「LameACM.inf」を右クリック →「インストール」を選択します。
    「LameACM.inf」を右クリック →「インストール」を選択
  3. 特に「インストール完了」などのウインドウは表示されませんが、これにてインストール完了です。
    インストール( 64 bit 版の OS を使用している場合)
  1. あらかじめ、C ドライブ直下に「lame」という名前のフォルダを作成しておきます。
    (フォルダパスは「C:\lame」になる)
    「lame」という名前のフォルダを作成
  2. 「LameACM」をダウンロードしてきたら 解凍 し、中身のファイルを先ほど作成した「lame」フォルダ内にコピーします。
    中身のファイルを、「lame」フォルダ内にコピー
  3. このファイル をダウンロードします。
    (ダウンロードしたファイルの拡張子が「.txt」等になっていたら、「.bat」に書き換えて下さい)
    尚、このファイルは、「LameACM.inf」に同梱されている「HOWTO Install LAME-ACM on x64.txt」の内容をバッチファイル化したものです。
  4. ダウンロードした「LameACM-Install64.bat」を右クリックし、「管理者として実行」します。
    「LameACM-Install64.bat」を、「管理者として実行」
  5. 特に「インストール完了」などのウインドウは表示されませんが、これにてインストール完了です。
    実際に使う
  1. 「AviUtl」などのフロントエンド上で、音声コーデック設定画面を呼び出します。
  2. 音声を圧縮するコーデックとして、「LAME MP3」を選択します。
    ( Vista 以降の OS を使用している場合、「MPEG Layer-3」と表示されるようです※4
    「LAME MP3」を選択
    4 「MPEG Layer-3」を選択すると、なぜか「LAME MP3」を選択したことになる。
    そして、どういう訳か次回から「LAME MP3」が表示されるようになる。
    「VirtualDub」系のツールでは、Vista 以降でも最初から「LAME MP3」と表示される。
  3. あとは、音声ストリームの品質を選択すればOK です。
    音声ストリームの品質を選択
    「VirtualDub」系のツールでは、「全てのフォーマットを表示する」にチェックを入れると、全てのプリセットを表示できるようになります。
    「全てのフォーマットを表示する」にチェック
    ちなみに、音声をABR(可変ビットレート)で圧縮することもできますが、ABR で圧縮すると、ほとんどの場合で音ズレが生じます。
    そのため、プリセットはCBR(固定ビットレート)のものを選んだ方がよいでしょう。
    (ただし、出力先のフォーマットがAVI でない場合、ABR でも問題はない)

このページでは「LameACM」を紹介しましたが、「Lame」の実行ファイル「lame.exe」までのパスを指定することにより、MP3 圧縮が可能になるエンコーダーもあります※5
5 XRECODE3」「Exact Audio Copy」「foobar2000」など。
さらに、「LAME」のMP3 エンコードエンジンライブラリ「lame_enc.dll」を利用することで、MP3 圧縮が可能になるソフトも結構あるので※6、「lame.exe」、「lame_enc.dll」も持っておいて損はないと思います。
6 Audacity」「AudioEncoder」など。
その「lame.exe」「lame_enc.dll」は、Bundle 版のLAME にパックされています。

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